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【AI】アガルート講座受講体験記【アルバイトW】

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体験談 #公式アルバイト記事 #勉強方法 #機械学習 #人工知能

■アガルートのデータサイエンス講座を受講した感想を正直レビュー!

こんにちは!「日本の資格・検定」編集部、大学生アルバイトWです!

突然ですが皆さんは「機械学習」と「AI」の違いを説明できますか?




きかい…がくしゅう…?





AI…??

(AI違い)


簡単に言えば、AI(人工知能)は「人間の思考をソフトウェアで再現したもの」であり、機械学習は「AIを作り出すための手法」です。


身近なAIの例としてはiPhoneに搭載されている「Siri」やYouTubeの「あなたへのおすすめ」などが挙げられます。それらのAIを動かす仕組みを作るのが機械学習です。


どうでしょう?言葉の定義一つとっても、意外と分かっていなかったのではないでしょうか。


近年、新聞などのメディアでしきりにDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれているものの、どうしても曖昧なイメージが先行してしまい、私自身その実体を正しく理解できていないように感じていました。


そこで、今回は「アガルート」のデータサイエンス講座を私が実際に受講してみました!講座で学べる内容や教材について、コメントを交えながらご紹介します。


・受講生プロフィール

身の回りのことを全て代わりにやってくれる便利なドラえもん AIを作成するという壮大な野望を胸に講座受講を決意。
プログラミングを学んだことはないが、大学で統計学の勉強をした経験アリ(文系)。


・勉強期間と勉強時間

休みの日を中心に1日1時間程度、期間にして2か月程度で受講が終わりました。
オンラインの通信講座なので自分の都合が良いときに受講でき、授業やアルバイトなどと並行しながらも無理なく進めることができました。


【資格の通信講座】アガルートの公式サイトはこちら

【資格の通信講座】アガルートのデータサイエンス講座はこちら

【資格の通信講座】アガルート行政書士講座のレビュー記事はこちら

Pythonの新試験に関する記事はこちら

■受講した講座の内容

アガルートといえば司法試験や行政書士の対策講座を提供している資格予備校ですが、データサイエンス講座はどのような内容なのでしょうか。

1.講座の概要とレベル

アガルートで提供されているデータサイエンス関連の講座は以下の8種類です(2022年2月現在)。


・G検定
・Python
・機械学習←コレ!
・ディープラーニング
・データサイエンス全般
・データサイエンス数学ストラテジスト資格試験対策講座(中級・上級)
・統計学
・AWSクラウドプラクティショナー試験対策講座


今回私が受講したのは、この中の機械学習講座 Lv2 モデル構築・データ分析の実践 です! 


アガルートの機械学習講座はLv1とLv2の2種類があります。Lv1では決定木と呼ばれるアルゴリズムの基本的なコンセプトを学び、Lv2では構築した決定木モデルを改善していくプロセスを学びます。


講座ではPythonを使用するために「Anaconda」というソフトウェアをインストールする必要があるのですが、セットアップ用の分かりやすいマニュアルも教材の一部として付いているので、パソコンとネット環境さえあれば安心して受講を開始できます。


私は大学で統計学の講義を受けたことがあったので、Lv1を飛ばしてLv2を受講しました。講座内容は問題なく理解できたので、ある程度知識がある方はいきなりLv2からでも大丈夫だと思います。


「プログラミングも統計学も初めて触れる」という方はLv1、あるいは「Pythonプログラミング講座」を先に受講するのが良いでしょう。


【資格の通信講座】アガルートのPythonプログラミング講座はこちら

2.学習教材について


講座の教材はテキスト、映像講義、ダウンロードファイル(Pythonのコードや環境設定のマニュアルなど)がセットになっています。

テキストは1冊だけで、大きさはA5よりも少し小さいくらいです。


テキストには映像講義(動画)で表示されるスライドが1ページに2枚ずつ並んでおり、参考書というよりもノートのようなイメージ。


講座の申し込みを済ませた翌日にテキストが届き、非常に驚きました(笑)

