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試験の申し込みは「早め」をおススメする5つの理由【連載はやしかく】

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試験の申し込みは「早め」をおススメする5つの理由【連載はやしかく】

試験を申し込むタイミングについて、皆さんは気にしたことがあるでしょうか?

期限さえ守れば、それでいいと思う方が多いかもしれません。でも実は、申し込みのタイミングにも様々なポイントがありますので、今回はその辺りのお話をしていきたいと思います。

CBT形式の試験の場合は、一年中自由に申し込めるものが多いのですが、それでも実施期間に制限があるものはあります。また、筆記試験の多くは集合・一斉に行われるので、試験日が決まっていて一定の申込期間があります。

結論から言いますと、私の場合は『申し込み開始直後』に早いタイミングで申し込みします。そして皆さんにも、ぜひそれをオススメしたいです。なぜ早いタイミングが良いのかと言いますと、以下のようなメリットがあるからです。

【メリット】
1.期限を忘れたりして、試験を受けられなくなることを避けられる
2.「申し込まなきゃ」と思う時間を最小限にでき、安心できる
3.勉強に向かうモチベーション向上に役立つ
4.自宅近くなど、条件の良い会場で受けられる可能性が高まる
5.若い番号で、発表の確認がラク


この後それぞれについて、順にご説明していきます。

メリット1:期限を忘れたりして、試験を受けられなくなることを避けられる

私たちは日々の仕事など、さまざまなことで忙しく過ごす中で資格試験を受けたりします。そして仕事のトラブルや身の回りのアクシデントなど、予期せぬ出来事があるものです。

そうなると、生きていくのに必須ではない事が多い試験の申し込みは、つい忘れたりしてしまうのです。または、忘れてなくても怪我や病気で申し込みができずにチャンスを逃してしまう可能性があります。
こういったリスクを回避するためにも、申し込むタイミングは早めに限ります。

メリット2:「申し込まなきゃ」と思う時間を最小限にでき、安心できる

申込期間には一定の長さがありますが、短いものでは1週間などということもあり、決して油断はできません。
申し込みが終わるまでは「早く申し込まなきゃ」「申し込めなかったらどうしよう」といった思いが頭の中に居続けることになります。勉強に集中すべき試験前のタイミングに、これでは不利になってしまいます。

限りある時間を有効に活用するためにも、早めの申し込みが役に立つのです。

メリット3:勉強に向かうモチベーション向上に役立つ

申し込みをしていない状態だと『まだ申し込んでないし…』『次回に申し込めばいいか…』といった誘惑に負けてしまいやすくなります。また、そういったハッキリしない気持ちで勉強しても、効果が出にくいのは言うまでもありません。
一方で、申し込みを終えれば『お金払っちゃったし受けるしかない』『あとは試験に向けて頑張るだけ』という気持ちになりやすいのではないでしょうか。人によって向き不向きもあると思いますが、多少のプレッシャーは頑張るために有効だったりしますので、プラスの効果のほうが大きいように思っています。

自分を奮い立たせるのにも役立つので、早めの申し込みがオススメです。

メリット4:自宅近くなど、条件の良い会場で受けられる可能性が高まる

このメリットは受験者数がある程度多くて、複数の会場が設定される場合に限るのですが、早めに申し込むことで近い会場になる可能性が高まります。
(人数が少ない場合には、都道府県で1箇所とか、地方単位で1箇所とか、会場が限られてしまうので効果がありません)

近い会場であれば移動時間が短くなり、交通機関の遅延など不慮のトラブルの可能性が下がります。さらに、移動に体力を使わなくて済むので、試験の合格も近づくことに。
期限ギリギリに申し込むと、都内であれば東京ビッグサイトのような大型の展示場などが会場になることがあり、距離以外にそもそも試験向きに作られた場所ではない所になってしまうことも。

こういった大型の会場では、音が響きやすかったり、空調の細かい効きが調整できない、他のイベントも開催されていて気が散る、といった特有のデメリットがあります。大型の会場が好みという方もいるかもしれませんが、あまり個人的にはオススメできません。

試験当日の環境をより良くするためにも、早めの申し込みは重要なのです。

メリット5:若い番号で発表の確認がラク

最後のメリットは試験の後の話です。早めに申し込むと一般的には受験番号が若くなります。
(地方別や都道府県別に先頭に番号が振られていたとしても、その中では若い番号になれます)

そうなると、合格発表時に自分の番号を確認するのがラクになります。
一般的には合否は早く知りたいものですよね。最近では合格証の郵送前にホームページで合格者の番号を公開するのが一般的になりつつありますので、みなさんもチェックされるのではないでしょうか?

その時、番号が後ろの方にあると探しにくく、似た番号の部分を見て勘違いしてしまう可能性も。受験番号が若いとそういった事はありませんので、確認がラクなのです。
試験の後を考えても、申し込みは早いに越したことありません。


このように、試験を申し込むタイミングは『早め』に限ります。

ちなみに、一体私がどのようにして早めの申し込みをしているかといいますと、申し込みをスケジュールとして登録してあるのです。ネット申し込みであれば開始日付と時刻、郵送申し込みであれば受付開始日をスケジュールに登録します。予定として申込みを組み込んでありますので、早いタイミングで申込みを終えてしまいます。

ぜひ、みなさんも参考にして頂き、試験日だけではなく申込み開始日もスケジュールに入れておきましょう。

執筆者:はやし先生(林 雄次さん)
大手企業にてITエンジニア職を経験後、IT活用&DX推進に注力する新世代の社労士・行政書士として独立。企業の働き方改革や業務改善、IT導入などを支援する「デジタル士業」として活躍。
また、その他の士業を含む240以上の資格を持ち、「資格ソムリエ」としてさまざまなメディアに出演中。
Twitterhttps://twitter.com/yujihys
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