資格ソムリエが予測!2026年にくる「HOTな資格」5選【難易度・勉強時間付き】
AIの進化やDXの加速、働き方の多様化など、求められるスキルセットが日々変化しているように感じる昨今。 「次はどんなスキルが求められるの?」「本当にや役立つ資格って?」と気になっている方も多いのでは。
そこで今回は、資格ソムリエである私が「2026年、取るならこの資格!」と自信を持っておススメする、注目の資格を5つご紹介します。数多くの試験を乗り越えてきたからこそ分かる「目安の勉強時間」や「おススメの職種」も併せて公開。今年の学びの参考にしてみてください。
1. AIを使いこなす証明書!「生成AIパスポート」
「生成AIパスポート」は、その名の通り生成AIの基本からビジネス活用までを体系的に学べる検定。難易度としては、「ITパスポート」と「G検定」のちょうど中間くらいに位置づけられます。
ここが2026年のHOTポイント!
多くの企業がAI導入を「お試し」から「全社員への定着」へと進める年になりそうな2026年。「ITパスポートだけではAI知識が物足りない」というギャップを埋める資格として、社員教育や採用の目安に使われる場面が増えるのでは。
- はやし先生のリアル分析
【目安勉強時間】
・初心者:30時間前後
・日常的に使っている人:10~20時間程度
【学習法】
独学でOK(公式テキスト等)
【こんな人におススメ】
エンジニアだけでなく、営業、企画、広報など、生成AIを「ツールとして仕事で使う」全ての方におススメです。
2.数字に強い即戦力アピールなら「データサイエンティスト検定」
「データサイエンティスト検定」は、データ分析や統計のリテラシーを測る検定。「ITパスポート」などがITやAI全般の理解を問うのに対し、こちらは「データそのものの扱い方」に軸足が置かれています。
ここが2026年のHOTポイント!
DX推進パスポート(Di-Lite)の三本柱の1つにもなっており、2026年にかけて「最低限のDX人材の証」として一気に存在感が増していく可能性があります。ビジネスの現場ですぐに使える知識が中心のため、即戦力アピールに最適な資格です。
- はやし先生のリアル分析
【目安勉強時間】
・初心者:150~200時間程度
・中級者:50~150時間程度
※IT色は意外に弱めですが、数学的な要素が強めです。人による差が非常に大きく、筆者は過去問を解いてサクッと受験しましたが、数学アレルギーがあるときついかもしれません。
【学習法】
初心者は講座推奨(知識がある人は独学可)
【こんな人におススメ】
総務、管理職などデータをまとめたり、数字を見て判断したりする機会が多いポジションの方に。
3.資産形成のベース知識としても最強!「宅地建物取引士(宅建)」
「宅建(宅地建物取引士)」は、不動産取引に必須の国家資格。近年は30万人以上が受験する“マンモス資格”として知られており、試験の難化傾向もあって注目度は高いままです。
ここが2026年のHOTポイント!
マンション価格の高騰や空き家問題など、不動産テーマは今後ますます重要に。「宅建」の知識は、不動産業界で働く人だけのものではなく、資産形成やライフプランを考えるうえでのベース知識としても価値が増していくはずです。
- はやし先生のリアル分析
【目安勉強時間】
300~400時間
【学習法】
基本は講座推奨
※他の法律系国家資格を持っている人や、勉強が得意な人は独学も可能です。
【こんな人におススメ】
不動産・法律資格に関心がある方はもちろん、行政書士や社労士など「士業」を目指す方が「法律の基礎」を学ぶ第一歩としてもおススメの資格です。
宅建との「Wライセンス」で市場価値アップ! 「賃貸不動産経営管理士」
「宅建」取得を狙う、もしくはすでに取得している人におススメなのが、2021年に国家資格となり注目を浴びている「賃貸不動産経営管理士」。「売買・仲介」のプロが宅建なら、こちらは「賃貸管理」のプロフェッショナルです。
実は、試験範囲である民法などの基礎知識が宅建と重複しているため、学習効率が非常に良いのが特徴。「宅建で攻めの知識」を、「管理士で守りの知識」を身につければ、不動産業界で重宝される“最強の人材”になれますよ。
4.自分の未来をデザインする力「キャリアコンサルタント」
「キャリアコンサルタント」は、相談者の適性や価値観を踏まえ、働き方やキャリアの方向性を一緒に考えていく国家資格です。
ここが2026年のHOTポイント!
働き手不足が進み、リスキリングや副業が当たり前になる2026年。「会社任せではなく、自分でキャリアをデザインする」必要性が高まります。学ぶプロセス自体が、自分のキャリアを言語化し直す過程に。これからのキャリアを考える基本姿勢が身につくのでは。
- はやし先生のリアル分析
【目安勉強時間】
250~350時間程度(養成講習150時間を含む)
【学習法】
養成講習の受講が基本
※受験資格を得るために講習受講が一般的なルートとなるため、完全独学は困難です。
【こんな人におススメ】
幅広い社会人全般自らのキャリアについて深く考えたい方に。ちなみに、雇用保険の教育訓練給付金を使えば最大8割の補助が受けられます!
5.AI時代だからこそ心をととのえる「メンタルヘルス・マネジメント検定」など
ストレスやメンタル不調を未然に防ぎ、働く人の心の健康を守るための知識とマネジメントを学ぶ「メンタルヘルス・マネジメント検定」。多くの心理系資格が「不調になった後のケア・治療」を目的とするのに対し、この資格は「不調者を出さないための職場づくり」に特化している点が大きな違いです。
ここが2026年のHOTポイント!
AIやDXによる変化の加速、リモートワークの普及により、職場には「見えないストレス」が増大しています。さらに2025年の労働安全衛生法改正により、これまで対象外であった50人未満の事業所でもストレスチェックが義務化される方向となりました。 こうした背景から、これからの組織には「単に人に優しい」だけでなく「メンタルヘルスを仕組みとしても考えられる人材」が不可欠になってくるのでは。
- はやし先生のリアル分析
【目安勉強時間】
10~20時間程度(Ⅲ種・セルフケアコースの場合)
【学習法】
独学で問題なし
【こんな人におススメ】
メンタル不調が多い職場の方、予防したい方サクッと短時間で取得できるので、自分の心を守るための「お守り」として勉強するのもアリです。
今回ご紹介した資格はいずれも、単に流行っているだけでなく、「2026年前後の環境変化にどう適応していくか」という問いに答えてくれる資格ばかり。
ですが、全部をやる必要はありません。「今の自分に足りてない」「これがあったら便利」と思うものがあれば、それがあなたの新しい武器になるかも。まずは直感で興味を持った資格があれば、最初の一歩を踏み出してみて。