ページ数が69ページと少なめなので、「これくらいなら勉強できそう」と感じやすく、モチベーションが下がりづらいのではないかと思いました。また、メモ書きができるスペースが多いのも良かったです。


個人的に「映像講義だけでも良いのでは?」と感じたので、テキストはメイン教材というよりも補助教材の意味合いが強いかもしれません。

3.映像講義について

動画の数は全部で16本で、1本あたりの時間は20分程度です(Lv2の場合)。


理論を説明するパートとコードを実際に動かすプログラミングパートがあり、理論パートでは「そもそも機械学習とはどういうものか」「分析はどのような手順で行えばよいのか」ということを詳しく教えてくれます。


知識面のレクチャーもしっかりあるので、プログラミングパートもスムーズに理解ができ、プログラミング初心者でも挫折することなく勉強を進めることができました。

4.講師について

機械学習講座は「ヤン ジャクリン講師」が担当しています。株式会社GRIで現役のデータアナリストとしても働いている、データサイエンス分野のスペシャリストです。

ヤン講師の講義は親切丁寧な講義として受講生から支持されているそうです。

ヤン ジャクリン講師


万物の質量の源となるヒッグス粒子の性質を解明し、加速器実験による新粒子発見に関する研究を行い、国際・国内学会発表20件以上、査読論文5件以上
GRIに転職するまでは、10年以上に渡り、幅広い年齢層の学習指導を学習塾や大学などで実施(5科目、英会話、受験指導、素粒子物理など)
株式会社GRIにて、データ分析官(データ前処理、可視化分析、マーケティング施策の分析 他)
公開講座および法人研修を多数開設(自社・他社)


https://www.agaroot.jp/lecturer/yan_jacqueline/


データ分析のお仕事をされているだけあって、難しい統計学の概念を分かりやすく説明してくれていました。データ分析の実務における注意点なども交えて授業が進んでいくため、データ分析や機械学習の大まかなイメージを掴むために有用だと思います。


個人的にヤン講師が話す速度がゆっくり目だと感じたので、1.5倍速にして動画を視聴していました。自分のペースで勉強を進められるのがオンライン通信講座の大きなメリットですね!

■アガルートのデータサイエンス講座はおススメか?

結論から言うと、

おススメ

です!


機械学習やデータサイエンスのような"流行り"の領域に関する教材はたくさん存在していますが、一体どれを選べば良いのか初学者は迷ってしまいがちだと思います。


アガルートの講座は少し値が張るものの、教材選択の労力を省いたうえで、体系的に機械学習を学ぶことができると考えれば妥当な価格設定だと感じました!


1つ注意点を挙げるとすれば、この講座は機械学習を実務に導入するために必要な知識を学ぶための講座であり、「プログラミングコードを1から書く」というよりは「配布されるプログラミングコードを使いこなす」ことが到達目標だと思います。


なので、受講すれば誰でも

卍データサイエンティスト卍

としてバリバリ分析用のコードを書けるようになるわけではないことをご留意ください。


ただ、そもそもPythonには便利な機能を記述したプログラムをパッケージとしてまとめた「ライブラリ」が充実していて、一から複雑なコードを記述しなくてもライブラリを利用することで様々な機能を再現することができます。


そのため、この講座は「本格的に機械学習の勉強を始めたい方」や「データ分析に携わることになったけど何から始めれば良いか分からない方」などにおススメです!


〔担当:アルバイトW〕

【属性】大学生アルバイト
【持っている資格】農業簿記1級 忍者検定初級 統計検定3級 ほか
【意気込み】読んだ方にクスリと笑っていただけるような記事を目指して頑張ります!

「日本の資格・検定」編集部の大学生アルバイトによる共同運営アカウントです。
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よろしくお願いいたします!

職業:
学生

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