アガルート行政書士講座の内容や特徴とは?受講して合格した人に評判通りか聞いてみた!
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行政書士試験の合格を目指す場合、独学で勉強することももちろんできますが、短期間で効率的に勉強するためには資格予備校や通信講座の受講が選択肢に挙がります。
その中でも、口コミや合格実績の高さからオンライン講義を提供する資格予備校の「アガルート」が最近注目されており、テレビCMでも見かけるなど気になっている方は多いはず。
そこで、講座の受講を迷っているみなさんに代わり、アガルートの行政書士講座を編集部の学生スタッフが実際に受講しました!受講した結果、なんと行政書士試験に合格することができたので、アガルートの行政書士講座とはどのようなものなのか、講座の良かった点・イマイチだった点のレビューとともにご紹介します!
■ 行政書士試験の概要
まずは行政書士試験の概要について知っておきましょう。
行政書士試験には受験資格がないので、誰でも合格を目指すことができます。令和3年度の試験では、下は14歳から上は84歳まで幅広い年齢層の方が合格しています。
▲ 行政書士試験の概要
行政書士試験には受験資格がないので受験の間口は広いものの、過去10年の合格率は8~15%(令和3年度は11.18%)で推移しており、国家資格の中でも難関資格に分類されます。
合格率が低い理由としては、法令等科目で50%以上、一般知識等科目で40%以上の得点が必須とされていることや、記述式の対策も必要なことなどが挙げられ、勉強すべき内容がとても多いためです。
また、法律を初めて勉強する方が行政書士を目指す場合、必要な勉強時間は600~1,000時間が目安とされ、合格するためにはある程度の勉強時間を確保することも必要です。
▲ 法律初学者が士業資格の合格に必要な勉強時間の比較(出典:アガルート公式HP)
資格予備校や通信講座を活用すれば効率よく勉強できるので、短い時間で高い学習効果を得たいという方には、通信講座などの利用がおススメです。
■ アガルートの行政書士講座の特徴
行政書士試験の概要が分かったところで、アガルートの行政書士講座にはどのような特徴があるのかをチェックしていきましょう。
高い合格率と合格実績
アガルートでは受講生の合格率を公開しています。他社では合格率を公開していない講座も多い中、こうして合格率を公開できるのはそれだけ講座内容に自信があるのだといえますね。
そんなアガルート受講生の合格率はなんと67.2%(令和2年度)!全国平均の合格率(10.7%)の約6.28倍というかなり高い合格率を誇っています。
この高い合格率を、アガルートの講座を選ぶ際の決め手にする方も多いようです。
出題カバー率90%以上
講座を受講したとしても、試験に出題される内容を勉強できなければ意味がありません。
アガルートの行政書士講座では講師が常に出題傾向を分析し、注力すべき分野や知識を洗い出して講座内容に反映しています。そのため、試験の出題内容に対するカバー率も93.48%(令和3年度)と非常に高く、記述式問題も的中させています。
試験の出題内容がほぼ網羅されているので、しっかり受講すれば確実に合格を目指せるといえるでしょう。
合格特典(お祝い金制度or全額返金制度)が魅力
アガルートの対象講座を受講して合格すると、合格特典としてお祝い金5万円または受講料の全額返金を受け取ることができます。
お祝い金5万円のほうは、所定の講座を受講して「①合否通知書データの提出 ②合格体験記の提出 ③顔写真データの提出」などの条件を満たせば受け取ることができます。
また、受講料全額返金の対象になるには、所定の講座を受講して「①合否通知書データの提出 ②合格体験記の提出 合格者インタビューへの出演」などの条件を満たす必要があるものの、受講料全額返金とは何とも太っ腹な特典です。
これらの合格特典が受けられると思えば、「合格を目指して頑張ろう」とモチベーションも上がりますね!
