資格取得にかける金額は?会社の資格優遇制度はある?1300人へのアンケートで見えた資格取得とお金のハナシ
学習ノウハウ #資格・検定に関するアンケート2021 この記事をあとで読む
この記事では、会社の資格優遇制度や資格学習にかける費用など、資格にまつわるお金事情について1300人にアンケートを行った結果をご紹介。ぜひ最後までご覧ください。
資格取得の支援制度がある会社は少数派?
「現在、所属している会社・団体などに資格優遇制度はありますか」という質問に対して、「(資格優遇制度が)ある」と答えた回答者は19.6%と少数派にとどまりました。
就職や転職で資格優遇制度がある会社を志望するのは予想以上に狭き門かもしれません。
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回答と共に寄せられたコメントの中で特に多かった優遇制度の内容としては、受験料の補助、次いで報奨金やお祝い金の給付となりました。
一方、業種別に見ると金融・不動産系の専門職や建築・土木系の技術職では40%以上が「(資格優遇制度が)ある」と回答しています。
建築・土木系の技術職に就く回答者の中には、「技術士の取得で100万円の報奨金が支給される」というコメントも見られるなど、業種・業界ごとの資格の重視度がうかがえる結果となりました。
資格取得はコスパのいい自分磨き?
「1年間で資格取得にかける費用を教えてください(※受験料は除く)」という質問には、「1万円以内(36.2%)」次いで「1万円~3万円(23.9%)」という回答が最も多く集まっています。
資格取得というと、講座や教材で高額な費用が掛かるイメージを持つ方も少なくありませんが、一部の難関資格や講座受講が必須のものを除く大半の資格では、費用を抑えても充分合格を目指すことができるようです。
回答者からも、「安価で取得できて、仕事で使える資格を選んでいる」「コスパ重視でチャレンジする資格を決めている」という趣旨のコメントが集まっており、資格取得は比較的低コストで効果を得られる自分磨きだといえるでしょう。
COLUMN:資格にお金をかけるのは「将来への不安」があるから?
変化の激しい時代に誰もが抱く将来への漠然とした不安が、資格取得への投資を促していることが分かりました。
第4回は、CBTやIBTといった新しい試験方式について、1300人に聞いた本音をお届けします。お楽しみに!
アンケート回答者の基本データ
募集方法:インターネット
募集期間:2021年7月7日~8月16日
回答総数:1308件