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リテールマーケティング(販売士)検定、CBT試験開始1カ月で約2800人が受験

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日本商工会議所(日商)と各地商工会議所の主催で、7月28日からCBT試験として施行しているリテールマーケティング(販売士)検定試験が順調な滑り出しを見せている。
8月末までの受験者数は約2800人で、コロナ前の2019年度受験者数約3万人と比較しても、施行開始わずか1カ月で10%弱の受験者数を記録した。

リテールマーケティング(販売士)検定は、2020年度まで全国統一の試験日(7月は2級・3級、2月は1級~3級)にペーパー試験方式で施行していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、昨年7月の試験は検定創設以来初の中止、多くの学習者が受験機会を失った。

こうした事態を受け日商では、新型コロナウイルス感染症や近年頻発している自然災害などによる施行中止のリスクを回避し、受験者に安定的かつ継続的に受験機会を提供することを目的にCBT試験化に踏み切った。

これによりリテールマーケティング(販売士)検定受験者の多くを占める流通・小売業の従事者などは、自身の学習到達度や進度に応じた受験が可能となり、また随時施行のため多様な勤務形態に合わせて柔軟に受験できるようになるなど、受験機会の拡大にもつなげる狙いがある。

リテールマーケティング(販売士)検定は、流通・小売業界唯一の公的資格として1974(昭和49)年に創設され、今年度で47年目。試験合格者は「販売士」資格が登録され、現在、全国で約16万人の資格登録者が活躍している。

関連リンク

リテールマーケティング(販売士)検定サイト
https://www.kentei.ne.jp/retailsales