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CompTIA認定資格で人気の4資格を特集!世界で活かせるITスキルとは?

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CompTIA認定資格で人気の4資格を特集!世界で活かせるITスキルとは?

★この企画では、読者のみなさんに代わって日本の資格・検定編集部が資格・検定試験の運営団体にインタビューを行い、その魅力をお伝えしていきます!
今回は、「CompTIA認定資格」を主催しているCompTIA(コンプティア)日本支局を取材しました。 

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「2年分のデジタル変革が2カ月で起きた※」ともいわれるほど、コロナ禍以降、デジタル分野が生活に占める割合は急増しています。
※米マイクロソフトCEOサティア・ナデラ氏のパンデミックに際したコメントより抜粋

国境にとらわれることなく多くのヒトがオンライン上で会い、リモートで働くことが容易になったほか、オンライン上で売買されるモノや、やりとりされる情報量が増加したことで、これまで物理的に体験していたグローバル化の多くがオンライン上の体験として活発化したとの見方も少なくありません。

このような状況の中、IT知識はより世界の共通言語としての地位を確立しており、IT利用者・ITエンジニア双方にリテラシーや技術力の向上が迫られているといえるでしょう。

そこで今回は、世界中に250万人超の認定者をもつCompTIA認定資格について、その特徴や受験のメリット、学習方法などをCompTIAに伺っています。

また、CompTIAのトレーニングパートナーである資格の学校TACにも、各認定資格の受講者層や難易度、学習期間などを語ってもらいました。 

語ってくれたのはこの方

CompTIA マーケティング/チャネル
ディレクター
吉村睦美 さん
SI企業の営業、米国大手コンサルタント企業などを経た後、2005年よりCompTIA日本支局にて認定資格の普及啓蒙のためのマーケティングを担当。認定資格を利用したITに携わる人材の発展のため、さまざまなプロモーション活動を行う。
TAC株式会社
IT講座企画部 CompTIA講座担当
小野直也 さん



Q1 CompTIA認定資格について教えてください。

CompTIAについて

CompTIA(コンプティア)は、グローバルなIT業界団体です。1982年に発足して以来、米国シカゴの本部を中心として、世界の10の拠点で活動をしています。CompTIA日本支局はその内の1つで、2001年に設立されました。

CompTIAの最も重要なミッションは、IT業界が継続的に発展していくための支援を行うことです。そのために必要となる業界の調査活動やコミュニティ活動、そして人材育成活動を行っています。

⇒CompTIAの詳細についてはこちら

CompTIA認定資格について

現在CompTIAは、ITに関連する13の認定資格を提供しています。

全てのCompTIA認定資格に共通するコンセプトは、業務やキャリアの過程で必要とされるスキルを網羅していることです。

例えば、CompTIA認定資格の中でも代表的なCompTIA Network+では、「ネットワーク関連業務に携わって9カ月くらいのエンジニアが持つべきスキルセット」といったような人物像が設定されているため、9カ月未満のキャリアでも資格を取得することで、ネットワーク関連業務9カ月分のスキルを身に付けているという証明となります。 

▲13種類の認定資格の概要と求められるスキルセット※(クリックで拡大)
※参照:CompTIA認定資格の種類と概要

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Q2 CompTIA認定資格コアスキルの4資格について教えてください。

CompTIA認定資格の中で、コアスキルとして位置付けられている認定資格は4つあります。

これらは上位資格の学習・受験にあたって、コアスキルのレベルが要件として位置付けられているケースも多く、例えば、CompTIA Server+の学習・受験にはCompTIA A+の取得かこれに相当するスキル、CompTIA Cloud+の学習・受験には、CompTIA Network+もしくはServer+の取得かこれに相当するスキルが想定されています。

CompTIAとしては、IT業界でどのようなキャリアパスを積む上でもコアスキルに位置付けられているスキルは必須になると考えており、キャリアチェンジに際してもコアスキルを習得していれば、いち早く新しい分野の知識・スキルを身に付けられるのではないでしょうか。

CompTIA IT Fundamentals(ITF+)について

CompTIA ITF+は、CompTIAの中で最も初級の認定資格として位置付けられ、PC、スマートフォンなどのハードウェア類にまつわる機能・互換性やネットワーク、セキュリティといった基本的なITリテラシーに関するスキルを評価します。

CompTIA ITF+のスキルイメージは、何も設定されていないPCを渡されて仕事ができる環境まで整えられるレベルです。

その上で、何かトラブルが起こった際に、IT管理者やエンジニアへ適切にその事象を伝え、トラブルシューティングを迅速に依頼できるかということも想定しています。

コロナ禍で求められるCompTIA ITF+

例えば、このコロナ禍で、リモートワークを経験された方も多くいるかと思います。今までは、オフィスでIT部門の方の管理のもと利用していたPCを自宅でセキュアにインターネットに接続し、必要に応じて他の外部機器と接続することはできましたか?

自宅からではなく、公共のスペースからそのPCを開いて仕事をする際、セキュリティを意識してPCを開くことはできましたか?