★ 合格特典の詳細は公式サイトをご確認ください!
https://www.agaroot.jp/gyosei/cp_inst/gokaku_tokuten/
■ アガルートの行政書士講座の種類と費用
アガルートの行政書士講座は、学習レベル別に「初学者向け」「学習経験者向け」「合格まであと一歩の方向け」の大きく3種類あります。その中でもニーズに合わせて複数のプランが用意されているので、自分の求める内容に応じて選ぶことができます。
【初学者向け】入門総合講義/入門総合カリキュラム
初めて法律を勉強する方や、法律の勉強経験はあるけれどもう一度基礎から勉強したい方向けのコースです。入門総合講義で行政書士試験に必要な知識を学び、初学者が1年で合格を目指せる内容になっています。
入門総合講義のみのプラン以外にも「入門総合ライトカリキュラム」と「入門総合フルカリキュラム」があり、入門総合講義にプラスされる講座内容がそれぞれ異なります。
▲ 入門総合講義/入門総合カリキュラムの比較表
入門総合講義だけのコースは合格特典の対象外なので、合格特典を受けたい方や試験対策に必要な知識をしっかり学びたい方は「入門総合(ライト/フル)カリキュラム」がおススメです。
【学習経験者向け】中上級総合講義/中上級総合カリキュラム
既に行政書士試験の学習経験がある方向けのコースです。目安として過去問題を6割以上解くことができる方向けのレベルと設定されています。
入門コースと同じく総合講義を基本に、プラスされる講義内容によって「中上級総合ライトカリキュラム」と「中上級総合フルカリキュラム」があります。
▲ 中上級総合講義/中上級総合カリキュラムの比較表
こちらも合格特典の対象になるのは「中上級総合(ライト/フル)カリキュラム」です。
【合格まであと一歩の方向け】上級総合カリキュラム
行政書士試験の知識が定着しており、合格まであと一歩という方向けのコースです。入門コースや中上級コースと違って総合講義はなく、「上級総合ライトカリキュラム」か「上級総合フルカリキュラム」のみとなります。
▲ 上級総合カリキュラムの比較表
「上級総合ライトカリキュラム」と「上級総合フルカリキュラム」のどちらも合格特典の対象です。
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■ アガルートの行政書士講座を受講した感想を正直レビュー!
「アガルートの行政書士講座は本当に良いのか?」について知るため、行政書士講座を編集部の学生スタッフに実際に受講してもらい、良かった点からイマイチだった点まで正直に評価してもらいました。
受講した学生スタッフは2021年度の行政書士試験に見事合格することができたので、受講を迷っている方はぜひ参考にしてください!
~受講生プロフィール~
大学生Sくん
都内の私立大学に通う大学3年生。
昨年度の行政書士試験に独学で試験に望んだが惜しくも不合格。リベンジ合格を果たすためにアガルートの行政書士講座(演習総合講義/演習総合カリキュラム※現:中上級総合カリキュラム)を受講。大学の授業で民法と憲法の勉強経験アリ。
アガルートの行政書士講座を受講した理由
法学部生なので法律関係の資格に興味を持ち、その中でも名前がカッコイイ行政書士の資格取得を目指しています。
昨年度、書店に売っている参考書1冊と問題集2冊を購入して独学で受験したところ、残念ながら不合格だったので、もっと効率よく学ぶためにアガルートの通信講座を受講しました。
いつからどれくらい勉強した?アガルート行政書士講座の勉強期間
行政書士の試験は毎年11月に実施されるので、大学が夏休みになる8月上旬から受講を開始。1日の勉強時間としては、夏休み期間中は予定がなければ1日中勉強し、夏休みが明ける9月下旬からは1日3時間程度勉強しました。
独学で勉強したときも夏休みに入った8月から勉強を始めたので、勉強期間と勉強時間は前年度とほぼ同じくらいです。
■ アガルート行政書士講座のテキストと講義映像はどんな感じ?
