キャリアコンサルタント講師直伝!就職・転職活動の面接では「2つの「じしん」を持て!」 2020.02.06

LEC
LEC講師コラム
LEC専任講師の高瀬宣行です。私の講師コラム第2弾は私がいつも心がけている、「2つの「じしん」を持て!」です。
⇒第1弾はこちら

ここで言う「じしん」とは 地面が揺れる「地震」ではありません。また磁石の針の「磁針」でもありません(そんなの分かっていますよね!) 
01
の2つです。

私はキャリアコンサルタントとして、様々な方の就職カウンセリングを行っています。また、公務員講師として公務員試験・就職試験などの面接指導を長年やっています。そして最近見ていて思うことを述べます。 
02
採用試験の面接官(公務員・一般企業問わず)はどこを見ていると思いますか?

履歴書(面接シート)に書いてある内容ではないです。「私は履歴書を練りに練って書いた!OO先生に添削もしてもらってお墨付きをもらった!これでバッチリ!」と思っている方多くないですか?

正直申し上げますと、履歴書(面接シート)に書いている内容にはほとんど差はありません。皆さんが思っていることは他の方も思っています。では面接官はどこを見ているのか?

受け答えの中での態度・振る舞いを見ていると思ってください。

私に言わせますと
「じしん」がないから、「じしん」がない。 です。親父ギャクではありません(笑)!
すなわち 自分自身を持っていない(自分のことがよく分かっていない)ので、堂々と自信を持った回答ができない、ということになります。 
数的処理の中で論理・命題という学習ジャンルがあります。その中で「Aであれば、Bである」というものがあります。これを命題と言います。Aは前提、Bは結論です。
例:「人間であれば、ほ乳類である」
これを元の命題とします。

対偶を取る、というのがあります。元の命題の前提と結論を否定して前後を逆にすると同義になるというものです。
031
 これを、2つの「じしん」に当てはめて考えます。
032
では、自分を理解するとはどのようなことでしょうか?

皆さんは、自分の長所を明確に答えることが出来ますか?また、短所を明確に答えることが出来ますか?なかなか自分では分からないものですよね。ここで自己分析カードを使ってみましょう。 
▼自己分析カード(該当するものにチェックをしてください)
04
まずは、自分で当てはまると思うものを5~10チェックします。そして、第3者に同じくチェックしてもらいます。この場合の第三者は近すぎず遠すぎずの関係の方が良いでしょう。

すごく近い関係(自分をよく知っている関係=親・兄弟・すごく親しい友人など)であれば、普段はあなたが見せない部分も知っていたりします。またすごく遠い関係であれば、そもそもあなた自身のことを知りません。 

一致するところが、みなさんの長所であり短所です。
5
上の座標に当てはめると、

【1】自分自身も思っている・第三者も思っている
→自他共に認めるあなた自身ということになります。長所・短所として述べてよいでしょう。
【2】自分自身は思っていないが、第三者は思っている。
→他人から見たあなた自身です。自分では自覚がなくても周りからはそう見えます。ここも長所・短所として述べていいでしょう。
【3】自分自身は思っているが、第三者は思っていない。
→自分では思っていても周りはそうは思っていません。自分の長所・短所として述べないほうがよいでしょう。
【4】自分自身も思っていないし、第三者も思っていない。
→自分の特性に当てはまりません。 
★自信→自身。自分自身をしっかり見つめなおすことが最重要!自分自身を知ることで、自分の強みを主張できる。主張することで自信を持った振る舞いに見える。

では自信が持てるにはどうすればいいのか?

まずは自分で自分のことを褒めてみてください。自画自賛をしてみてください。(「私は**」など)そしてそれは経験に基づくもの、あるいは客観的データがあればもっといいです。ただし、人前ではあまりしないでくださいね。傲慢なやつと思われますよ。

1、自他共に認める長所1つ目は…
2、自他共に認める長所2つ目は…(いづれも経験やデータに基づくものが良いでしょう)

そして、これらの長所を口に出して堂々と自分を褒めましょう!

さて、どうでしたか?自身に関しての認識が少しは変わりましたか?特別なことと考えなくてもいいのです。自分がどうしても手に入れたいものがあればそれ相応のアクションを起こすのではないですか?そして、自分に自信を持って行動を起こすのではないですか?

自信を持つと言っても過信は禁物です。日本では謙虚であることが美徳と言われています。もちろん控えるところは控える必要がありますが、主張するところは大胆に主張する必要があります。控えめ・謙虚ばかりだと、せっかくのチャンスを見逃すことになります。

自分自身を見つめなおし自己肯定を行い、自信を持って主張してください。そうすることでチャンスを活かすことができ将来の展望が開けてくると思います。

自分自身の「じしん」と自信満々の「じしん」。2つの「じしん」を持って変化の激しい世の中を生き抜いてください。 
キャリアコンサルタント講師直伝!就職・転職活動の面接では「2つの「じしん」を持て!」

LEC専任講師 高瀬 宣行(たかせ のぶゆき) 氏 大学卒業後メーカー勤務を経て1995年に大学受験予備校の数学講師となる。その後、公務員試験教養科目(主に数的処理)、簿記、宅地建物取引士、キャリアコンサルタントの講師も歴任するようになる。講師歴は通算で25年。
一見難しい内容であっても、日常生活などに結び付けて丁寧な講義を行い、受講生からは「とても分かりやすく丁寧」と評価を受けること多い。
また、数学の知識がほぼ0、法律の知識が全く0から講義ができるまでのレベルに達した自らの経験から、いかにして問題を解けるようになるか、理解できるようになるかの確固たるノウハウを持っており、学習に伸び悩んでいる受講生によっては大変頼れる存在である。
◆高瀬講師の詳細なプロフィールはこちら

Q:資格取得のきっかけ/講師となったきっかけ
A:メーカー勤務時代に「プレゼン(商品説明)が分かりやすい」と言われたのがきっかけです。
説明能力が活かせる仕事がないかなと思い、数学が得意であったので講師になることに決めました。

Q:受験指導上の信念
私がほぼ知識0からスタートしたので、受講生が理解できない気持ちを尊重して、どこで躓いているのかを考え講義するようにしています。

好きな音楽
最近の音楽は聞きませんが、私の学生時代であった1970~80年代の音楽はよく聞きます。
好きなアーティストは原田真二さんです。

自分を動物に例えると
猪突猛進のイノシシです

座右の銘
A:「私の造語です。「出来る理由を考えることは易い。出来ない理由を考えることは非常に難しい」
人間はその気になれば出来ないことはほとんどないと思っています。

戻る