営業の方であればコロナ禍の前から、タブレットやノートPCを渡されて営業活動をすることもあったかと思います。そのタブレットやノートPCがインターネットに接続できなかったときには、接続できなかった事象をIT管理者やエンジニアに伝え、対応を依頼しなくてはいけません。

CompTIA ITF+は、IT職に就く・就かないにかかわらず、「IT環境を操るスキル」を評価する認定資格です。

「ITスキル」といった際に、WordやExcelなどのアプリケーションスキルを磨く方が多くいますが、PCが適切に立ち上がらなければ、アプリケーションを使うこともできません。

アプリケーションスキルと「IT環境を操るスキル」の両方を備えてようやく真の「ITスキル」として活用することができるのです。

CompTIA ITF+で出題される問題と難易度

▲CompTIA ITF+の出題内容はこちらからご覧いただけます。

◆TACからのコメント
各認定資格の難易度は、学習者の現状の知識やスキル、日頃からどの程度ITに接しているのか、などによって左右されるため、ここでは各認定資格の特性を踏まえ、おおまかなレベル感をお伝えします。
IT利用が前提となりつつある現在の社会情勢の中で、CompTIA ITF+は「IT利用のエントリー資格」としてビジネスパーソンの方から学生の方まで、幅広く受験されています。
TACでCompTIA ITF+の講座を受講されている方の標準的な学習期間は2~6ヵ月間で、しっかりとした学習を積めば、短期間でも結果を得られる資格といえるでしょう。


CompTIA A+について

CompTIA A+は最も人気のある資格の1つで、ワールドワイドに100万人以上が取得しています。

1993年、CompTIA認定資格の中で最初にできた資格で、当時はWindowsが一般に普及し、誰でもPCを操作するようになった一方、これらを適切に管理する人材の育成が課題となったため創設されました。

CompTIA ITF+がITユーザーとしてのITスキルを評価するのに対して、CompTIA A+は団体・企業内におけるシステム、または社員が使用しているIT環境の管理者向けにハードウェアやOS・ソフトウェア、またはその周辺機器に関連した操作・運用スキルを評価する認定資格です。

CompTIA A+はCompTIAが提供するキャリアマップの序盤に位置付けられていますが、エンジニアやIT管理者向け試験でもあるため、取得までにはしっかりとした学習が求められるでしょう。

CompTIA A+で問われる「IT環境」

みなさんは「IT環境」といわれたときに何を想像しますか。

普及当初のIT環境はPCのみでしたが、現在のIT環境は、毎日利用されるスマートフォン、タブレットも含まれています。OSもIT環境の多様化から、Windows、Mac、Linux、Androidなど多岐にわたり、セキュリティに関連するスキルも必要とされます。

先述の通り、「仕事で必要とされるスキルを網羅する」をコンセプトにしているため、CompTIA A+では業務に関連するハードウェアやソフトウェア、周辺機器などIT環境に関する幅広い知識を問われることになるのです。

ITサポート職に活かされるCompTIA A+

2021年以降にニーズが高まるIT職種として、ITサポート職種が挙げられています。これは、リモートワークなどの需要の高まりを受けて、IT環境の整備やITにまつわるトラブルをサポートする人材が必要となるためです。

ITサポート職種は、サポートをする側のIT環境は選べません。そのため、幅広くIT環境を理解していることが必要となりCompTIA A+の試験で問われるようなスキルが必要とされます。

CompTIA A+で出題される問題と難易度

▲CompTIA A+の出題内容※は下記からご覧いただけます。
(Core1はこちら/Core2はこちら
※CompTIA A+は2科目で構成され、認定には両方の合格が求められます。


◆TACからのコメント
CompTIA A+にはIT環境を管理できる技術者向けに業務の基盤が全て網羅されているため、キャリアアップに必要な内容として、多くの企業・団体様の新人研修で採用されています。
CompTIA認定資格の中では初級に位置付けられているものの、エンジニアやIT管理者向け試験でもあるため、取得までにはしっかりとした学習が求められるでしょう。TACでの標準的な学習期間は5ヵ月程度となっています。


CompTIA Network+について

CompTIA Network+は、ネットワーク関連業務で求められるネットワークの構成、運用方法、トラブルシューティングなどのスキルをはじめ、セキュリティやツール、仮想化などの知識を網羅する認定資格です。

近年のIT環境ではハードウェア・ソフトウェアをはじめ、全てがネットワークに関連しているといっても過言ではありません。

機器やIT環境、業務内容によって使用するネットワークの種類が違うとはいえ、基本的なネットワークへの理解はITエンジニアに必要なスキルです。

主に、「ネットワークの接続はどのように行われているのか」、「最適なネットワーク環境を維持するためにはどのように接続するべきなのか」といった、ベンダーに依存しない「ネットワーク」そのものを学習することができるため、他のネットワーク系資格に向けた足がかりとしても活用されています。

