チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(6)
皆さんこんにちは。通販エキスパート協会事務局です。
今回は前回投稿記事「チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(5)」の続編です。
前回は、マーケターのキャリア形成に関する本のご紹介でしたが、今回はそれと関連して「社内勉強会の開き方」です。
資格試験の受験や合格後のキャリアアップのための勉強は、なかなか一人でやり続けるのは辛いものです。そこで今回その解決方の一つとしてご提案するのが、「社内勉強会」です。なかでも課題図書を設定して、それについて持ち回りで発表するやり方が最初はとっつきやすいと思われます。
例えば、ある資格試験の公式テキストとして指定されている本、あるいは参考図書として定評のあるものをまず選びます。あるいは最初はもっと緩く「通販に関するここ数年で出版された本の中から面白そうな本を一冊」などでも結構です。
次に、半月あるいは一月おきくらいのペースで発表する順番と発表範囲を決めて行きます。あまり欲張らず、無理の無いペースで始めましょう。
そして発表当日ですが、私は会社の会議室を使っていました。可能であれば、勤務時間終了後に会議室や休憩室、食堂などの空きスペースが使えないか、上司に相談すると良いでしょう。会社によっては書籍代など補助してくれるかもしれません。そして、発表と意見交換(だいたい1時間程度)が終わったら、これも持ち回りで予約係を決めて、近隣のレストランや居酒屋で食事会もすると、継続のモチベーションが上がります。
具体的な発表方法としては、自分が担当する書籍についての重要ポイントと自分なりの感想を、Wordなら1−2枚程度、パワーポイントなら4〜5スライド程度にまとめて、前日のうちにメールなどで送っておきます。
あまり、凝った資料にしたり、大量に作る必要は有りません。
この数枚の資料にまとめるプロセスも勉強になりますが、他の出席者も人が作った資料を見てざっと書籍を見返すと、また違った気づきがあって、それを当日意見交換するのも楽しいものです。
ともあれ、まずは「ゆるーく」「少人数で」「会食も兼ねて」開始してみて下さい。
こういった勉強会は最初は3−4人で始めたものが、1年経ったら10人以上になっていた、などということが結構有ります。
ぜひ、楽しく周囲を巻き込みながら勉強を続けて下さい。
一般社団法人通販エキスパート協会です。
通販エキスパート検定を春~夏と秋~冬の年2回、実施しております。
最近は、通販会社に限らず、多くの企業が「デジタル通販」とも言うべきオンラインでの販売、サービス提供(EC、サブスクリプション、D2Cなど)を行っています。
今後、通販の手法はますます一般化して行きます。すでに通販会社で働く方はもちろん、どのような会社で働こうか考え中の方にもオススメの資格です。
職業:
事務、経理、人事