社労士講師歴18年が教える、勉強を続けるおススメの方法
みなさん、はじめまして。LEC専任講師・特定社会保険労務士の澤井清治です。
「資格試験にチャレンジしようかな?」 と迷っている方。「勉強を続けることができるか…?」そこが心配なのではないでしょうか。
そんなあなたにお勧めの方法があります。それは、なんでもいいので「取りやすい資格」を1つ取ってみる。という方法です。
実は私も「何かを続ける」ということに自信がありませんでした。そこで、趣味の講座を3か月間試してみたのです。途中、仕事の都合で途切れそうになりましたが、工夫次第で続けられると感じたので、本格的な資格試験へのチャレンジを決めました。
もちろん、初めから難しめの資格にチャレンジするのもありですが、趣味の検定でも構わないので、「今、何かやりたい!」という自分の気持ちを大切にして、とにかくやってみることです。1つ資格を取ると、それが自信につながります。そして、次に「もう少し難しめの資格にチャレンジしたくなる」という法則があるのです。
さて、社会保険労務士という資格について、みなさんはご存じでしょうか。社会保険労務士は、「独立開業」や「社労士法人設立」だけではなく、「勤務社労士」といって会社員としても登録することができるのが魅力です。
仕事の内容は幅広く、会社の顧問や労働・社会保険の手続き代行、就業規則や賃金制度、評価制度の作成。年金の分野では、請求代行や年金事務所での年金相談員の業務。最近では、労働紛争の当事者の代理、成年後見人などの分野でも活動しています。
社労士試験は、その年の難易度によって合格点が決まる「相対的基準」を採用しています。よって、「難問は追わず、他の受験生ができるレベルの問題を落とさない」それが合格のための最大のコツなのです。
そのためには、基礎から構築して、理論を理解し、過去問で研鑽することが近道です。私の主催するクラスでも、毎年1年も経たずに合格している方がいます。共通しているのは「やる気」と「集中力」、つまり「熱中すること」です。
社労士試験は社会人の方が仕事をしながら勉強すれば合格に至る試験です。あきらめず、未来の自分をビジョンしながら果敢にチャレンジして下さい。「自分の未来を決めるのは、今の自分の決断なのですから」。
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次回のコラムは、土地家屋調査士講座を担当している山崎 智英先生と木村 真弓先生です。
山崎先生は、目指すは短期合格!出るところ出ないところを指摘。大きくメリハリをつけた講義が好評。長丁場となる受験勉強期間の過し方、モチベーションの維持方法など、飽きない勉強方法もお伝えしていきます。とにかく楽しい授業を目指しています。
木村先生は、ハウスメーカー、不動産賃貸管理会社勤務を経て平成16年土地家屋調査士合格、平成24年より講師業を開始。合格率8パーセントの難関試験に一発合格するためには何が必要か。基礎を疎かにしない。毎日の復習を怠らない。合格点を取るための学習から離れない。これができれば十分可能です。合格に必要なこと、これまで関わってきた受験生の良かった点、足りなかった点をすべて講義の中でお伝えしています!
お二方のコラムを、どうぞお楽しみに!
講師プロフィール
LEC専任講師 澤井 清治(さわい きよはる)
飲食店、電気工事、金融営業職を経て社労士に転身する。自らの経験から、「あきらめないことの大切さ」を伝え、「モチベーションを上げる男」として全国の受験生を励まし続けている。講義では、「笑える語呂テク」、「フレーズ化」で苦しい暗記から受験生を開放している。
人事総務スキルアップ検定協会代表理事・開業社労士
講師歴18年。社会保険労務士資格合格コース、中上級者コース、スピードマスター合格コース、通学・通信クラス収録担当。<br>企業の労務顧問、給与計算、評価者訓練、賃金制度の構築などを中心に社労士業務を展開。ブログSAWASENは10年以上、社労士受験生を励まし続けている。
著書:『ゼロからスタート!澤井清治の社労士1冊目の教科書』(KADOKAWA)
Q:資格取得のきっかけ/講師となったきっかけ
A:履歴書に書けることが何もなかったので、とにかく「資格」が欲しいと思いました。受験勉強をしているとき、どうすれば「楽しく」勉強できるか。そこを追求していくうちに講師という職業にたどり着きました。
Q:受験指導上の信念
A:今を犠牲にしてはいけません。スポーツと同じで、初めは少し大変だと感じますが、「勉強は楽しみ」に変えていきましょう。
Q:好きな音楽
A:高校時代から、ユーミンの筋金入りのファンです。「海を見ていた午後」等好きな曲は数知れず。曲の持つ透明感やドラマに魅了されています。何年経っても全く飽きないユーミンの曲はすごいです。
Q:自分を動物に例えると
A:ねこ好きですが、「働く犬」です。人の役に立つことが大好きです。サービス精神が旺盛すぎて余計なことをよくやっています。
Q:座右の銘
A:「七転び八起」何度転んでもかまわない、最後に起き上っていれば「成功」ですよ!