CompTIA Network+と昨今の人材ニーズ

クラウドやIoTなど、現在のIT環境ではネットワークのスキルは必須であり、エンジニア職の中でもネットワーク管理者のニーズは常に高くなっています。

また、セキュリティについての関心も高まる中で、ワイヤレスネットワークのセキュリティやアクセスコントロールなど、ネットワークのセキュリティ対策を網羅的に学べる点もCompTIA Network+の特徴の1つで、多くのネットワーク管理者からの支持を集めています。

CompTIA Network+で出題される問題と難易度

▲CompTIA Network+の出題内容はこちらからご覧いただけます。

◆TACからのコメント
CompTIA A+と比較すると、範囲がネットワークに限定される一方で、ネットワーク関連についてはより幅広く、かつ深く問われるため、学習量は同程度といえます。
ネットワーク関連業務が中心の企業・団体様では、CompTIA Network+をスタートラインに設定しているケースもあります。TACでの標準的な学習期間は5~10ヵ月程度となっています。


CompTIA Security+について

CompTIA Security+では、これまでワールドワイドに60万人近くが取得するなど、他ベンダー・他団体のセキュリティ系資格と比べても多くの認定者を輩出しており、CompTIA認定資格の中でも最も成長率が高い資格です。

セキュリティエンジニアのみならず、どのような立場のエンジニアもセキュリティの正しいスキルを身に付けることが重要という考えからコアスキルの1つとされています。

試験ではセキュリティ関連業務を2年間経験したレベルのスキルを評価し、主にネットワークセキュリティ、暗号化、ネットワーク設計、物理セキュリティなど、セキュリティ業務に就く上で必須とされるスキルと知識を網羅的に学ぶことができます。

CompTIA Security+取得後の活かし方

CompTIA Security+を取得した上で、その知識をもとにCompTIA認定資格内の上位資格を目指す方や、他ベンダーから提供されているセキュリティ系資格にチャレンジする方も多くいるようです。

また、最近ではシステム開発系のエンジニアの方が、セキュリティを考慮して開発を行えるよう、CompTIA Security+の合格を目指すケースが目立つほか、IT業界未経験の方に向けたセキュリティ人材の登竜門としても活用されています。

CompTIA Security+で出題される問題と難易度

▲CompTIA Security+の出題範囲はこちらからご覧いただけます。

◆TACからのコメント
セキュリティ業務の基盤となる認定資格であり、他のセキュリティ系資格(情報処理安全確保支援士など)を取得しようと考えた場合、CompTIA Security+と同等の内容を理解していれば学習の手助けになることは間違いありません。
TACでの標準的な学習期間は5~10ヵ月程度となっています。


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Q3 CompTIA認定資格の学習方法を教えてください。

CompTIA認定資格を取得する上での勉強方法は、いくつかあります。ここでは、効果的な学習を進める方法をご紹介します。

CompTIAが提供する教材(1)公式テキスト

CompTIAでは、各認定資格を学習するためのテキストを提供しています。テキストは試験に合格するためではなく、業務に活かせる知識の全てを学習できるような作りになっています。

CompTIAが提供する教材(2)オンラインラボ

IT関連の効率的なトレーニングでは実際にPCなどのハンズオントレーニング※が必要となりますが、独学で勉強されている方やトレーニング会場が遠方の方をはじめ、昨今のコロナ禍も相まって集合でのトレーニングは困難な状況です。
※実際にPCなどの機器を使って受けるトレーニングのこと

そこで、CompTIAではオンラインラボ「CompTIA Labs」を提供しています。

CompTIA Labsは、ブラウザーベースのバーチャル環境にて、実際のOSやソフトウェアで構成された仮想マシンを設定したり、トラブルシューティングの手順を学んだりすることができる教材です。

各認定資格の出題範囲に合わせてさまざまなタスクが用意され、テキストから知識として学ぶだけではなく、実際の操作を通して確かなスキルを身に付けることができます。

例えば、CompTIA Labs for Security+は、17のアクティビティ(課題)で構成されており、中でも
・ソフトウェアツールを使用したネットワークスキャンの実行
・証明書サービスの実装
・Windowsドメインのアカウントの管理
・フォレンジックツールの使用
のようなアクティビティはどれも実際の業務環境の中で実施をしたことがある、もしくは、実施する必要があるものとなっています。

これらのスキルは、座学によるトレーニングも可能ですが、実行してみる、もしくは実行して失敗してみるといった経験がさらにスキルアップを促進します。

▲CompTIA Labsイメージ
※イメージはサンプルです。各認定資格で表示される画面とは異なります。


CompTIAトレーニングパートナーが提供するトレーニングの受講

TACをはじめとしたCompTIAのトレーニングパートナーがさまざまな研修を開催しています。オンラインでの実施も多くあり、それらの受講で合格を目指すことも可能です。

いかがでしたか。

CompTIA認定資格は、世界基準のIT知識を得ることができるほか、実践に即したカリキュラムを学ぶことで実際の業務への応用も大いに期待できます。

また、グローバルなビジネスにおいても、スキルの可視化や自身のアピールとして有効です。ぜひCompTIA認定資格を受験して、グローバルなIT力を身に付けてはいかがでしょうか。

公式サイト: https://www.comptia.jp/

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