R06/02/25第3種電気主任技術者試験CBT受験(法規科目)

皆様お疲れ様です。ピースです。

去る2/25(日)に、第3種電気主任技術者試験(通称：電験3種)法規科目を受験しました！

技術系の中では比較的メジャーな資格という印象はあるのですが、一応説明しておくと、第3種電気主任技術者については、電気の工事、維持に関する保安監督者として、電圧50000V未満(かつ、発電については出力5000kW未満)の設備を対象として選任できるものです。
より高圧の設備について業務に従事したい場合は、上位の2種、1種が必要になりますが、(2種以上は2次試験まであり2次は記述になる等、ハードルは高いものの)下位種から順番に受験する必要は必ずしもなく、受験資格として業務経験も前提としない試験です。

試験は理論、電力、機械、法規の4科目で、年2回(上期・下期)の試験で3年以内に4科目合格すれば取得可能ということで、1回につき1科目ペースでも取れればOKということで、令和3年度以前は年1回だったことを考えると、ハードルが下がった感覚です(電気業界もだいぶ人材不足で厳しいということで、人材確保を狙っている模様)。

私自身は高校～大学基礎課程の物理は得意科目ではあったので、理論から順番に攻略していった感じです(逆に、そのあたりが苦手だった方には、やはり「理論が一番手ごわい」という意見が多い印象ですね)。
R4上期に理論、そしてR5上期(昨年8月受験)に電力・機械と取って、残りが法規だけという状況でした。

で、年2回になったのに加えて、コロナ禍以降の流行に乗ったということか、今年度から新たにCBT試験も受験可能になったということで、私は今回はCBTで受験しました(R4下期がダメだったのは、試験が年度末で棄権したという理由だったのもあります。また、R5上期もCBTは可能でしたが、紙試験で受験しました)。

形式は紙で一斉試験の時と(おそらく)同様で、他3科目は90分で合計20問、法規のみ65分で合計16問です。
60点以上で合格ですが、他3科目はストレートに1問5点、法規は1問6～7点ですが、実質的に配点は無関係で「とにかく6割(他3科目は12/20、法規は10/16)正解しなさい」ということですね。

ただ、一般的な理系・技術系資格でも、「法規科目は条文を暗記すれば答えられる」という印象があるかもしれませんが、電験についてはこれが全く違い、条文における場合分けの条件、あるいは他3科目の知識を前提とした計算問題も数問あり、苦手な人には厳しいですね(逆に、3科目を付け焼刃の知識でなくしっかり実力をつけて合格できた方には、消化試合とまでは言わずもかなり楽になる感じとも言えますが)。

試験は40分ほどで解き上げることができ、点数的にも無事合格見込みです！
私自身、数学や物理は高校～大学基礎課程で割と得意だったのもあるので、(流石に一発合格は厳しいと思いますが)2種にも挑戦したいと思います！