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資格は取らないでください!?

【公式】LEC東京リーガルマインド

学習法・ハウツー #LEC #講師コラム #FP

ある男が、満員電車に乗っている・・・。

理由はビジネスセミナーに参加するためなのだが・・・。


その男は朝早くから電車に乗らなければならないときはこう思う。

「本当にサラリーマンを辞めて良かった・・・」


満員電車が苦手で、

会社の人間関係が面倒くさくて、

長時間拘束されるのが嫌いで、

意味のない残業が大嫌いで、
だから何も考えずに独立した・・・。

しかもなんの資格も持たずに・・・。

そして営業経験0・・・。


当然コネなど一つもない状態なので、仕事なんてある訳がない・・・。

食えない日々が続き、ついに・・・。


このコラムのテーマは「資格の取り方」ではありません・・・。


よく、FPは食えないと言われますが、なぜなのでしょう?

理由として考えられるのは、


1. 資格取得のための試験の難易度がそれほど高くない

2. 民間資格なので独占業務がない

3. 日本ではコンサルタントにお金を払う文化がない


これくらいでしょうか。

しかし、本当にこれらの理由が「食えない」理由でしょうか?
1つずつ検証してみましょう。


まず1.の資格の難易度ですが、難易度が低いと食えないのでしょうか?

だけど、最高難易度の司法試験に合格した弁護士でも

「食えない」人はたくさんいます。


続いて2.です。独占業務はあるほうが良いですが、

前述の通り、独占業務を持っている弁護士でも食えていない人がいるわけです。


その他の士業についても同様です。


では3.を見てみましょう。

日本はアメリカと違って、

知識や情報にお金を払う文化がないから、

FPでは食べていけないよと言われていますが、

本当にそうでしょうか?


実はアメリカのFPの悩みも

「知識や情報にお金を払う文化がないから大変」なのです。

つまり日本のFPと同じ悩みを抱えているということです。


以上のことから上記の理由は成立しないということがわかります。


では、「食えない」理由はいったい何なのでしょうか?


理由は、次の3つです。
・ビジネスモデルができていない

・営業力がない

・マーケティング力がない
の3つです。


つまり、ビジネスに関する本質的な学びをしていなければ、

どんなにスゴイ国家資格を持っていても

「食えない」ということです。


逆に言うと、ビジネスに関する本質的な学びをしていれば

民間資格でもちゃんと食べて行けるということになります。


冒頭の「ある男」ですが、実は私のことです。

なんの資格もなく独立してしまった私は、

独立後にFPの資格を取得しました。


そして、初めてお客様から依頼をいただいたときには、

必要な知識を必死になって身につけようとしました。


つまり、

資格は取るものではなく、活かすものだということです。


独立起業を考えている方は、まずは資格を取得すること。

そして、その次は取得した資格を活かすための行動を起こすことです。


あなたは資格を取りたいですか?それとも活かしたいですか?

​講師プロフィール

講師 高山 弥大(たかやま みつひろ)

一般社団法人日本マンション投資アナリスト協会 理事長 株式会社T&T Budget Consulting 代表取締役

ファイナンシャルプランナー セミナーズ認定シニアトレーナー


10年間のサラリーマン生活で得た法律・不動産・金融の実務経験を活かして、2006年㈱T&T Budget Consultingを設立。マンション投資における投資分析を得意としており、購入者の利益を最優先に考えるきめ細かいコンサルティングで、顧客のマンション投資での失敗事例は0という驚異的な数字を維持している。

テレビ東京「ガイアの夜明け」に出演。元モーニング娘。の飯田圭織さん、佐々木健介・北斗晶夫妻、お笑い芸人のTIM、松尾貴史さんなど数多くの芸能人とも対談している。現在は、「マンション投資で失敗する人を0にする」を理念にし、後進を育てるための「マンション投資アナリスト養成講座」の普及活動に尽力している。

この講座は単に民間資格を与えるというものではなく、FP、士業、宅建業の方たちのために、新たなキャッシュポイントを創出する知識とビジネスインフラを提供している。また、講座では営業力や、マーケティング力を身につけられる内容も含まれており、実務家を育てるための講座となっている。

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