パリ五輪の大舞台は緊張する?五十嵐 カノア流プレッシャー克服術!【気になるあの人を深堀り】
インタビュー #気になるあの人を深堀り この記事をあとで読む
【気になるあの人を深堀り~五十嵐 カノア編~】
パリ五輪出場権を獲得する一方で、ハーバード大学の経営大学院であるハーバードビジネススクールで勉学にも励むプロサーファーの五十嵐 カノア選手。
アスリートと大学院生の二刀流を叶えるカノア選手の考え方や習慣を探る。
緊張で上がってしまい、試験本番で実力を出しきれなかった経験がないだろうか。
平常心とまではいかなくても、大事な局面で気持ちを安定させられるよう、メンタルコントロールはとても重要。
数々の大会に出場し、東京五輪では銀メダルを獲得したプロサーファーの五十嵐 カノア選手は、大舞台でのプレッシャーといかに戦っているのか。
パリ五輪も控える彼に、メンタルコントロール法を聞いた。
お話を伺ったのは……
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第1回【多忙でも1日4時間勉強する時間術】……公開中
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第4回【カノア流プレッシャー克服術】……今回はコチラ
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セルフトークでメンタルをコントロール
「五輪に出場する前は、ただの大会の1つと思っていたんですけど、甘かったですね。
オリンピックのオーラとエネルギーはスゴくて、普通の大会とは違うプレッシャーを感じましたし、そのプレッシャーをいかにエネルギーに変えるかということを学びました」(五十嵐 カノアさん。以下同)。
大きなプレッシャーの中、東京五輪でつかんだ銀メダル。カノア選手はどのようにプレッシャーに打ち勝ったのか。
「まずは相手のことを考えず、自分のことに集中するのが、一番落ち着く方法じゃないかと思います。
それと、自分は練習と準備を積んできて、ここまで来れているのだから、自分を信じることだと、セルフトークのような感じで自分に言い聞かせています。
それでもやっぱりプレッシャーは感じますけど、どうにかしてリラックスをするようにしていますね」。
安心できる環境づくりも大切!
リラックスをするためには、いつも通りのルーティーンを心掛ける、というのもカノア選手が大切にしていること。
遠征先ではなるべく同じ宿に泊まったり、日本食を持って行ったりしているという。
「どんなスポーツでも、家から近い大会はやりやすいって、皆言うんですよね。
だからどこに行っても、ホームだというフィーリングを作れるようにしています」。
この連載の次の記事:オリンピアン&ハーバード学生!二刀流・五十嵐カノアが朝食を大切にする理由
大切な試験の前に、自分が落ち着ける環境を準備しておくことも大切。どうすればリラックスできるのかを見つけておきたい。
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撮影=佐野 美樹
取材・文=林田 順子