日本の資格・検定|学びのメディア

投稿記事

カフェイン摂取で集中力アップ!コーヒー雑学【アルバイトC】

【公式】「日本の資格・検定」編集部大学生アルバイト

体験談 #公式アルバイト記事 #コーヒー #雑学

こんにちは、「日本の資格・検定」編集部、大学生アルバイトCです。


突然ですが皆さんは勉強のお供に、どんな飲み物を飲みますか?

お茶、エナジードリンク、ジュース…等々たくさんの飲み物が選択肢にあがりますよね。


私は集中したいとき、絶対〇〇を飲むぞ!と決めています。


6世紀のエチオピアで山羊飼いのカルディによって見つけられた真っ赤な実...

イスラム教徒の眠気覚ましの妙薬...

日本では江戸時代、出島にやってきたオランダ人医師のシーボルトにすすめられたというあれです。


そうです。

コーヒー​です!!!!!


ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるために試行錯誤し、休日は焙煎所を練り歩くほどのコーヒー好きである私が、コーヒーに関する豆知識についてご紹介します!


資格勉強の息抜きとして、読んでいただけたら幸いです。

コーヒーってどうやってつくられる?

そもそもコーヒー豆は大豆やインゲン豆のようなマメ科の植物ではなく、アカネ科コーヒーノキの果実から取り出した種子だということをご存知でしょうか。


赤道を中心として北緯25度から南緯25度までの地帯はコーヒー豆の栽培に適しているとされ、「コーヒーベルト」と呼ばれています。ここで生産されたコーヒーは世界中で飲まれており、大きく分けると総生産の70%を占めるアラビカ種、病気に強く比較的栽培が容易なロブスタ種の二種が知られています。


【コーヒーができるまで】

コーヒーノキ栽培後、3~5年でコーヒーチェリーという真紅色の実をつける。     

     ↓

コーヒー農園で収穫したコーヒーの果実から豆を取り出す(精製)  

 〇乾式…天日干しし、完全に乾燥した果肉を取り除く  

 〇水洗式…先に皮と果実を取り除き、水槽に漬け発酵させてから取り出す     

     ↓

生産地で豆の大きさ、種類、栽培地、生育状況に合わせてグレーディングされ、麻袋や樽に入れられ各国に輸出される(選別・運搬)     

     ↓

消費地で約200℃の熱で約10~20分加熱(焙煎)     

     ↓

コーヒーミルやグラインダーなどの機械で豆を挽き、コーヒーの種類に合わせて抽出される(粉砕・抽出)


この長い過程を通じて、みなさんのもとに一杯のコーヒーが届けられるのです。




コーヒーを飲むと集中力があがるのはなんで?

コーヒーを飲むとリラックスできるだけでなく、頭がすっきりして集中力やモチベーションがアップしますよね。


ご存じの方も多いと思いますが、この秘密はコーヒーに多く含まれている「カフェイン」という成分にあります。

ドリップ一杯(150ml換算)のコーヒーには約90mgのカフェインが含まれています。(紅茶や緑茶より含有量が多い)

このカフェインが脳の中枢神経を覚醒させることで眠気覚まし、疲労回復、鎮痛作用などの効果をもたらし、集中力や記憶力を向上させます。

また学習だけでなく、運動時の脂肪燃焼を促す効果も!

深煎りよりも浅煎りのコーヒーにカフェインが多く含まれているそうです。

カフェインの効果が出始めるまでには30分程かかるので、集中したい時間の30分前にコーヒーを飲んで勉強を始めることをお勧めします!



こんなメリットだらけのカフェインですが、めまい・心拍数の増加・不眠症を招く副作用も・・・

世界保健機構(WHO)は妊婦の一日のカフェイン摂取量をコーヒーカップ3~4杯までとしています。

いくらコーヒーが美味しくても、過剰摂取にはお気を付けください(自戒)


好みのコーヒーを見つけるには?

まろやかなコク、フルーティーな酸味…コーヒーにはさまざまな味わいがあります。

ただ、どのコーヒー豆がどんな味なのか分からなかったり、コーヒーショップに行っても種類の多さに戸惑う方が多いのではないでしょうか。

そんなときはこれから挙げる3つのポイントに注目してみてください!




「産地」

まず、コーヒーは産地によって、個性・風味が異なります。

例えば高級豆で知られる「ブルーマウンテン」は軽い口当りと滑らかなのどごしが特徴であるのに対して、タンザニア産の「キリマンジャロ」は強い酸味とコクを特徴としています。

​また、イエメン共和国の港町が名前の由来である「モカ」は強い香りとフルーティーな強い酸味を持ち、インドネシア産の「マンデリン」はしっかりとした苦味とコクがあり、上品な味わいを楽しむことができます。

産地による味の特徴を知ることで、カフェや喫茶店での注文時の失敗が減ったり、自分だけでなく家族や友人の好みのコーヒーがわかるようになります。


「焙煎度(ロースト)」

焙煎(ロースト)とは生豆を加熱して煎ることで、コーヒーに味や香りを決める重要な工程です。

同じ豆でも焙煎度合いによって味わいは変わるため、豆の特徴に合わせた焙煎を行うことが大切です。

焙煎度は8段階に分かれており、一般的に焙煎すればするほど甘味と苦味は増え、酸味は減少します。

もし美味しいと感じるコーヒーに出会ったら、その豆の産地だけでなく焙煎度合いも知ることによって、自分の好みの系統のコーヒーを見つけやすくなります。



「豆の挽き方・淹れ方」

コーヒー豆を買うときに店員さんに「挽き方はどうしますか?」と聞かれたことはありませんか?

これは抽出器具(淹れ方)によって、適切な豆の挽き方が異なることが原因です。

コーヒーの成分の抽出には、お湯の接触時間や接触面積が関係するため、豆の挽き方でコーヒーの味も大きく異なります。

例えば細挽きだと、水が浸透しにくく抽出時間が長くなるため、苦みや渋みが強くなります。

粗挽きの場合は、水の通りが早く、スッキリとはしますがどこか物足りない印象の味わいになります。

ペーパードリップ、フレンチプレス、エスプレッソ…等々の淹れ方に合った挽き方を選んでくださいね。



最後に

いかがでしたでしょうか。


ここまで読んでいただいて、奥深いコーヒーの世界について興味を持つ方が一人でもいらっしゃったら嬉しいです。



<最後にひとこと>

お家コーヒーの味を劇的に美味しくする方法として、コーヒーを淹れる直前に、豆を挽くことを推奨します!!!!

香りの成分は豆の表面から放出されているため、豆が空気に触れる表面積が大きくなると香りが失われやすくなってしまう上、酸化による劣化も進みます。

つまり粉で保存するよりも抽出直前に挽いて入れる方が、格段に香り豊かなコーヒーを楽しむことができるということです。ぜひミル(コーヒー豆を挽く道具)を購入してより美味しくコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか?


日常的に飲む機会が多いコーヒーは趣味として始めやすいと思いますし、お家で美味しいコーヒーを淹れられるようになったら、外で飲むよりもコスト的にもお得です!ぜひ、私と一緒にコーヒー沼につかりませんか?


コーヒーの香りや味わいを楽しんで、資格勉強によるストレスを上手く解消していきましょう!


〔担当:学生アルバイトC〕

【好きなコーヒー】:エチオピアの深煎り

【持っている資格:中国語検定3級、日本化粧品検定2級、骨格診断アドバイザー検定2級】

「日本の資格・検定」編集部の大学生アルバイトによる共同運営アカウントです。
楽しい記事を載せていけたらと思います!
よろしくお願いいたします!

職業:
学生

フォローする

人気記事ランキング