日本の資格・検定|学びのメディア

投稿記事

資格を就職/転職に活かすには・・・企業研究を軽視していませんか?

【公式】通販エキスパート協会

資格の活かし方 #就活 #転職 #企業研究 #資格

皆さんこんにちは。通販エキスパート協会事務局です。

当協会は文字通り「通販のエキスパート」を目指す方々に向けた資格「通販エキスパート検定」を実施しています。 

今回は、「​資格を就職/転職に活かすには・・・企業研究を軽視していませんか?」というテーマです。


私はとある通販企業の人事部時代に、新卒採用と中途採用の両方を経験したのですが、そこそこ人気企業(笑)だったので、新卒では毎年数千通のエントリーシートや履歴書を読んでいました。中途採用の場合でもトータルで千通は読んでいます。


その時代にいつも不思議だったのは、企業研究の貧弱さでした。自己PRに関しては「何かフォーマットでもあるのか?」と思うほど流暢な文章なのですが、当社の企業理念については一言も触れていない応募書類が多かったです。
私や当時の同僚達は最初のそれこそ数秒で、理念に対する言及があるか確認し、無ければもうその時点で不採用にしていました。どんなに高学歴でTOEICが高得点だったり、実務に直結した資格を複数持っていたりしてもです。


企業理念というと、HPの会社概要を装飾するためのキレイ事と思われている方が結構いらっしゃると思います。

ですが、多くの会社は企業理念をいかに社員に浸透させ、事業を通じて社会に貢献していくかを真剣に考えています。


また、理念への言及が有り、その他の部分も含めて書類選考を通過し、一次面接となっても当社の商品やサービスの特徴について、あまり調べてこなかったことが伝わってくる応募者はやはりそこで不採用にしていました。


ここまで読むと、「なんと上から目線な!」と思われかもしれません。しかし、逆に企業理念や事業内容、商品やサービスの特徴まで、よくここまで確認、準備してきてくれたなと感心するような応募者は、まず確実に他社の内定も獲得していて、こちらがぜひ入社して下さい!と連絡しても、「申し訳有りませんが・・・」となることが多いのも事実です。


これをお読みの皆さんで就活、転職活動中の方は、資格試験を受験、合格するだけの積極性があるのですから、応募企業のHPに掲載されている企業理念や事業内容、商品やサービスの特徴くらいは把握し、さらにネット上でのその企業への口コミくらいは検索することをオススメします。


そして自分なりにその企業が抱える課題について仮説を立て、その達成に自分がどのように貢献できると考えているかを伝えましょう。そのときにこそ、取得している資格のアピールが有効になるのではないでしょうか。

一般社団法人通販エキスパート協会です。
通販エキスパート検定を春~夏と秋~冬の年2回、実施しております。
最近は、通販会社に限らず、多くの企業が「デジタル通販」とも言うべきオンラインでの販売、サービス提供(EC、サブスクリプション、D2Cなど)を行っています。
今後、通販の手法はますます一般化して行きます。すでに通販会社で働く方はもちろん、どのような会社で働こうか考え中の方にもオススメの資格です。

職業:
事務、経理、人事

フォローする

人気記事ランキング