日本の資格・検定|学びのメディア

投稿記事

不動産業界で重要性が高まっている資格と最短距離で取得する方法を大公開!!

吉祥寺の資格ドルフィン

資格のあれこれ #国家資格 #不動産資格 #賃貸不動産経営管理士 #賃貸管理士 #人気上昇中 #将来役に立つ #転職に有利

\\ 本記事を読むメリットのある人 //  


・不動産業界に従事している人  

・不動産業界に就職・転職を検討している人  

・将来性のある知識や資格を得たいと考えている人

※3分程度でこの記事を読むことが出来ます。


不動産業界はめまぐるしく変革を遂げており、

電子化が進んでいたり、宅建業法において重説の押印が不要となったり

数年前の常識が通用しない状況になっており、現場で働いている身としては、

まだ慣れない部分もありますがこの変革に対応できないと

将来生き残れないと感じているため日々、頑張っている所です。


しかし、法改正どころではなく令和3年に

不動産業界を震撼させた法律が出来ました。


それは『賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律』(通称、賃貸住宅管理業法)です。

聞いたことはございますでしょうか!?


法改正のように今まである法律の変更ではなく、全く新しい法律が施行されました。


それは、私のようなアラフォーには大変な出来事でした。

今まで賃貸住宅管理は、

特段法律なかったが入居者様と大家様に対して

丁寧かつ真摯に対応すれば問題ないかと思っていました。


しかしそこに、法律という一定のルールが出来たので、

個人だけではなく会社全体で守らなければいけないということで

現場としては非常に大変でした。


その中で重要性が高まっているのが

賃貸不動産経営管理士』という資格です。


この資格は、この賃貸住宅管理業法の適切な知識を保有しているという証拠になったり、

管理に関連する知識を包括的に得れる資格となります。


分かりやすく言うと


宅地建物取引士   :仲介や売買での適切な知識を得れる資格

賃貸不動産経営管理士:賃貸住宅管理での適切な知識を得れる資格


しかし、なぜ今、賃貸不動産経営管理士の重要性が高まっているかというと

賃貸住宅管理業法を適切に守れている会社が少ないという現状があります。


それは、国土交通省が賃貸住宅管業法を適切に守れているかを

令和5年1月から2月に全国97の不動産会社に立入検査を実施したのですが、

なんと、59社の不動産会社に是正指導が行われています。

詳しくは国土交通省のHPをご参照ください。


https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00060.html


つまり、約60%もの不動産会社が法律に対して

適切な知識や理解を得ていないことになります。


他の業界でここまで高い確率を聞いたことがないですし、

純粋に2分の1で違法のリスクがあるというのは怖い話でもあると思います。


ここからは、あくまでも私の経験と憶測によるの話ですが、

一昔前は、管理の部署は仕事のできないスタッフが行くといわれてました。

逆に仕事が出来るスタッフは、売買に配置されることが多かったです。

理由として、利益をたくさんあげてくれるスタッフを売買に配置したほうが

会社としては潤うので、会社として売買に配置するのは

当然ともいえる選択だったと思います。


さらに、賃貸住宅は宅建の延長として下にみていた方もいらっしゃったので、

法律が施行しましたが、社会的に話題にならなかったので、

そこまで重要視していない会社も多かったのかもしれませんね。


しかし、これは視点を変えると、

上記知識・理解を得れる一つの証明でもある『賃貸不動産経営管理士』の

重要性が高まっているということも同時に言えると思います。


賃貸不動産経営管理士に独占業務はないにしろ、

不動産業界がこのような現状であれば、

『正しい知識・理解を持っている』ということ自体が大きな武器になると思います。


またまた私の個人的見解ですが、

賃貸不動産経営管理士は社会的必要性があって国家資格になりましたし、

自主管理から委託管理が増えている状況を見ると、

将来的には宅建士のように人気資格の一つになっていくんじゃないかと思っています。


さてさて、ここまでお話しするとみなさまも賃貸不動産経営管理士に

興味が少しは出てきたのではないかと思います。


実は、あまり知られていませんが、この資格を取得できる近道が存在します!!


それは試験問題50問中5問取得できる講習を受講する事です。


『賃貸不動産経営管理士講習』と言います。

講習を受講するには費用が発生するのだが

5問取得出来るという安心感と勉強時間を削減できるというメリットは非常に大きい。


また、宅建士の講習とは違い、

誰でもこの講習を受講できる上に試験時間の短縮が無いというのは良いことづくな気がする。

(宅建の講習は不動産従事者しか受講出来ない。

 また本講習を受講すると試験時間が10分短縮されるのが宅建の講習デメリット。)


賃貸不動産経営管理士講習のデメリットとしては、宅建士は3年間5問取得効果があるのに対して、

賃貸不動産経営管理士は2年間しかない。


一瞬、デメリットと思いましたが、よく考えて頂きたい。

そもそもこの講習を受講している時点で、

その年の合格を目指している訳なので3年も受験する事を考えていない。

万が一、体調リスクや親族トラブル等に備えたとしても2年もあれば充分である。

つまり3年もいらないというのが私の見解です。

(しかし、3年間になれば、それはそれで嬉しいです)


講習の詳細は、運営団体のホームページをご覧ください。


https://chintaikanrishi.jp/measure/course/


〇終わり

不動産業界にいても、いまだに賃貸管理は宅建業の延長と思っている方が私の周りには多く、

なぜかこの資格を頑なに取ろうとしない方がいます。

つまり、今この資格を勉強・合格すればそのような人と差別化が出来たり差を拡げる、

または転職時に有利になるということ。

そして、少し厳しいことを言うと、

私は知識の無い人に大切な不動産の相談はしたくありません。

知識はないより、合った方が良い。

ぜひ、この記事を読んでいただいて少しでも興味を持って頂いた方は

今年の試験を受験してみてください。

一緒に不動産業界を盛り上げて頂ける方が一人でも増えると嬉しいです。


千葉県生まれで、東京在住。4人家族で、娘と息子がいます。
新卒から20年近く不動産業界に身を置き、不動産売買営業から賃貸、賃貸管理、
分譲管理と土地や不動産開発以外はあらゆる業種にて業務を経験。
その実務経験と現場感覚をもとに不動産系資格を分かりやすく伝えれればと思います。
ライターではないので、誤字脱字あるかしれませんが、温かい目で見て頂けると幸いです。

職業:
営業、企画
保持資格:
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士、FP1級、簿記2級、ITパスポート、

フォローする

人気記事ランキング