Vol.16 マーケティング検定 2018.05.30

banner_960x700
★この企画では、読者のみなさんに代わって日本の資格・検定編集部が資格・検定試験の運営団体にインタビューを行い、その魅力をお伝えしていきます!
Vol.16では、「マーケティング検定」を主催する公益社団法人 日本マーケティング協会を取材しました。

簡単なアンケートに答えてプレゼントをGETしよう! 
応募ボタンはこのページの下部にあります。 
あなたが普段、愛飲しているコンビニのコーヒーや、よく使うスマホのアプリは、どのような理由で飲んだり、使ったりしていますか?

「美味しいから、なんとなく飲み続けている」「ネットで見て流行っているから使用している」といった理由が挙げられるかと思いますが、その「関心」や「購入」といったプロセスは、メーカーや広告代理店のマーケティング活動によって引き起こされている可能性があるのです。 

普段からマーケティング業務に携わっていれば、マーケティングがどのような概念なのかを理解している方も多いかと思いますが、あまり知らない方にとってはマーケティングという言葉を「市場調査」や「セールスプロモーション」など様々なイメージで捉えているのではないでしょうか。
 
モノやサービスが溢れている今の時代、良い製品やサービスが必ずしも顧客の求めるものであるとは限りません。そこにはマーケティングの視点が必要であり、顧客のニーズをしっかりと把握し、売れるための戦略や仕組み・仕掛けづくりをする必要があります。

マーケティングには多くの研究で体系化された『理論』がベースとしてあり、理論を学ぶことが良い製品やサービスを売るための重要な鍵となるのです。その理論を習得するのに役立つのが、昨年10月から始まったばかりの「マーケティング検定」です。 

マーケティングを学ぶことでどのようなスキルが身に付けられ、どう生かせるのか、またマーケティング検定とはいったいどんな検定なのか、その魅力やマーケティングの重要さを、今回はマーケティング検定を主催する公益社団法人 日本マーケティング協会にお話を伺ってきました。 
Q1 そもそも、マーケティングとは何なのでしょうか?
Q2 マーケティング検定とは、どんな検定ですか? 
Q3 マーケティングを学習する意義とは? 
Q4 どのような人がマーケティング検定を受験していますか?  
Q5 マーケティング検定ではどんな問題が出題されますか? 
Q6 おススメの学習方法を教えてください。 

Q1 そもそも、マーケティングとは何なのでしょうか?

マネジメントの第一人者として有名な経営学者ピーター・ドラッカーの名言の中に、『マーケティングの理想は、販売を不要にすることである』という言葉があります。これはマーケティングとは、執拗に顧客へプッシュしなくとも、自然に「売れてしまう状態」を作ることができるという意味で、マーケティングならではの『技』になります。

この状態を作るためには、顧客が今、何を欲しているのか、何を望んでいるのか、何に価値を認めるのかをきちんと把握する必要があります。これらを把握するために必要な考え方や企業活動が「マーケティング」です。 

「マーケティング= market+ing」という言葉どおり、マーケティングは市場をつくり出すことや広げることができます。そのため、市場調査やセールスプロモーションはマーケティングの一部分にすぎず、実際にはもっと広い意味があるのです。 

Q2 マーケティング検定とは、どんな検定ですか?

マーケティング検定は、日本マーケティング協会が主催している内閣府認定の試験です。今日、マーケティングの重要性が日本全国で認識されており、マーケティングの学習者も飛躍的に広がっています。マーケティング検定はこの広がりを背景に、多くの方がマーケティングについてより効率よく学習するためのプログラムとして構想され、当協会の60周年にあたる2017年10月にスタートしました。

マーケティング検定は、これまでの研究で体系化されたマーケティング理論(考え方)を習得することを目的としており、具体的には、下記10領域(※)をベースに、基本から応用までマーケティングへの理解度を測ります。
 
marken_01

Q3 マーケティングを学習する意義とは?

マーケティングは業種業界を超えて通用するビジネススキルです。社内はもちろん、社外においてもマーケティングを共通の言語として扱うことができ、業務をスムーズに進めることが可能になります。

また、マーケティングの理論はほとんどの業務の基礎となりますので、習得することで自分の業務の取り組み方や会社のビジネスに対する見え方が大きく変わるでしょう。

それだけでなく、理論を学習することは、良い製品やサービスを作り出すためのヒントや売るためのアイデアを得ることにもつながります。「モノ自体は良くても顧客のニーズとは異なり売れない」といった機会損失にならないためにも、マーケティングの理論をしっかりと身に付け、ビジネスを成功に導くための鍵としてください。 

Q4 どのような人がマーケティング検定を受験していますか?

20代~30代を中心に、10代~60代まで幅広い年齢層の方が受験されています。業種としては飲料・食品・日用品・自動車などの製造業の方の受験が最も多いですが、広告・広告制作業や小売・卸売業、通信サービス業、調査・コンサルティング業の方も数多く受験されています。

個人受験の方ではマーケティングを身に付けることでスキルアップやキャリアップを目指している方が多いようです。団体受験では新人や若手の教育を目的として人事部の方がマーケティング検定3級の受験を推薦するケースがほとんどです。

団体受験を行った企業の人事部の方からは「社内で新入社員や若手社員にマーケティングを学ばせることでビジネスの基礎を身に付けさせることができた」という評価の声をいただいています。

また、マーケティング関連の職種や業界へ就職を希望している就活生や転職活動中の社会人の方には、入社前に取得することで面接の時にアピールすることができ、入社後にはその知識をすぐに活用できると思いますので、事前の受験をおススメします。

marken_03

Q5 マーケティング検定ではどんな問題が出題されますか?

3級の試験はマーケティングの初級者が対象となっていて、下記のような問題が出題されます。

マーケティング検定3級のサンプル問題

marken_02
また、2級試験が今秋に、1級試験が2019年にスタートする予定です。2級試験は中級クラス(対象者:3~4年のマーケティングの実務経験が身に付いている方)、1級試験は上級クラス(10年以上のマーケティングの実務経験が身に付いている方)を想定しています。自分の経験やスキルに合わせて、挑戦してみてください。

Q6 おススメの学習方法を教えてください。

マーケティング検定3級試験では、公式問題集(マーケティング検定3級試験公式問題集&解説)と公式テキスト(「ベーシック・マーケティング」〔同文舘出版〕)を用意しています。

検定試験の準備としては、公式問題集を中心に学習すると良いでしょう。多くの合格者の声では問題集を少なくとも2回以上は繰り返し学習されているようです。問題集をきちんと勉強することが合格へのポイントになります。公式問題集は公式テキストに沿って作成されているため、問題集の学習を進める中で分からない部分やもっと知りたい部分については、公式テキストを参照すると理解が深まるでしょう。
text
また、今秋にはマーケティング検定のe-learningも準備されますので、こちらも活用すると更に合格に向けて準備が整うと思いますので、ぜひご利用ください。

いかがでしたでしょうか。

マーケティングはビジネスを成功させるための必須のツールであり、その理論を学ぶことで、業種業界を超えて通用するビジネススキルを身に付けることができるのです。

すでにマーケティング業務に携わっている方は、この機会にご自分のスキルの再確認やキャリアアップに受験してみてはいかがでしょうか。

マーケティング関連の業務に携わらない方もマーケティング検定を学ぶことで、自社の製品やサービスにより興味を持ったり、自分が愛用している商品をいつもとは違う目線で捉えることできるようになるかもしれませんね。


link

関連記事