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不動産3大資格の2つの資格申込が本日より開始!! あなたはどっちを取る!?

吉祥寺の資格ドルフィン

資格の活かし方 #管理業務主任者 #管業 #マンション管理士 #宅地建物取引士 #宅建士 #賃貸不動産経営管理士 #賃貸管理士 #不動産 #就活 #転職

​\\ 本記事を読むメリットのある人 //


・不動産業界に従事している人

・不動産業界に就職・転職を検討している人  

・将来性のある不動産系国家資格の取得を考えている人


※3分程度でこの記事を読むことが出来ます。


昨日、宅建士の申込が終了しましたが

本日からは不動産系国家資格の3大資格と言われている

管理業務主任者と賃貸不動産経営管理士の申込が始まりました。


私が上記二つの資格を保有し、不動産会社を渡り歩いてきた経験があるので

どの資格を取ればよいの?と同僚や部下から相談を受けます。

なので、今回は実務者ベースでお話出来ればと思います。


結論

勤務先によって変わります!!



今回は不動産業をさらに3つの業態でお話します。


①分譲マンション管理会社

②賃貸住宅管理業者

③宅建業者(不動産の売買や賃貸仲介など)


①分譲マンション管理会社にお勤めの方


最初に取るのは、管理業務主任者!!

そして次に取るのは、マンション管理士です。 


宅建士ではないの?と言われたことがありますが あまり使わないのが現状です。 

分譲マンションの営業と管理は明確な壁があることが多いです。 


それは分譲マンション業は会社の規模が大きい会社が多く、

小さい会社が分譲マンション業を行っていることがあまりありません。 

つまり、よっぽどのことが無ければグループ間の異動もあまりないかと思います。 


なので、管理業務主任者を取得後のステップアップは 

宅建士ではなくマンション管理士になると思います。


②賃貸住宅管理業者にお勤めの方


最初に取るのは、賃貸不動産経営管理士!! 

次に取るのは、宅建士!! 


賃貸不動産経営管理士と宅建士は親和性が高いので ダブルライセンスをおすすめします。

(※後ほど説明します)


また、資格を運営している団体が以前に国に要望書を提出していまいす。


https://www.sjt.co.jp/news/82780


主に3つ要望をしており、既に2つは実現しています。

そして残りが

『賃貸住宅管理業法の業務管理者の要件を賃貸不動産経営管理士に一本化すべき』

になります。


さらに内容を見ると5年の時限措置と記載があります。

つまり2025年に一本化の予定となります。

おそらく今年・来年には動きがあると予想できます。


賃貸不動産経営管理士協議会とは全宅連・全日、日管協と業界でも力を持つ団体で

構成している団体になるので、要望書は通ると、私は予想しています。

※実際にすぐに実現できる内容の2つは実現しています。


つまり、時間の問題で一本化されるので、

貸住宅管理業者は早め、出来れば今年中に取得をすべきでしょう。


③宅建業者にお勤めの方


絶対に宅建士です!!これは絶対です。

持っていないと、見えない所で数字を落とします。


お客様は大切な住宅を決めようとしています。

有能な営業マンと巡り合いたいと思うのは当然です。

不動産に関する知識は多岐にわたるからこそ営業マンの言うことを信じるしかないのが、

多くのお客様のお気持ちだと思います。


つまり最低限、宅建士の知識は持たないといけないわけです。


実際に私の部下がお客様から言われた一例として

『宅建士を持っていないに人間と話をしていたのか』、

『宅建士も持っていない人と契約をしたくない』などです。


お客様も『大人』ですから上記のようにはっきり言わない人が多いかと思いますが

実際にそこまで難しい資格ではないのことも事実なので

宅建士に受からない=そこまで知識がないのでは!? 

と思う方がいるのも事実だと思います。


さて、それを理解したうえで、

宅建業界の人は宅建士の次は絶対に賃貸不動産経営管理士の取得を目指しましょう。


元々、宅建業の延長として賃貸管理業があったのですが

令和3年に賃貸住宅管理業法が施行したことを境にハッキリと業界が分かれました。

しかし、実態として宅建業と賃貸管理業の双方をしっておかないと困ることがあるのが実情です。


また宅建業と賃貸住宅管理業親和性が高さは業界団体の動きも見てもわかります。


例えば、日本の多くの不動産会社が加盟している全宅連(全国宅地建物取引業協会連合会)では、

下部組織に全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)という賃貸住宅管理の組織があります。


また、日本で唯一公益法人の賃貸管理の団体である日管協(日本賃貸住宅管理協会)では、

下部組織に賃貸管理リーシング推進事業者協議会という仲介の組織があります。


上記を見ても宅建団体が賃貸住宅の組織を作り

賃貸住宅の団体が宅建の組織を作るなど

切っても切れない関係ということが十分にわかります。


まとめ

〇分譲マンション業界にお勤めの方

① 管理業務主任者の取得は必須に近い

② ①を取得して、余裕があればマンション管理士の取得を検討する


〇賃貸管理業界にお勤めの方 

① 賃貸不動産系管理士の取得は必須 

② 業務向上のため宅建士も取得すべき


〇宅建業界にお勤めの方

① 宅建士は必ず取得する 

② 早めに賃貸不動産経営管理士も取得しておく


みなさまも資格を取得して、ぜひ成長スピードにブーストをかけましょう。

千葉県生まれで、東京在住。4人家族で、娘と息子がいます。
新卒から20年近く不動産業界に身を置き、不動産売買営業から賃貸、賃貸管理、
分譲管理と土地や不動産開発以外はあらゆる業種にて業務を経験。
その実務経験と現場感覚をもとに不動産系資格を分かりやすく伝えれればと思います。
ライターではないので、誤字脱字あるかしれませんが、温かい目で見て頂けると幸いです。

職業:
営業、企画
保持資格:
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士、FP1級、簿記2級、ITパスポート、

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