私の講師としての原点 2019.12.20

LEC
LEC講師コラム
みなさん、こんにちは。LEC専任講師の藤野です。

私は、LEC福岡本校で公務員試験対策講座の講師をして17年になります。憲法・民法・行政法・刑法・労働法といった法律科目のほかに、行政学・日本史・文章理解・時事・論文といった科目に登壇しています。
また、受験生にとって最大の難所である面接対策も指導しています。

幸いなことに、この17年間で多くの合格者を輩出し続けることができ、合格者の方々から感謝をいただくことも少なくありません。かつての教え子から結婚式に恩師として呼ばれるようなこともありました。

このように私が17年間講師としてやってこられたのは、原点に祖父の存在があるからかもしれません。私の祖父は、小嶋 仁八郎(こじま にはちろう)といいます。既に他界しているのですが、大分県津久見市の高校で、1952年から1982年の30年間、高校野球の監督をしていました。1967年には春の甲子園、1972年には夏の甲子園でチームを優勝に導き、甲子園の出場は春夏合わせて14回と、高校野球界では名伯楽としてその名の知られた存在でした。

その祖父が、生前、監督として選手を指導する上で大切なことをいろいろ話してくれました。その中でも、特に覚えているものが2つあり、これは私の講師としての原点となっています。

1つ目は「情熱を持って指導する」ことです。

「指導者は常に燃えたぎる炎のような情熱を持って指導にあたらなければならない。そうすることで、選手も情熱を持って向かってくる。お互いに熱い気持ちをぶつけ合うことで、熱い、良い練習ができ、お互いが人間性を高めることができる」

私はLECで講師を始めた時から、「LECに通う受講生全員を合格させるんだ!」という熱い思いを持って取り組んできました。そして、「私が受講生を指導する1分1秒が受講生の人生を左右する」という思いを持ち、受講生に質問や相談したいと言われた時には、1分でも1秒でも多く時間を取るように心掛けています。私も祖父と同様に「常に燃えたぎる炎のような情熱」を持ち、指導しています。

2つ目は「効率を追求する」ことです。

今から半世紀ほど前の指導というと、精神論・根性論が前面に出て、効率性や合理性が嫌われるような時代でした。祖父もそのような精神論について否定はしませんでしたが、それだけではだめだという話を常日頃していたようです。長時間の練習をさせることを嫌い、「選手が集中できる時間はせいぜい2時間程度だから、練習も同程度の時間に集中するのが良い。2時間の中で効率的な練習となるよう、試合の具体的状況をイメージし、必要なことに集中して取り組むことが大切である」と話していました。

私の指導上のモットーに「30分かかることを1分に」があります。

例えば、受講生が自分で考えて整理すると30分かかることを、1分あれば読んでわかるような資料作成を心掛けています。その資料作成をする上での重要な視点は、「試験は問題が解け、合格点に到達すればよい」です。

そこで、私は、「問題の最短の解法は?効率的な知識のインプット法は?1番効率の良いスケジュールは?」を追求します。過去の受講生から、「市販の分厚い問題集をやるより、先生のレジュメさえやれば十分でした。時間もかからずに助かりました。これで合格したようなものです」と言ってもらえたときは、手応えを感じました。

私は講師である以上、効率を上げる勉強法の追求をし続けなければならないと考えています。受講生が集中できる時間には限界がありますので、短い時間で最大の効果の上がる指導こそが私の責務だと思っています。

祖父が残してくれたこれらの教訓は、私の公務員試験対策講師としての原点となっており、これからも「情熱」と「効率」を大切に、講師として指導にあたりたいと思います。 
私の講師としての原点

LEC専任講師 藤野 雄士(ふじの ゆうじ) 氏 平成14年10月よりLEC福岡本校において、公務員講座の講師として所属(憲法・民法・行政法・刑法担当)。分かりやすい例を示した講義は、初心者でも安心してついていけると長年好評。
また「試験勉強」に焦点を当てた学習指導を行っており、さまざまな勉強方法を提示し、「法律の知識・思考方法のみならず、復習の仕方もわかる」と多くの支持を受けている。
いち早く面接における「個別指導」を採用した指導体制を構築しており、「インタビュー方式」による自己分析の深化や独自の視点に基づく「官公庁研究」で得た情報を提供し、効果的な自己PR・志望動機の構築を行い、毎年多数の合格実績を輩出している。

◆藤野講師の詳細なプロフィールはこちら

戻る