日本語検定取っておいてよかった話【アルバイトB】
こんにちは!アルバイトBです。
今月の投稿テーマが「資格・検定を活かせたエピソード」ということで、日本語検定にまつわる話を書きたいと思います。
日本語検定は役立つの?
私は日本語検定1級を持っているのですが、実際に結構役立っています!語彙力が強化できたり、文法事項を理解できたりと嬉しいことは多いですが、特に恩恵を受けているのが「敬語」です。
敬語って難しいですよね。
日本語検定においても敬語の問題は難易度が高く、つまづきがちな分野なのですが、一度しっかりと勉強して身に付けてしまえば日常生活でも活きてきます!
例えば就活の時期、友達同士でエントリーシートや志望動機を見せ合って添削しあうということをしたのですが、その際、敬語のミスを発見することがしばしばありました。
皆、気を張って書いているので、「ら抜き言葉」や「二重敬語」といった初歩的な間違いは見かけませんでしたが、よくあったのは「相手のことに謙譲語を使ってしまう」という間違いです。
よくある謙譲語の間違い
「お~する」は謙譲語。「お~なる」は尊敬語です。
なので
「貴社がお~する」(謙譲語)
などの文章は誤りです。謙譲語は自分に対して使う敬語表現なので、相手には使えないのです。正しくは
「貴社がお~なる」(尊敬語にする)や
「貴社が~する」(「お」を取る)
にする必要があります。
短い文章で見たときには何となく不自然だな、と気づける方も多いかと思いますが、文中に登場すると溶け込んでしまうことがあるんですよね。
友達にこのことを伝えると「これまで3人のチェックを受けたのに敬語の間違いは誰も指摘してこなかった」と驚いていました。そのときは根拠を持って判断できたので「日本語検定で敬語を勉強しておいてよかった~」と思った瞬間でした!
担当:アルバイトB
「日本の資格・検定」編集部の大学生アルバイトによる共同運営アカウントです。
楽しい記事を載せていけたらと思います!
よろしくお願いいたします!
職業:
学生