チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(1)〜不況にとても強い通販
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皆さんこんにちは。通販エキスパート協会事務局です。当協会は文字通り「通販のエキスパート」を目指す方々に向けた資格:通販エキスパート検定を実施しています。
今回は20年以上成長し続けている通販業界の魅力とキャリアの築き方について何回かに分けてお話したいと思います。
◯21世紀に入ってからはマイナス成長の無い通販業界
公益社団法人 日本通信販売協会によれば、2020年度の通販の売上高は、前年比20.1%増の10兆6,300億円となり、金額ベースでは前年に比べ1兆7,800億円の増加となりました。
(出典:https://www.jadma.or.jp/statistics/sales_amount/)
従来から通販は、「不況に強い」と言われて来ました。1990年代後半にマイナス成長になったことがありましたが、その後は常にプラス成長を続けています。新型コロナによる「巣ごもり需要」もあり、さらにその成長が加速された形です。また、スマホの普及によるデジタル&ダイレクトマーケティングの進化も通販の成長を後押ししています。
皆さんも、スマホにインストールしたアプリやブックマークしたサイトで、何かを購入したりサービスを利用したことがあると思います。通販の本質は何らかの通信手段を用いて、顧客と直接取り引きをすることです。まさにスマホは「通販用通信端末」として人々の暮らしを変え続けています。今後、個々の通販会社を見れば、業績の良し悪しはあるでしょうが、通販業界が成長し続けることは間違いないでしょう。
昨今の起業の一形態としてD to C(Direct to Consumer)という消費者と直接取引を行うビジネスが増えていますが、これは言ってみればデジタル通販そのものです。通販という手法はそれこそ100年以上前から有りますが、デジタル技術の進歩で最新のマーケティング手法としても新たな市場を開拓しつつあります。
また、これまでは問屋や小売店を通じて商品を販売してきた多くの大手企業も、消費者と直接繋がることを目的としたマーケティングを実施し始めています。皆さんのスマホにも、大手企業のブランドアプリやLINEアカウントがいくつも登録されているのではないでしょうか。つまり、現代はあえて通販企業と名乗っていない企業でも、消費者と直接繋がる通販の手法がどんどん取り入れられるようになってきているのです。次回はこのチャンスに満ちた通販業界で働く魅力についてお話したいと思います。
一般社団法人通販エキスパート協会です。
通販エキスパート検定を春~夏と秋~冬の年2回、実施しております。
最近は、通販会社に限らず、多くの企業が「デジタル通販」とも言うべきオンラインでの販売、サービス提供(EC、サブスクリプション、D2Cなど)を行っています。
今後、通販の手法はますます一般化して行きます。すでに通販会社で働く方はもちろん、どのような会社で働こうか考え中の方にもオススメの資格です。
職業:
事務、経理、人事