不動産業界から見たFP(ファイナンシャルプランナー)
資格の活かし方 #不動産 #ファイナンシャルプランナー #FP #宅建士 #宅地建物取引士 #賃貸不動産経営管理士 #賃貸管理士
\\ 本記事を読むメリットのある人 //
・不動産従事者でFPを検討している方
・FPについてあまり詳しくない方
・お金について勉強を考えている方
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まずファイナンシャルプランナーとは
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を
「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、
教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。
これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、
サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
※出典:日本FP協会
私なりに言うと、お金をどのように運用するか体系的に学べる資格といったところでしょうか。
ですので、人生のターニングポイントに関わることが多い
銀行、保険などにお勤めの方が多く取得している印象ですね。
2・3級と1級には大きな壁がある
予備校の勉強時間を見ると
3級:100時間
2級:200時間
1級:500時間
とかなり差があります。
私自身の勉強期間も3級は1週間、2級は1ヶ月間、1級は1年間と差があります。
つまり、私は(偏見込)FP2級または3級を持っている人に
『人生任せて下さい』と言われても、むむむ、、と思うことがあります。
FP知識を身に付ける意味とは
ファイナンシャルプランナーは、あくまでもお金に関わる税務や法律などを体系的に学べます。
日本においては、お金に関する教育がないのでお金に関する勉強をしたことが無い人は
勉強することをお薦めします。
どのようなルールがあるかわからずに、自身の人生戦略を立てることは難しいと思うし、
お客様に対しても、人生のターニングポイントである相談を受ける事や提案をすることが出来ないと思うので、
適切な知識を身に付けることは非常に良いことだと思います。
ただ、あくまでもお金に関するルールを学べる資格になるため、
実務に直接直結するかと言えば、そこは一線、考えるべきだと思います。
FPの知識は、野球でいう所の9人で行いますよとか、アウトを3つ取ったらチェンジですよ
ということを勉強しますので、ルールは知れるけど、
その知識で試合に勝てるかというと違います。
試合で勝つためには、たくさん実践することが重要かと思います。
結局、取得したほうが良いの?意味ないの!?
私は、強く取得をお薦めします。
考え方として、あくまでも資格は土台です。
実務経験をたくさん踏んでも、本当に法律に遵守できているのか、
別の視点はないのかが分からなかったりします。
しかし、資格を取得していれば視野が広がりますし、法律という一つの軸ができるので、
トラブルや違法行為になる恐れが減ると思います。
なので業務の幅や質を高めるために、FPの勉強をお薦めします。
不動産業界から見たFPとは正確な数字がないので、ここからは私の経験をもとにお話をさせてください。
適切な知識を得る、体系的に知識を整理するという観点から先ほどお伝えしたように
FPを勉強するのは良いと思います。
そして私の経験上ですが、ファイナンシャルプランナーを
不動産業界で名刺に記載している人はまだそこまで多くないと感じています。
(名刺に記載をしていないで、実は持っているケースもあるかもしれませんが)
つまりは、不動産業界においてはFPを保有していることは
一つのブランディングになると感じています。
不動産業界においては、どうしても宅建士や賃貸不動産経営管理士を推奨される機会が多いので、
後回しになりますしそもそも知識より精神論を優先する会社もあります。
また、テレビCMを見ていて、業界が違いますが
保険のCMでファイナンシャルプランナーを全面に打ち出した広告をがあるくらい、
社会的に信用度が高いと感じています。
つまり、自身のブランディングもありますし、適切な知識を持ち、
お客様のために最適なプランを提供できる知識の土台を得れるのは事実ですので、
不動産業界の方におかれましては取得をお薦めします。
宅建士、賃貸不動産経営管理士を取得した後の資格として
ぜひファイナンシャルプランナーの受験をご検討ください。
千葉県生まれで、東京在住。4人家族で、娘と息子がいます。
新卒から20年近く不動産業界に身を置き、不動産売買営業から賃貸、賃貸管理、
分譲管理と土地や不動産開発以外はあらゆる業種にて業務を経験。
その実務経験と現場感覚をもとに不動産系資格を分かりやすく伝えれればと思います。
ライターではないので、誤字脱字あるかしれませんが、温かい目で見て頂けると幸いです。
職業:
営業、企画
保持資格:
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士、FP1級、簿記2級、ITパスポート、