公認会計士の魅力は環境にあり 2019.10.15

TAC
TAC講師コラム
え、会計士ですか?それって、AIにそのうち仕事奪われるやつですよね!?
え、会計士ですか?それって、税理士と何が違うんですか!?
え、会計士ですか?それって、レジ打ちの人か何かですか!?


3つめはともかく、いずれも、会計士がよく受ける質問あるあるです。

私はTACにて公認会計士講座の講師をしている、尾崎智史と申します。めがね会計士として、マラソンのレースに出たり、トライアスロンのレースに出たり、YouTubeの収録をしたり、研修講師をしたり、ブログで情報発信をしています。

そもそも私がなぜ会計士を目指したのかというと、単純に、「稼げそう」であり、かつ、「合格できたらカッコイイなー」と思ったから。あとは、大学受験を指定校推薦で終わらせてしまったので、ちゃんと真面目に勉強してみたいと思ったことも、理由の1つです。

今回は、会計士の仕事やその魅力、私が普段の講義で意識していることなどを簡単に書いていきますので、ご覧になってみてください。


会計士の仕事の代表格は「監査」です。会社が作成した財務諸表(成績表)を、独立の第三者の立場からチェックして、大きなミスがないかどうか確かめます。
仕事現場では、数字を扱う仕事ですので、Excelなどのソフトを触っていることが多いです。その一方で、会社のことを分かっているのは会社の人ですから、担当者とコミュニケーションを取り、たくさんの質問をしながら進めていきます。会計の知識のみならず、業界全般の知識や、PCスキル、コミュニケーション力と、幅広い力が求められる仕事。とても大変ですが、その分、やりがいのある仕事といえます。

他にも、「コンサルティング」、「CFO」、「独立開業」、「税務」、「企業内会計士」など、多様な働き方をすることができるのも、会計士の魅力です。


私の考える、会計士資格のメリットは、「優秀な人が多い」ということ。会計の最高峰資格であるがゆえに、目指そうと思う人がそもそも少ない。試験勉強を通じて、計画を立て、実行し、振り返り、改善していく。そのプロセスを繰り返しているので、自然とビジネスにおける仕事力がついていきます。合格後も、やりたいことがあれば何でもできる資格なので、優秀な人はどんどん成長して、成果を出していきます。周りの環境がすべて。私自身、優秀な人に囲まれて仕事ができているので、毎日刺激を受け、どんどん向上していこう、という思いを持っています。

普段の講義では、受講生に「考えさせる」ことを常に意識しています。言い換えると、「教えすぎない」講義。1から10まで教えてしまうことは簡単ですが、それは、受講生の考える機会を奪ってしまうことにも繋がりかねません。AI時代に必要な能力の1つは「考える力」でしょう。会計士になる前から、その能力を伸ばしていけるような講義を目指しています。

ちなみに私は、マラソンやトライアスロンを趣味でやっていますが、これらは、勉強に通じる面がたくさんあります。練習をした分だけ自分にプラスで返ってきます。逆に、練習をサボったら、それもそのまま自分に返ってくるのです。受験勉強と同じだなーと考えながら、日々トレーニングを続けているのです。これは、勉強しているときの気持ちを忘れないためでもあるのです。

難関資格を目指すには、相当な覚悟が必要になります。いまこの瞬間の、「資格を取りたい」という強い想いを大切にして欲しいです。その想いを忘れなければ、必ず合格できます。ぜひ、今の想いを、紙に書いて残しておいて下さい。それがきっと、将来つらくなったときに、あなたを助けてくれることでしょう。 
公認会計士の魅力は環境にあり

尾崎 智史(おざき ともふみ) 氏 TAC公認会計士講座 財務会計論講師

教材の内容説明はもちろんのこと、具体的な勉強法やモチベーション維持方法などの話が好評。
12年間の講師生活で得た知見をまとめた「勉強法のキホン(ぱる出版)」を2019年6月に発売。会計士受験生のみならず、多くの資格受験生から高評価を得ている。ブログ「自由に生きるめがね会計士のブログ。」も公開中。

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