アガルートの教材はテキスト(本)と講義映像(動画)の2種類がセットになっています。
テキストと問題集
テキストは行政書士講座を申し込んでから1~2日で届きました。合計で15冊あり、テキストが5冊、問題集と解答解説がそれぞれ5冊ずつです。
テキストの大きさはA5よりも少し小さいサイズで、全編カラー印刷でした。
講義映像(動画)
私が受講した「中上級総合ライトカリキュラム」の講義映像の総視聴時間は約320時間です。
いわゆる授業がメインの内容だと1動画あたり10~25分の時間で、問題の解説をする内容だと1動画あたり約10分くらいのものが多かったです。
■ アガルート行政書士講座の良かった点
行政書士講座を受講して良かった点を紹介していきます!
1. テキストが見やすい&分かりやすい
まず、1ページの文章量がそこまで多くないので、読みやすいという点が良かったです。適度に空白が設けられていて、講義映像で説明があったことをメモで書き込みやすいように工夫されていました。
独学のときに使っていたテキストはギッシリ隙間なく文章が並んでいて読みづらかったため、特にそう感じるのかもしれません。
テキストの内容に関しては、全体的にかなり丁寧に解説されています。図や表を使った説明はもちろんですが、専門用語や補足の注釈が要所要所に散りばめられているのが印象的でした。
さらに、章のテーマごとに学習の重要度を教えてくれるのも試験対策をする上で参考になり、ありがたかったです。
▲「CHECK」で用語の解説や補足をしてくれる(左)。重要度はA~Cで示してくれる(右)。
2. テキストの持ち運びが楽
テキストによって若干厚みは異なりますが、軽くて持ち運びやすいサイズ感なのが非常に便利です。
表紙もシンプルで一見なんの本か分かりづらく、電車内やカフェなどで人目を気にせず勉強できるのも個人的には良かったです(笑)
3. 講義映像(動画)が分かりやすい
1動画あたりの時間は10~25分程度と短く、スキマ時間に勉強することができます。
講義映像の内容については、テキストが画面に映し出されて先生がメモ書きやマーカーを引きながら丁寧に解説してくれるスタイルで進行します。テキストよりも講義映像のほうがメイン教材という感じですね。
インプットの選択肢が「テキストを読む」だけだと内容を理解して覚えるのに時間がかかりますが、講義映像があることで「覚え方」や「考え方」も一緒に学べるため、効率的な勉強ができ非常に有効でした。
▲ 中上級総合講義のサンプル動画(サンプルテキスト ※PDF)
私は学習経験者向けのコースでしたが、こんなに丁寧に説明してくれるなら初学者の方でも安心できると思います。比較対象にならないかもしれませんが、大学のオンライン授業よりも数段分かりやすいです(笑)
▲ 入門総合講義のサンプル動画(サンプルテキスト ※PDF)
4. 豊村講師が好印象&分かりやすい
私が受講した講座では豊村講師が教えてくれたのですが、フランクで親近感がある上、非常に分かりやすい説明をしてくれる先生です。
受講前にSNSやネットでアガルートの行政書士講座の評判を調べたことがあったのですが、「豊村講師の教え方が素晴らしい!」という口コミがほとんどでした。実際に受講してみて、評判通りとても分かりやすい説明だったので、期待を裏切らない先生だと思いますよ。
初学者向けのカリキュラムでも講師を担当されているようなので、行政書士をこれから勉強するという方にもおススメの先生です。
豊村 慶太講師
早稲田大学社会科学部卒業
明治大学大学院中退,中央大学大学院修了,学習院大学大学院修了
早稲田大学3年次にわずか2か月の学習期間で行政書士試験に合格。
大手資格予備校LECで12年以上にわたり,行政書士試験の受験指導を行い,基幹講座・単科講座・全国向け収録講座のみならず,大学学内講座(成城大学・学習院大学)も担当。
これまでにのべ6000人以上の受験生を指導(2021年2月時点)。高い合格率に定評がある。
引用:アガルート公式HP
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講義映像はアガルートのマイページから閲覧ができ、
・再生速度を0.5~3倍の8段階で調整が可能
・音声のダウンロードが可能(テキスト+音声だけでも勉強できる)
