息抜き上手は勉強上手 2019.07.29

TAC
TAC講師コラム
皆さんこんにちは。TAC国際資格講座で、米国公認会計士(USCPA:US Certified Public Accountant)の講師をしている阿辺と申します。

みなさんは今、何かの資格や検定に興味をもって、このページをご覧になられているのだと思いますが、その資格や検定に興味をもったきっかけはどんなものでしたか? 私が会計士という資格を知り、目指すきっかけとなったのは実は映画でした(笑)。
「シンドラーのリスト」という映画で主人公、オスカー・シンドラーの右腕として活躍するのがイザック・シュターンという会計士だったんですね。そこで活躍する会計士の姿を見て、カッコイイと思ったのがきっかけです(ネタバレするので深くは書きませんが、是非観てください)。

会計士が活躍する映画ってあんまりないんですよね。そこで「そもそも会計士って本来何やってんの?」と思って調べてみると、「監査」とか「コンサルティング」とかいうキーワードが出てくるわけです。これまたカッコイイ!?

さらに調べると、日本の公認会計士試験は超難関資格のようですが、米国の場合は、実はそうでもないこともわかりました! もちろん米国の会計士試験が簡単だという訳ではないですが超難関ということでもないということでチャレンジしたのを覚えています(USCPAの試験科目は4科目ありますが、科目合格制が導入されていて、しかも各科目の合格率は50%程度なので、しっかり学習すれば必ず合格できるといわれています)。

ただ私が勉強を始めたころは日本での受験ができず、米国に試験を受けにいく必要がありました。そのため、日本からだと比較的近いグアムやハワイで受験する人が多かったんですね。
入国審査のとき「What's the purpose of your visit?(入国目的は?)」と聞かれ、「USCPA Exam(会計士試験です)」と言っても全く理解してもらえず、怪しまれたのも今となっては良い思い出です(笑)。それに観光リゾートに一人で行くわけです。周りは華やいでいる中、自分だけモンモンとしながらホテルで勉強していましたよ(笑)。
今では日本で受験できますので、非常に楽になりましたね。


そんな私ですが、普段はTACで講義を行ったり、教材を作成したり、講座のパンフレットを作成したりしています。なんとなく分かるかもしれませんが、TACの講師はユニーク(?)な人が多いので飽きませんね。受講生の方も熱い人が多いように思います。

また非常勤で某監査法人にも勤めています。これがかなり対照的な働き方で、講師として、講義をしている時はずっとしゃべっているわけですが、監査業務はどちらかと言うと黙々と資料(監査調書)を作りあげていく感じなんですよ(笑)。

お客様のところに監査に行くと、様々な企業のトップの方とお話ができて非常に刺激になるので楽しいのですが、窓の無い部屋に通されることが多く、閉所が苦手な私としてはこれがちょっと困るところですかね~笑(意見には個人差があります)。
ちなみに米国公認会計士だからといって、監査業務では英語系の案件だけをやるのかといえばそんなことはなく、日本の法人にも行きます。むしろそちらの方が多いので、様々な経験を積むことができる職場だと思います。

さておき、仕事のときもそうですが、受験勉強の合間にも息抜きは重要です。合間合間にうまく息抜きをすると生産性も高まります。
私は正直、受験勉強中の息抜きは下手な方でしたね(笑)。ちょっと息抜きをしようと思うと、10分のつもりがダラダラと長く休んでしまったり、一度オフにしたスイッチをもう一度オンにするのに時間がかかってしまうことが多々ありました。

そこで個人的にやっていた息抜きというか、講義を受けるときの楽しみ方は、講師の人間観察でした(笑)。講師の喋る癖を見つけて、1回の講義で何回それを言うかとか、身振り手振りを真似てみたりして楽しんでいました(笑)。講義を聴いている中で息抜きをする、みたいな感じですね。

他にも15分くらい昼寝してみるとか、音楽を聴くとか、甘いものをちょっと食べてみるとか、たまには飲みに行くとか、カフェでボーっとするとかあるとは思いますが、是非、学習を楽しめるような息抜きを見つけていただきたいなと思います。
「自分にあった息抜き」これがある意味、勉強のコツだと思いますよ。 
息抜き上手は勉強上手

阿辺 聡(あべ さとし) 氏 資格の学校TAC  国際資格講座主任講師

平成15年より資格の学校TACにて日商簿記1級の講師、その後平成18年より米国公認会計士講座講師となり現在に至る。平成20年には日商簿記検定試験との親和性が高く米国公認会計士試験への橋渡し的な位置づけとしてもおススメのBATIC(国際会計検定)Ⓡ対策講座を立ち上げおよび講師としても活躍する傍ら、大手監査法人に勤務して会計士としての実務経験も有する。その明るく、わかりやすい口調の講義に定評がある。

保有資格
米国公認会計士(ワシントン州登録)、BATIC(国際会計検定)Ⓡコントローラー(973点)日商簿記検定1級、全経上級

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