コロナ禍で終わってしまう検定もある模様
2020年初めから国内・国外を問わず猛威を振るった新型コロナウイルス。
未だその影響は色濃く、東京では4回目の緊急事態宣言もほぼ確定しています※7月7日現在。
そんな中で、検定がそっと終わってしまうということを感じた出来事が、昨日の日本さかな検定(ととけん)の終了です。
簡単ですが思ったことを綴っていこうと思います。乱文失礼いたします。
※はじめに言っておきますが、終わる検定をまとめた記事ではないです(笑)
2020年、たくさんの資格・検定が試験の中止や延期を判断しました。このサイトではその一覧を作っていたので、リンク貼っときます。
https://jpsk.jp/articles/covid-19.html
一度中止した資格・検定はどうなるのか…
中止や延期して、その次の回はできたという試験もあります。しかし、再度の緊急事態宣言やまん防などの影響でまた中止・延期を余儀なくされた試験も数多くあります。受験者だって、いつ受けられるか分からない検定のために勉強をし続けるの、根気がいりますし正直仕事の為などの理由がなくだたの趣味だったら「もう受けなくて良いや」ってなりませんか?
私ならなります。
そんな状況の中、試験の主催者もボランティアではないので「まだ事業を続けるか・辞めるか」の判断を迫られていたのではないでしょうか。
三密を回避するための対策するにもお金がかかります。CBTやIBTが叫ばれてはいますが、本当にお金がないと導入することも難しいのかもしれません。コロナ禍以降1度も開催できていない検定もあり、そういう検定はいつか開催されるのか・このまま終了してしまうのではないか、そういう不安が付きまといます。
実際に終わった検定
2006年から行っていた江戸文化歴史検定は、2021年3月4日に「第15回(2020年11月3日実施)をもって終了」と伝えました。
https://twitter.com/edoken_topics/status/1367381256892157953?s=20
そう考えると、「10月31日(日)に日本さかな検定“ととけん THE FINAL”やるよ~~!」と発表してくれた日本さかな検定はまだ優しいのかもしれませんね。
受験者全員がもらえるプレゼントまで用意してくれて、主催者も最後まで楽しませてくれようとしているのが伝わってきます。きっと大切にされてきたんだなと思います。
https://www.atpress.ne.jp/news/265743
おわりに
資格・検定業界は、「共通テストに民間英語試験を導入できないと判断」のような大きく暗いニュースもありますが、正直英検やTOEICはそうそうにつぶれたりしないと思います。
メディアに取り上げられず、そっと撤退してしまう資格・検定たちに誰かスポットライトを当てて欲しい。私はそう思います。