Vol.4 インターネット検定【ドットコムマスター】 2016.11.15

インタビュー
main
★この企画では、読者のみなさまに代わって日本の資格・検定編集部が資格・検定試験の運営団体にインタビューを行い、その魅力をお伝えしていきます!
Vol.4では、インターネット検定【ドットコムマスター】を主催するNTTコミュニケーションズ株式会社を取材しました。
突然ですが、今あなたが使っているスマートフォンやPC
セキュリティ対策は万全ですか?

この質問に自信をもって「YES」と答えられる人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。

近年、大規模な個人情報漏えいや、SNSアカウントの乗っ取り事件、スパムメールを利用した詐欺事件など、インターネットに関連した犯罪が世間をにぎわせています。警察庁の発表では、2015年中で、前年度よりも3万3,237件多い11万8,100件のサイバー犯罪に関する相談が都道府県警察にあったと報告されています。

スマートフォンやPCを通して手軽にインターネットやクラウドサービスを利用できるようになり、わたしたちの生活はますます便利になりました。一方、その手軽さゆえに、重要性が非常に高くなった個人情報の扱い方やセキュリティに関する知識が乏しいまま利用する人が急増しているのです。例えるならば、無免許で公道を運転している人がたくさんいる状況です。

このような危険を回避する手立ての一つが、インターネット検定【ドットコムマスター】(以下、ドットコムマスター)。ITに関する知識をバランスよく身に付けることができる検定です。

これからの時代に欠かせないITの知識とは何なのか、そして身近に潜むインターネットに関連したトラブルから身を護るためにはどうすればよいのか、ドットコムマスターを主催するNTTコミュニケーションズ株式会社の吉川昌吾さんに伺ってきました!
Q1 今必要なITの知識とは?
Q2 ドットコムマスターとは、どんな検定ですか?
Q3 検定ではどんな内容が出題されますか?
Q4 どんな人におススメですか?
Q5 おススメの学習方法を教えてください。

Q1 今必要なITの知識とは?

「IT」というと、システムエンジニア(SE)やプログラマーといったIT系の職種や、ITを利用したソフトウェア・サービスを提供している企業に属する人達が必要な知識である、と思う人が多いかもしれません。

もちろんそれも正しいのですが、安全にインターネット使うための最低限の「IT」の知識が、今を生きるほとんどすべての人に必要となる時代となりました。

というのも、一昔前までは、まずその仕組みや設定方法を習得しないとインターネットの利用ができませんでした。今やスマートフォンのアプリやPCのブラウザを起動するだけで、だれでもすぐに利用できるようになりました。気軽に使えるようになり便利になった一方で、ルールやその危険性を理解しないで使用する人が急増しているのです。

例えば、スマートフォンやPCのセキュリティ項目の設定方法、Wi-Fiを利用する際の注意事項、身に覚えのないメールが送られてきた場合の対処法、SNSを利用する際に気を付けなければいけないことなど...みなさんはどれだけ理解しているでしょうか?

これらはITを専門とする人以外でも、インターネットを利用するすべての人が知っておくべき知識であり、もし知らなければ、自分自身が不利益を被るだけでなく、気づかないまま他人に迷惑をかけてしまったりします。

みなさんの実生活では、自宅の施錠や、防犯カメラの設置、夜間に帰宅する際はなるべく人通りが多い道を通るなど防犯対策を心掛けていると思いますが、それと同じでインターネットを使う際にも正しい知識を身に付けてしっかりと自分の情報を守る対策をしなければなりません。

Q2 ドットコムマスターとは、どんな検定ですか?

