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【日本の資格・検定アワード 2025】注目の資格・検定部門TOP10!

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【日本の資格・検定アワード 2025】注目の資格・検定部門TOP10!

【日本の資格・検定アワード】とは......

学びのメディア『日本の資格・検定』では、ユーザーの皆さまが注目&支持している資格や、社会の変化に伴い注目度が上がっている検定を広くお伝えすると共に、資格・検定に込められた主催者の思いを届け、社会における資格・検定の価値を高めることを目的に、毎年アワードを決定し、発表しております。

昨年度の当サイト内のアクセスデータおよびユーザーによるアンケートをもとに、最も注目&支持された資格・検定を、3つの部門に分けてランキング形式で発表。

有名・無名に関わらず、社会的ニーズが高まっている資格・検定にも幅広くスポットライトを当てています。

表彰部門


本記事では、3部門のうち【注目の資格・検定部門】をランキング形式でご紹介。

選考対象

当サイトにて掲載中の約1,300件の資格・検定が選考対象です。

集計方法

2024年度のアクセス数が前年度から大幅に増加した上位10位を表彰しています。※一定水準以上のアクセス実績を有する資格・検定が評価対象。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験

「情報セキュリティマネジメント試験」は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する国家試験。業務で個人情報を取り扱う人や業務部門・管理部門で情報管理を担当するすべての人、情報セキュリティ管理の知識・スキルを身につけたい人におススメの試験です。

受賞コメント

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
情報処理技術者試験ご担当者様


第1位に選ばれましたこと、誠にありがとうございます。昨年度に引き続き本部門での受賞を驚くと共に、皆さまの関心の高さをうれしく思っています。

社会でデジタルの活用が進むなか、情報セキュリティ対策の重要性はますます高まってきました。IPAが公開する「情報セキュリティ10大脅威 2025」でも紹介しているように、ランサムウェアを始めとしたサイバー攻撃やさまざまな脅威が社会的問題となっている現在、安心してデジタルを活用するためには、1人ひとりが情報セキュリティのリスクを理解し、対策の必要性とその方法を把握することが大切です。

本試験では、情報セキュリティ対策の知識問題だけでなく、業務の現場で直面している事例をベースにした実践的な問題も出題するため、試験勉強を通じて得られる知識・スキルは非常に有用なものになっています。試験は、全国約260か所の試験会場で、年間を通じてCBT方式で実施しているため、受験の計画も立てやすいでしょう。本試験がさらに活用されることで、組織内の情報セキュリティ対策をリードできるマネジメント人材の育成に寄与することを願っています。

その他にもIPAでは、優れた情報セキュリティ人材を育成する若年層向けの「セキュリティ・キャンプ」や産業サイバーセキュリティ人材向けの「中核人材育成プログラム」などを提供中です。また、教育コンテンツを紹介するポータルサイト「マナビDX」では、セキュリティに関するコンテンツも多数掲載しています。ぜひ今後ともIPAの事業をご活用ください。

消防設備士

消防設備士試験

「消防設備士」は、建物に設置されている消火器やスプリンクラーといった消防用設備等を点検・整備・工事することができる国家資格。さまざまな場所で活躍することが可能ですが、ビル管理・メンテナンス業界の企業では特に活躍が期待できます。

受賞コメント

一般財団法人消防試験研究センター
業務部設備課ご担当者様


「消防設備士」が多くの方に注目いただき「注目の資格・検定部門」で第2位となったことは大変光栄に存じます。

「消防設備士」は、消火器、消火栓、スプリンクラー、火災報知設備などの消防設備の工事・整備・点検を行うために必要な国家資格。特に消防設備の工事や整備は、消防法によって「消防設備士でなければおこなってはならない」と定められており、専門性の高い仕事です。「消防設備士」試験は、行える業務と消防設備に応じて、甲種(特類、1類~5類)・乙種(1類~7類)の13種類あります。

乙種に受験資格は必要なく、どなたでも受験することが可能。ぜひ、「消防設備士」の資格取得にチャレンジしてみてください。

衛生管理者

衛生管理者免許試験

「衛生管理者」は、労働者の健康で快適な職場環境づくりを立案・実施する衛生の専門家です。常時50名以上の労働者を使用する事業場では法律上必要な資格であることに加え、過重労働による過労死や、職場のメンタルヘルスが社会問題となっている今、その役割は更に大きくなりつつあります。

受賞コメント

公益財団法人安全衛生技術試験協会
常務理事 安達 栄 様


この度、「注目の資格・検定部門」に選ばれましたこと、大変光栄に存じます。

当協会は、厚生労働大臣の指定を受け、衛生管理者試験をはじめ、労働安全衛生法に基づく免許試験などを実施しています。「衛生管理者」は、50人以上の労働者が働く事業場で選任が義務付けられており、「衛生管理者」になるためには、原則として、当協会が実施する試験に合格し、国(都道府県労働局長)から免許を受けることが必要です。

「衛生管理者」の業務は、労働者の健康管理や、業種によっては化学物質などの有害業務対策などで、このうち健康管理には、職場のメンタルヘルス対策や長時間労働対策も含まれ、人事労務管理とも関連する重要な職務といえるでしょう。

当協会ではより便利に受験していただけるよう、2024年1月に東京試験場(東京都港区)を、2025年1月には大阪試験場(大阪市)を開設し、「衛生管理者」免許試験については実施回数を大幅に増やし、2025年度は東京試験場で年間105回、大阪試験場で80回を予定しています。また、2024年4月からオンラインによる受験申請受付を開始し、受験手数料のクレジット払いやコンビニ払いも可能になりました。

今後も当協会は、受験者の皆さまにとって利便性の高い試験実施に努めてまいります。「衛生管理者」試験の受験をお考えの方は、ぜひ当協会のホームページをご覧ください。

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