結果発表
「日本の資格・検定」川柳 2023に
たくさんのご応募をいただき
誠にありがとうございました!
応募期間:2023年1月6日(金)〜1月31日(火)17:00
応募総数2,443句の中から、最優秀賞、優秀賞、佳作、しか犬賞のほか、
今年もLEC賞・TAC賞を加えた計31句の入賞作品をお届けします。
審査員はこちら
副賞
現金5万円
FPを
受ける私は
貯金ゼロ
ゆいのすけさん(40代)
副賞
現金2万円
頼るのは
昔は夫
今資格
笑司さん(50代)
夫の立場としたらちょっと悲しい……。
ど、どんまいわん……。
これ取れと
妻が置き配
問題集
だいちゃんZ!さん(40代)
直接渡さないところがハードボイルドで渋いわんね(笑)
問題集と一緒に大きなプレッシャーも置き配されてますね(笑)
副賞
Amazonギフトカード1,000円分
マークシート
女の勘が
当たらない
キウイさん(40代)
受験費用
一緒に上がれ
正答率
おしょーさん(40代)
答案の
回収中に
冴える脳
ごはんと海苔さん(20代)
独学が
夜食食べ過ぎ
毒学に
はるやすさん(60代)
ヤマを張り
ヤマが外れて
谷底へ
瑠珂(るか)さん(50代)
妻漢検
娘英検
俺棄権
やんちゃんさん(60代)
士をつける
試験に挑み
土がつき
三月生まれさん(50代)
ラーメンも
試験も替え玉
頼みたい
むーむーさん(40代)
受かってた
模試と本番
逆ならば
風信子さん(60代)
手習は
昔は四十
今は百
たかちゃんマンさん(50代)
あと5分
嘘でしょ裏にも
問題が
流浪のブチャラティさん(20代)
MOS
ハンバーガーかと
父が聞き
さごじょうさん(40代)
予報士の
亭主に傘を
持たす妻
かばくんのかばさん(70代)
パンフ手に
取らぬ資格の
皮算用
モコんちさん(70代)
あの頃の
記憶力で
いま受けたい
六尺法師さん(40代)
資格しか
俺を認めて
くれないな
つばめさん(40代)
何受けよう
迷っていたら
終わってた
うぱ子さん(30代)
「忙しい」
合格阻む
魔の言葉
浪漫太郎さん(40代)
パスポート
父は十年
子はIT
沙緒翁さん(60代)
合否より
頭皮が気になる
お年頃
だいきなさん(30代)
副賞
ITパスポート試験合格講座
(WEB通信講座)
資格から
広がる夢と
未来地図
にじのいろさん(40代)
戦争、インフレ、コロナ禍……と社会不安、世情は厳しいからこそ資格取得で明るい未来を自分で確実に築くという強い意志と前向きさに敬意を表しました。
資格増え
白髪増えたが
夢も増え
ター坊ママさん(60代)
人生100年時代、歳を重ねると同時に、充実した人生とするため日々努力を惜しまず、結果、資格も増えそれに伴いいつまでも夢も増えていく、資格は人生の道標という思いに共感しました。
資格とは
社会を渡る
パスポート
さごじょうさん(40代)
グローバル化やIT化が進む中にあっても、世の中を悠々と渡りゆくうえでは、日々苦労努力して取得した資格で間違いなく報われるし、お役に立てて頂きたいという希望を込めました。
今回も「川柳企画」にたくさんのご応募いただき有難うございました。
ご協賛させていただきましたLECと致しましても、選考員はじめ全社で毎回楽しみに御協力をさせていただいております。
さて、今回は作品の中にも世相が反映されたものが多かった印象です。
世界的視野で平和な社会を望む声や、コロナ禍など不安定で暗くなりがちな中にあってもスポーツ界でのサッカー日本代表の活躍やプロ野球の新記録など明るい話題を題材にしたもの。また、身近なところでは、家族・職場・学校での楽しかったことやうれしかったこと、感動、感激した出来事などをまじめに、またウィットに富んだ視点で捉えた多種多彩で秀逸な作品が多く、選考員一同、選考には大変苦慮致しました。
そのような中、今回は「資格取得」によって明るく希望ある道が開け、更には自分を磨き、質を上げることで充実した人生が目指せる、そんな未来志向の観点で選考させていただきました。
皆様にとって、資格取得でより良い未来が開けますように……。
株式会社東京リーガルマインド/LEC
代表取締役会長 反町勝夫
代表取締役社長兼CEO 反町 雄彦
執行役員 唐沢隆弘
副賞
TAC出版書籍『合格へのはじめの一歩』シリーズ(計11冊)から1冊+TAC出版オリジナル文房具
今日こそは
勉強意気込み
子と寝落ち
のんちゃんまんさん(30代)
子どもの寝顔を見ているうちに、ついつい自分までぐっすり……。情景がすんなり思い浮かびますね。絶賛子育て中の社員もとっても共感していました(笑)。育児に勉強に、毎日おつかれさまです!
