教員免許の更新制度の廃止が検討されている件
先日、ヤフーニュースで教員免許の更新の廃止を検討しているというニュースが目に留まりました。
お恥ずかしながら教員免許に更新が必要なことを知らなかったのですが、記事を読んでみると教員の皆さんの負担が大きくてビックリしたので、思いの丈を綴ります。
現在の教員免許の更新制度
新しい知識や技能を得るために、10年に1回所定の講習を受けないと免許の更新ができないようです。
免許更新制は、幼稚園や小中学校、高校などの教員免許に10年の期限を設け、更新の際は約3万円の講習費用を自己負担し、大学の教育学部などで計30時間以上の講習を受けることを義務づけている。
毎日新聞より
免許の更新自体は、教員の質の向上とかだったら別にいいんじゃないかと思いましたけど、「約3万円の自己負担」と「計30時間以上の講習」は確かに教員の負担が大きいですよね。
運転免許にも更新制度自体はありますが、自己負担は0円だし講習も数時間で終わるので、まあ面倒くさいけど証明写真のアップデートのためと思って納得してます。
が、教員免許の更新は3万円自己負担だし、記事によると夏休み期間を利用して講習を受けに行かなきゃいけないようでめっちゃ手間じゃんって思いました。ただでさえ教員って部活やら時間外労働が問題になっているのに…
100歩ゆずって講習内容が3万円の価値があるならって思いましたけど、3人に1人しか役に立つと思っていないってwwww
ただの負担でしかない…
文科省が今月5日に公表した調査でも、受講費用や講習時間について、8割を超える教員が負担に感じていることが判明。一方、講習内容が「役に立っている」と考える教員が3人に1人にとどまるなど、実効性が疑問視される結果が出ていた。
毎日新聞より
あとは、運転免許と同じく更新忘れてうっかり失効しちゃうパターンもあるようです。
教員の皆さんに感謝
高校時代の後輩が教師をやっているので仕事の大変さはTwitterのつぶやきで何となくは知ってましたが、教職現場の皆さんの負担を考えると、早く更新制度の廃止が正式に決定すると良いですね。
教員不足も起きているので少しでも無駄なことはなくなることを願ってます。
全ての教員の皆さんに圧倒的感謝!