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フィールドは注目の知財!人生100年時代にも強い弁理士の資格って?

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学習法・ハウツー #弁理士 #LEC #講師コラム

みなさん、はじめまして。LEC専任講師・弁理士の納冨です。

今の受験生の方々は、本当にいろんなフィールドで受験されているので、合格後の進路もさまざまです。 私が受験生の頃は、周りは特許事務所勤務の技術者が多く、企業勤務の割合も少ない時代でした。

それが、「弁理士」自体の知名度が上がると共に、いろんな業界からの「転身」という形で、弁理士を目指す方が増えてきたように思います。弁理士は以前から独立性が高く、自分で事務所を開業する方も多くいます。
それに加えて、昨今では企業が社内に有資格者を求める傾向も強く、自社の開発事業拡大とともに、弁理士資格を取得した社員を必要とする企業が増えています。定年後に取引先に乞われて出向したり、独立して70代で現役というのも珍しくありません。

私が弁理士資格を取得したきっかけは、大学を卒業後、国内ゲームメーカーに入社し、知財部へ配属となったことです。現場経験がまったく無いままだったため、法律知識と併せて技術的な知識が要求されたりすることや、ちょっとした文書表現が発明の特許性や権利に大きな影響を与えることに驚き、戸惑いの連続で、毎日が勉強でしたね。

それでも知財の仕事をしていくうちに、奥深さやおもしろさを感じるようになっていきました。そして、「知財の仕事から離れたくない。もっと専門的にやってみたい」と思い至り、弁理士を志すようになりました。あと、勤めていた会社の顧問弁理士の方々が、すごく活き活きと楽しそうに仕事をされている様子からも、弁理士っていいなと思えました。

私も受験生時代はLECに通っていました。模範となるような受講生ではなかったので、私の受験生時代の話が参考になるかどうかわかりませんが、論文は得意でした。得意になった要因となったのは、「コメントノート」だと思います。

当時、答練や模試の添削答案に記載された採点者からのコメントを、手のひらサイズのポケットノートに書き写していました。添削答案のコメントは、自分の弱点ですから、常に持ち歩いて、いつでも見直せるようにすれば、克服できると考えました。実際、日々のちょっとした空き時間や模試の5分前くらいには、必ず、その「コメントノート」に目を通すようにしていたら、同じ間違いを二度としなくなりました。なので、本試験の時も持って行きましたね。

このコメントノートは今でも続けていて、事務所の上司のアドバイスやクライアントとお会いしたときに気付いたことなどを記入しています。

講師業を続けていく中で、私のクラスの受講生だった方達と、今度は同じ弁理士として実務の話が出来るのは、大きな喜びです。以前にも、クライアントを介して出くわした弁理士が合格者だった、なんてこともありました。年々弁理士の仲間が増えていくのは、嬉しいことですね。

通学クラスになると、多いときは200人くらいの受講生がいます。全員を覚えることは難しいですが、一人ひとりに寄り添い、コーチのような存在でいたいと思っています。受験は不安や孤独との闘いでもあるので、何か悩みがあったらいつでも頼って欲しいと思っています。 

​​​講師プロフール

LEC専任講師 納冨 美和(のうとみ みわ)

同志社大学経済学部卒。国内ゲームメーカー知的財産部にて国内外の知財実務に従事。現在、都内特許事務所にて弁理士実務に従事。企業向けの実務セミナー講師も務める。著書として「短答式攻略法」「論文式攻略法」「条約攻略法」。監修として「弁理士合格者に学ぶ勉強法」(法学書院出版)。「月刊誌弁理士受験新報」にて連載。

LECでは初学者向け講座の他に、学習経験者向け講座の「短答知識完成講座」「論文合格答案完成講座」、「論文実戦答練」「論文直前答練」など多数の講座を担当。

◆納冨講師の詳細なプロフィールはこちら◆

Q:講師になったきっかけは?

A: 合格したときに顧問だった先生から薦められたのがきっかけです。「モノは使いよう」と言いますが、せっかく講座に出ていても、どんなに優れた書籍でも、その使い方が間違っていたら力は付きません。私も試行錯誤しながらも、自分なりに勉強方法を編み出していきました。合格してからも「あの勉強法は効果的だったな」とか「この書籍は役に立ったな」などと思えることがいくつかありました。そこで、私がLECに通って身に付けたものを、受講生の皆さんにも伝えたいと思い、講師になることを決意しました。講義やガイダンスでは、私の経験を踏まえながらアドバイスするようにしています。もちろん、成功例ばかりではなく、失敗談も踏まえつつです(笑)そして、勉強方法だけではなく、メンタルの面でもバックアップできるように心がけています。

Q:受験指導上の信念は?

A: 「有限にして完成度を高める」をモットーにしています。オリジナル教材も使用して講義を展開し、スケジュール管理やモチベーション維持まで受講生をバックアップします!

Q:講師をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?

A:ペットトリマー。もともと獣医になりたかったんですよね。でも、ねずみ等の小さな動物や、爬虫類系が苦手で・・・断念。昔はペットトリマーという仕事も知らなかったのですが、犬好きの私には今でも憧れの職業です!Q:自分の性格を一言で表すなら?

A:男らしい!優柔不断とは真逆というか・・・例えば、レストランでメニューを見て「どれにしようかなぁ…」と悩むことはあまりないですね。結構スパッと決めてしまいます。それからお肉も大好きで、肉食系そのままですね~。お酒も結構好きなのですが、甘いお酒は苦手でカクテルよりビールやワイン!といった感じです。

Q:好きな言葉や座右の銘は?

A:「不易流行」(いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れ、柔軟に対応していくこと)。まさに私の講師業における信念と言えます。根っことなるところは貫きながら、試験傾向や法改正によって指導内容や方法は変えていくということです。私が一番大切にしているのは「受講生との距離」です。受講生の人生をも左右するタイミングで出会うことになります。受講生のことを思い、時には厳しく、心の距離はいつも側に、支えとなっていきたいです。

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