ありがとう
付箋だらけの
戦友よ
碧音さん(30代)
大事なところ、苦手なところ、試験前に確認したいところ……。そのような箇所に付箋を貼られていたのでしょうか。書籍がこれまでのご自身の努力を物語っていますね。そんな碧音さんに感謝されて、書籍も喜んでいるはずです!
忙しい
合格祈願の
寺めぐり
あゆむさん(60代)
思わずクスっと笑ってしまったこちらの一句。できるだけ勉強に時間を割きたいところではありますが、願掛けも大切ですよね。試験に合格した後は、お礼参りでも忙しくなりそうです!
今年もたくさんのご応募をいただきありがとうございました。いやぁ~、それにしても皆さまのアイデアの豊富なこと!微笑ましい一句、感動的な一句、そして、ズッコケるような一句まで。一つひとつ共感しながら拝読しました。どれも良い作品ばかりで、とても楽しい選考過程になりました。日々勉強に励む皆さまを支えられるということに改めて感謝するとともに、「私たちも、より気を引き締めていかなければ……!」と思った次第です。
これからも資格に挑戦される皆さまをTAC一同心より応援しています。無理なくご自分のペースで、合格の花を咲かせられますように……。
TAC出版 宣伝プロモーション担当
副賞
しか犬グッズ(非売品)
暗記より
数倍辛い
電気代
エミテンさん(40代)
試験にも
アディショナルタイムが
ないものか
uyurun♪さん(40代)
今年も素敵な川柳が多くて悩んだわん!しか犬賞はその中でも、みんなのお悩みを直球ストレートに詠みこんだエミテンさんの句と、世界中が盛り上がったサッカーの話題を詠みこんだuyurun♪さんの句の2作品にしましたわん。どちらも面白いだけじゃなくてなんとなーく哀愁が漂ってるんだわん(笑)。お二人とも、受賞おめでとうございますわん!
5回目の開催となる『「日本の資格・検定」川柳』に、たくさんのご応募をありがとうございました。今年は応募作品数が2,000を超え、選考委員一同、入選作品の決定までとても苦心しました。
約2,000句の中から栄えある最優秀賞に選んだのは、ゆいのすけさんの作品です。コロナ禍や物価高騰の影響で人気に火が付いたFPの資格を、キレのあるテンポで五・七・五に詠みこんでおり、編集部の大多数が最優秀賞に推薦していました。
優秀賞は、資格を通して夫婦の絶妙な間合いを描いた笑司さんとだいちゃんZ!さんの作品となっています。それぞれ妻と夫という全く別の視点で、長い時間を共に過ごしたからこその空気感や根底にある生活の愛おしさが表現されている点に評価が集まりました。またLEC賞・TAC賞では、資格・検定で未来が開けるような夢のある作品のほか、クスッと笑える作品が揃っています。
今回の『「日本の資格・検定」川柳』では、個性豊かな句が集まったのはもちろん、全体的に「自虐ネタ」を盛り込んだ作品が多かったように感じます。ともすれば肩に力が入りすぎてしまう資格・検定合格への道のりですが、自分の短所や「やらかし」を軽妙に笑い飛ばすような視点は、無理なく努力を続けるために実はとても大切なものなのかもしれないと感じさせられました。
勉強や仕事で行き詰まったときには、ぜひ今回の入選作品を読んでひと息ついていただけたら幸いです。
望月&しか犬選評
合否は貯金額じゃなくて勉強量で決まるわんよ!自信持つわん!
いざ合格できても、貯金ゼロの人にお金の相談をするのはちょっとためらわれますね(笑)