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTTコミュニケーションズ)が主催しているインターネット検定「ドットコムマスター」は、2001年の誕生以来、インターネットの拡大・進化とともに成長をしてきた検定です。
img_episode2
社会で必要なICT知識を特定の分野に偏らず、基礎から体系的・網羅的に身につけることができる検定としてこれまでに累計で約40万人が受検しています。

NTTコミュニケーションズは、日本国内で会員数No.1のインターネット・サービス・プロバイダー「OCN」を運営していますが、そのカスタマーサポートを通して培ったノウハウが反映されているのが「ドットコムマスター」の大きな特徴です。

ITに関する資格には、国家資格や民間資格を問わず様々なものがありますが、2~3年ごとにカリキュラムの改訂を行い、試験問題については随時内容を見直しております。テクニカルサポートの現場によせられる質問や最新のITトピックスをおりまぜて時代の流れに柔軟に対応した資格はほとんどありません。

「ドットコムマスター」を学習・受検することで、ITに関する基本的な知識はもちろん、最先端のトレンドもおさえることができます。

Q3 検定ではどんな内容が出題されますか?

「ドットコムマスター」は、「ベーシック」と「アドバンス」の2つのグレードがあります。

まず、「ドットコムマスターベーシック」ではITに関する基礎的(常識的)な知識を取り扱っています。インターネットについての基礎知識を中心に、スマートフォンやSNSなど最新トレンドまで学ぶことができ、安全に使うためのマナーやモラルも身に付きます。知っているようで知らなかった内容が問われ、インターネットを使用する際の最低限の知識を得ることができるでしょう。

一方、「ドットコムマスターアドバンス」では、仕事でネットワークやシステムを扱う人に必要なインターネットに関連した知識や技術をバランスよく、効率的に学習することができます。特定のメーカーやソフトウェアに特化しない幅広い専門的な知識をカバーした内容となっており、企業や組織で活用できる実践的な知識が身につくでしょう。

Q4 どんな人におススメですか?

スマートフォンの普及に伴い、PCの扱いに不慣れな学生が増えてきていることから、就活前、就活中の方はもちろん内定が決まった方にも、ITに関する最低限の知識の証明として「ドットコムマスターベーシック」をおススメします。学生以外にも、ITに自信のない社会人やITを体系的に学んだことのない人はもちろん、インターネットを利用する機会が多い方には受検していただきたいです。

「ドットコムマスターアドバンス」は、ネットワークも含めてクラウド技術やセキュリティに関してより深い内容を扱っているので、IT系の企業・職種を希望している学生や、既にITに関する業務に従事している方が、自分のIT知識をブラッシュアップしたい方におススメです。
また、IT業界以外でも、社内システムの担当者や情報セキュリティを推進する立場の方にはぜひ受検していただきたいと考えています。ITに関しては業務委託で専門家であるベンダーにお任せ、というところも多いと思います。しかし、委託している業務をしっかりと把握しコントロールすることにより様々なリスクから会社を守ることができると思います。ITを活用するためには偏りのない知識が必要です。「ドットコムマスターアドバンス」でバランスよく学習してみてはいかがでしょうか。

Q5 おススメの学習方法を教えてください。

ドットコムマスター公式HPで、公式テキスト(ベーシックアドバンス)とパートナー各社が提供する教材をご紹介しているので、それらを使っての学習がおススメです。
また、「ドットコムマスターベーシック」については株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ様が新たにイーラーニングの提供を開始しました。NTTコミュニケーションズも監修させて頂きましたが、重要なポイントを動画も活用しながらわかりやすく学習することができますので、受検前の力試しにも活用できると思います。
text

クラウド、ビッグデータ、IoT、AI...次々と新しい技術が生まれる21世紀。

ITが私たちの暮らしを豊かにしてくれる一方で、未知なる危険もすぐそばまで迫ってきています。日々技術が進歩する中で、セキュリティ対策もしっかり追いついて行かなければなりません。

今後ますます重要な資産の一つとなっていく「情報」。
ウィルス対策ソフトやセキュリティシステム、有効なツールはたくさんありますが、それらを上手く使いこなして自分の情報を護ることができるのは、やっぱり自分だけ。

インターネットの使い方についてあまり意識していなかった人も、何となく危機感を感じていた人も、実はウィルスに感染したことがある人も、今のうちにドットコムマスターを受検して、身を護る術を身に付けてみてはいかがでしょうか。
banner_600x350

関連記事