貿易の分野で世界を駆ける!輸出入実務のヒーロー!!
はじめまして。LEC専任講師の通関士の伊藤です。
通関士資格は、貿易立国の日本では、なくてはならない資格といっても過言ではありません。
『通関士』という資格、おそらく殆どの方が「どこかで聞いたような・・・」程度でしょうが
一言でいうと『貿易に関わるプロフェッショナル』のことです。
皆様、自分の身の回りのものをよく見回してみてください
着るもの、住まうもの、食するもの、楽しむもの、学ぶもの・・・等々
私たちが日常的に使っている必需品から、特別な日に使うものまで沢山の「輸入品」に囲まれています。
今や、輸入品無くしては大げさに言うと生きてはいけません。
また、輸出入品が滞ってしまいますと日本経済にも皆様の生活にも及ぼす影響力の大きさは
想像に難くないと思います。
それでは、通関士がどのような資格で、どのような役割を果たすのかを簡単に説明します。
さまざまな商品を輸出入するためには、税関に申告して許可を受けなければなりません。
この税関を通すことを「通関」といいます。
この手続のためには高度な知識を必要とします。
そのため、ほとんどの輸出入通関手続は、専門業者である通関業者に依頼するのが一般的です。
その通関業者の中で、自ら通関書類を作成したり他の者が作成した通関書類を審査する仕事を
するのが通関士の役割です。
いわば、通関手続における責任者ということがいえます。
そのため、通関業法では、通関業務を行う営業所には、通関士を設置しなければならないと
規定されています。
「この通関手続」が滞ると・・・想像してみてください、少し怖い気もします。
そして、通関士資格は、貿易業界唯一の国家資格なのです。
この点において、通関士資格を取得しているということは貿易業界では高く評価され
日本全国にいらっしゃる多数の「通関士」の方は今日も第一線で活躍されています。
「そして、国際物流は、世界情勢を背景に日々変化し、また、進化を続けています。」
私は「通関士」として20年間通関実務に携わり
それを経て現在講師として次代の通関士の育成のお手伝いをさせていただいております。
そのような経験を通して講師として私は常に次の三点を意識した講義に努めています。
この私の「教え方」はいずれも資格取得のための「勉強」やビジネスの成功のために「学ぶ」
ということに通ずる点であると感じております。
まず、
一点目は長い実務経験から
講義の際は具体的事例を挙げ受講生の方がイメージしやすい土壌を作る。
二点目は長い講師経験から
受講生の方が何が理解しづらいのかという問題意識を常に持ち
その理解のために図解を用いて分かりやすく伝えるを心がける。
三点目は
教材などを画面に映し出し講師と受講者が共有し噛み砕いた解説を行う。
例えば、通関実務の申告書問題での実行関税率表や輸出統計品目表などを画面で共有し合う。
以上となります。
さあ、皆様これまで以上にますます世界は狭くなり国際間物流は盛んになります。
「国際貿易実務の第一線での活躍を目指し通関士の資格取得」のために
一緒に目指しましょう!!
講師プロフィール
LEC専任講師 伊藤 道朗
国際輸送会社で通関部門を中心に20年間従事。通関士試験講師として15年以上講義を担当。
LEC通関士ページ https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/
LEC通関士twitter https://twitter.com/leciCara/status/1405843861591658504