資格検定の受験料の値上げラッシュが止まらない件
資格検定の受験料は消費税増税のタイミングなどで度々値上げされていますが、最近受験料の値上げを発表している試験が特に多いと感じています。
有名なところでいうと、英検が3年連続で受験料を値上げしており、中学生が多く受ける3級の受験料は5,900円⇒7,900円の2000円アップ。
昔はもっと安かった印象があったのですが、ここ数年でかなり値上げしているようです。
出典 朝日新聞EduA
入試への影響は? 英検が3年連続で検定料値上げ「コロナで会場費高騰」
【追記】
2022年度より英検の受験料は値下げになりました!!!
出典 英検公式HP
値下げの背景としては試験日程の増加や試験会場の見直しなどをしたことで経費削減と今後の収支の目途が立ったとのことですが、個人的にはTwitterを中心に巻き起こった英検の値上げ反対運動の影響が大きかったのではないかと思います。
※値上げ反対のTwitterハッシュタグ
(まあ、値下げしたといっても2021年度の値上げ幅がかなり大きかったので、2020年度に比べると値上げしてるのに変わりありませんが…ゲフン)
英検以外の値上げでは、ITパスポートで有名なIPAが情報処理技術者試験の受験料値上げを発表し、5,700円⇒7,500円とこちらも2000円アップ。
出典 IPAの公式Twitter
TOEICなんかでも2021年10月の試験から6,490円⇒7,810円に値上げのようですね。
介護福祉士&社会福祉士の国家試験でも値上げの波がきているようで、8月3日に受験料が3000円以上のアップが発表されました。
介護福祉士 15,300円⇒18,380円
社会福祉士 15,440円⇒19,370円
値上げの波は2022年になっても終わらず、数検も2022年10月検定から値上げするそうです。
出典 数検公式HP
経費増加が背景とのことですが、英検のように値上げ反対運動が起こらないことを祈るのみです。
なんて世知辛い世の中になってしまったのでしょうか…。
ただでさえ増税やらコロナ不況やらで景気が良くないのに受験料も値上げされると受験のハードルが結構上がりますよねー。
なんでも気軽に受けられなくなってしまいました。
受験料を値上げした主な理由を見ると「コロナの感染対策」をあげているところが多いので、まあある程度はしょうがないかなと思いつつ…。
(でも席の間を空けないといけないので会場数も昔より多く確保しなくちゃいいけないですもんねー。)
頭では理解はしますがこっちからしてみれば懐が痛むのでこれ以上の値上げはマジで勘弁してほしいですw
英検3級の受験料が7,500円ですけどいつか1万円にまでなるんですかねーw
でも漢検3級は2,500円で頑張っているので英検さんも値上げせずコスト削減して頑張ってほしいものです。
英検さん、値下げありがとうございます!
(2022/2/17 更新)