・ブラウザ、OSを選ばず受講が可能(スマホでも見れる)
など、一通りの機能は充実していて使い勝手も良かったです。
■ アガルート行政書士講座のイマイチだった点
続いて、個人的にイマイチだと感じた点や「これは人を選ぶな」と思った点を紹介させていただきます。
1. テキストだけだと勉強しづらい
アガルートの講座の最大の魅力は「講義映像(動画)」です。講義映像を見ることで、この講座は真価を発揮します。テキスト単体で勉強しようとすると勉強効率が逆に悪くなるので、テキストだけで勉強を完結させたい方には合わないでしょう。
私はYouTubeや大学のオンライン授業など、映像で学ぶことに慣れていたので問題なかったですが、動画を見るのが面倒だと思う方にはあまりおススメできません。
2. テキストの図や表はもっと多いほうが嬉しい
テキストに図や表はありますが、良くも悪くもシンプルです。普段使っている他の資格試験のテキストは図や表がかなり多めだったので、それらと比べると少ない印象がありました。
ただ、勉強する分には全く問題ないので、これは好みの部分が大きいと思います。
▲ テキストで使用されている図表の例
3. 講義映像のタイトルが分かりづらい
講義映像の一覧画面を見たとき、動画のタイトルが「行政法-001」のように表示されるので、「この動画は行政法のどこの内容を解説していのか」ということがパット見で分かりづらいです。後から見返したい動画を探すときも、どの動画だったかをタイトルから推測することが難しいので、もっと分かりやすいタイトルだと良いと思いました。
▲ 動画ページとタイトルのイメージ(出典:アガルート公式HP)
とはいえ、講義映像には「お気に入り機能」があるので、見返したい動画はマイページでお気に入りに追加すればそんなにストレスはないです。
4. 受講料は高め
アガルートの行政書士講座は一番安くても10万円以上と、学生の身からすれば高額です。後輩にもおススメしたいけれど、学生は背伸びしないと手を出せない価格なのが惜しいところ。講座のクオリティを考えたら納得感はありますが。
ただ、アガルートでは受講料30%OFFなどの大幅割引セールを頻繁に実施しているので、セール期間に申し込むとお得に受講できます。
また「絶対に合格するぞ!」という方は、試験に合格して所定の条件を全て満たせば受講料の全額返金という素晴らしい合格特典があるので、それを狙うのが良さそうです。
5. 講座の学習量をこなすための勉強時間と学習意欲が必要
アガルートの講座の良さでもありますが、網羅的かつ丁寧に解説されている分、テキスト・動画ともに数や講義映像のボリュームが多いです。私も最初に見たときは「こんなに量があるのか!」とビックリしました(笑)
テキストと講義映像を別々に勉強する必要はないので案外サクサク進められますが、「それらをこなし切る」という強い意志と勉強時間の確保が必要でしょう。
そのため、そもそも勉強時間を確保できない方や、時間があってもつい勉強を先延ばしにしがちな方には向いてないと思います。
■ 独学と通信講座を比べてどう違う?受講すれば絶対に合格できる?
結論から言えば、独学で勉強するときよりも理解度の差は段違いです!
独学で勉強した前年度とほぼ同じ勉強期間・勉強時間で受講しましたが、覚え方やポイントの解説があることで驚くほどスッと頭に入ります。独学では分かりづらかったことも、「こういうことか!」とスムーズに理解しながら勉強できました。
CMのキャッチフレーズである「最短ルート、アガルート」は嘘じゃないと思います(笑)
私は今まで独学でしか資格試験の勉強をしたことがなかったのですが、効率的に勉強するのならアガルートの通信講座を受講する価値はあると感じました。あくまで個人的な意見ですが、この講座を受講して合格できない人は、勉強時間とやる気が足りないだけだと思うくらいです。
つい先日(2022年1月26日)、2021年度の行政書士試験の結果が公開されまして、実際に私は合格することができました!アガルートの講座を受講したからこその結果だと思うので、本当に受講して良かったなと思います。
アガルートの講座を信じて本気で受講すれば絶対に合格できるはずなので、行政書士試験を目指す方は受講を検討してみてはいかがでしょうか!
※本記事で紹介しているのは2021年度時点の内容です。