いわゆる『公務員試験』は、基本「採用試験」であって、『資格試験』ではない件
『公務員試験』は、基本、「資格試験」ではない
「公務員試験」は、基本、『採用試験(=就職試験)』である
突然ですが、いわゆる『公務員試験』は、「資格試験」ではなく、「採用試験(=就職試験)」である、というのが、当方の基本的考え方です。
今から何年も前に、バブルがはじけ、日本経済は超低迷期に入ったと聞きます。
この時、注目が集まったのが2つあり、一つは「公務員」になることです。不況に強いのが、その理由です。
そしてもう一つは、「資格取得」です。
この2点に、大きく注目が集まったと認識しております。
公務員にスポットが当たった理由は前述済み。資格取得にスポットが当たった理由は、資格を取ることで、周りのライバルと少しでも差をつけよう、というもので、これらの考え方は、今でもそんなにすたれていないように感じます。
さて、突然ですが、ほとんど全ての資格事典で、資格と一緒に、公務員になる術が案内されています。
公務員試験は、官公庁が行う採用試験(=就職試験)であって、資格試験とは無縁のものです。この事が、きっちりと認識できないと、ちょっとまずいと思います。
さて、こちらのサイトにおいても、「教育」の分野において、教育関係の資格と一緒に、公務員試験の案内がなされています。
繰り返しになりますが、公務員試験は、官公庁が行う、採用試験、就職試験であって、決して資格試験ではありません。強いていえば、民間企業が行うSPI試験などと、性質を同じとするものです。
だから、資格を紹介する部分において、公務員試験を紹介してはいけない、というのが、当方の基本的な考え方です。
さてここで、じゃあ教員になるときのことを、ちょっと考えてみます。教員になるには、当然ですが、基本、教員免許が必要です。で、そのうえで、各学校等が行う、教員採用試験に合格することが求められるという、いわば2段階構造。
恐らく、教員採用試験を受ける時点で、教員免許を取得済みか、あるいは取得見込みであることが要求されるはず。
これは、他の資格と職業についても同じこと。危険物乙4必須のガソリンスタンドがあったとします。で、あれば、まずは危険物試験に合格して、危険物資格を取らなきゃいけないけど、じゃあそれですぐにスタンドに就職できるかといったら、そうは行かないはず。そのスタンドの、採用試験(面接試験等)を、別途受ける必要あり。
さて、こちらのサイトでは、教育のカテゴリで、公務員試験を紹介するのとは別に、適性検査のカテゴリで、SPI3や玉手箱などの、まさに就職試験そのもの、みたいなものもご紹介されています。
だったらいっそのこと、公務員試験を、教育のカテゴリから外して、採用試験というカテゴリを新設して、そこで公務員試験やSPI3を、官公庁のものと私企業のものに区分けしたうえで紹介したらいかがですか?その方が良いと思う。
長文失礼しました。
北極ペンギン(H.N)と称する者です。
職業:
その他
保持資格:
・中型自動車第1種運転免許(8t限定) ※旧・普免
・危険物取扱者(乙種4類)
・二級ボイラー技士
・消防設備士(乙種6類)
・児童指導員(任用資格)
・食品衛生責任者
・防火管理者(甲種)
・社会福祉主事(任用資格)
・ガス溶接技能者
・有機溶剤作業主任者
・特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
・電気取扱者(低圧・実技1h)
・科学検定 科学基礎
▲上記のものの他、詳細不明なものが2点ほど
勉強中の資格:
・登録販売者
取りたい資格:
・宅地建物取引士
・社会保険労務士
・中小企業診断士
・公認会計士