【秘書検定準1級 筆記試験レポ】秘書検定は就職に役立つ?準1級の難易度も
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この記事では筆記試験を受験した感想について、試験を主催する公益財団法人 実務技能検定協会と語り合ってもらいました。
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秘書検定準1級 筆記試験に挑戦、座談会に参加したメンバーのご紹介
※4名とも早稲田大学の公認サークル「資格ゲッターズ」に所属
秘書検定は「人柄検定」。「感じの良さ」が業務を円滑に進める鍵になることも
――みなさん、秘書検定準1級 筆記試験の受験、お疲れ様でした!受験をしてみていかがでしたか?
しゅんすけさん:まず、準1級ということで試験はとても難しかったです。ビジネスや冠婚葬祭のマナー、ビジネス文書で使う慣用句など暗記が必要な問題はもちろんですが、特に、問題文からシチュエーションをくみ取ってその場面に合った対応を問われる問題で苦戦しました。
▲学生たちが苦戦したシチュエーション対応問題の一例(公式HPより引用)
しゅんすけさん:当日の様子という点では、やはり就職活動を見越してか、僕たちを含めて学生の受験者が多かったように思います。
――ちなみに、秘書検定の受験者のうち何割くらいが学生なのでしょうか?
実務技能検定協会:秘書検定の受験者は約7割が学生で、みなさんが考える通り、就職活動に向けて受験する方の割合が多いです。検定名に「秘書」とありますが、秘書として受験する方は少数派となっています。
――他のみなさんは受験してみていかがでしたか?
あすみさん:私もしゅんすけさんと同じで、シチュエーションが提示されてその対応を問われる問題は難しく感じました。
まさきさん:たしかに試験は難しかったですが、秘書検定で学んだ知識の中には秘書業務に関するものだけではなく、冠婚葬祭のマナーや言葉遣い、上司の健康を気遣う内容などもあり、学生の身としてはとても勉強になりました。
実務技能検定協会:基本的なことではありますが、丁寧な言葉遣いや細やかな気遣いができる人には「感じが良い人だな」という印象を持ちますよね。ビジネスの場面は人と人の関わりで成り立っていることも多く、この「感じの良さ」が業務を円滑に進める鍵になることも少なからずあるはずです。
そのため、私たち主催者は「秘書検定=『人柄検定』」という意識で問題を制作しています。
業務をこなしたり、マナーや言葉遣いなど適切な所作を理解したりするだけではなく、周囲への気遣いができるか否かを問う点が秘書検定の最大の特徴ではないでしょうか。
ゆうとさん:たしかに、「以前の上司と新しい上司を比べてはいけない」「相手の立場に立って行動する」など、テキストにはビジネスシーンでの心構えや周囲への気遣いについて丁寧に書かれていて、こういった内容もビジネスパーソンとして大切なことなのだと認識できました。
――ゆうとさんは秘書検定2級にもチャレンジしたそうですが、難易度の差などはいかがでしたか?
ゆうとさん:ビジネス文書の作成や業務上の判断など、準1級の方が専門的な知識・スキルが問われているように感じました。また、記述問題が2級よりも多かったり、面接もあったりとより大変でした。
――そもそも、みなさんが秘書検定準1級を受験してみようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
あすみさん:私の周りには就職活動に向けて秘書検定を持っている友人が多く、いつかは自分も受験しようと思っていました。でも一番のきっかけは、私の母が秘書検定2級を取得していたことでしょうか。家族との会話の中で偶然そのことを知ったのですが「負けていられない!」と感じてすぐに準1級に申し込みました(笑)
一同:おお!
まさきさん:秘書検定というと女性が受けるイメージがあったのですが、内容を見てみるとビジネスマナーや社会人としての基本が学べるとあったので受験を決めました!大学生の間では2級の受験が一般的なので、それよりもさらに1段階上の級にチャレンジしたいと思って準1級を選びました。
しゅんすけさん:就職活動の解禁が早まり、そろそろインターンの面接や、志望企業の担当者と接することなどを意識しなければという思いも今回の受験のきっかけとして大きかったと思います。