【ニュース時事能力検定 受験レポ】実際の勉強方法や就活での活かし方も!
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4月は新年度の始まり。
新しい1年を迎えるにあたり、これまでの1年を振り返ってみる時期でもあります。
この1年もたくさんのニュースが新聞の紙面やテレビを賑わせてきましたが、みなさんは社会で話題となった出来事について正しく説明できますか?
新聞の見出しやニュース番組で何となく知っているけど、詳細や過去の出来事との関連性までは分からないという人、いませんか?
そんな人に受けていただきたいのが、ニュース時事能力検定(N検)です。
N検は新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を認定するもので、「時事問題」の理解に欠かせないキーワードや、社会の仕組みと流れについての知識を1級から5級の6段階に分けて測定する唯一の検定試験です。
入試や就活に役に立つことはもちろん、より身近な問題だけでなく世界、日本で起こっている問題について主体的に考えられる力が身に付くのです。
今回は、今注目のN検を大学生が挑戦し、勉強方法や受検した感想、N検を受検してどう自分が変わったか、将来に役に立つかについて、N検協会事務局のスタッフの方を交えながら、学生たちから生の声を伺いました!
〜ニュース時事能力検定(N検)とは〜
新聞やテレビのニュース報道を読み解き、活用する力(時事力)を養い、認定する唯一の検定です。時事力とは、現代社会のできごとを多角的・公正に理解・判断し、その課題をみんなで解決していく礎となる総合的な力(知識、思考力・判断力など)を指します。大きく変動し、先行き不透明な時代に人生を切り開くために不可欠な力でしょう。
〜おススメポイント〜
初めてニュースを学ぶ人のための5級から難易度が最も高い1級まで、受検者の到達目標に合わせた受検が可能です。2021年度までに累計53万名が受検。約450校の大学・短大などの入試で活用・評価・優遇されている注目の検定です。
ニュース時事能力検定(N検)について、詳しくはこちら
ニュース時事能力検定に挑戦、座談会に参加したメンバーのご紹介
※5名とも早稲田大学の公認サークル「資格ゲッターズ」に所属
※学年は受検時のものです
ニュース検定協会事務局 ご担当者様ご紹介
淺葉 央子 様(2級取得)
浅田 直規 様(2級取得)
座談会本編
司会:みなさん受検お疲れ様でした! N検を受けてみて、いかがでしたか?
たかひろさん(準2級):勉強は大変でしたが、実際に受検してみて結構公式問題集から問題が出題されているなと思いました。
りゅうじろうさん(準2級):問題集に出ていなくても、テキストをしっかり読み込んでおけば十分に解ける問題だったので、当日は順調に解答することができました。
さえさん(準2級):問題集の類似問題が多く出題されており、私は問題集を中心に勉強していたのでスムーズに解答できました。
ゆうりさん(2級):私は2級を受検しましたが、少し難しいなと思いました。就職活動の一環として新聞を読もうと思い、新聞を中心に勉強していたので当日は少し苦戦しました。
るりなさん(2級):2級は思っていたより難しくて、テキストも2級のポイントとなるコラムの内容についても全然知らないことが多かったです。高校生の時に準2級を受けていたのですが、2級とのレベルに差があるなと感じ、細かいところまでしっかり理解していないと解けないという印象でした。
司会:ちなみに、みなさんは勉強期間をどれくらいかけましたか?
たかひろさん:僕は1週間くらいです。
りゅうじろうさん:僕は3~4日間勉強しました。
ゆうりさん:2週間ほどかけて、日ごろのニュースを読むことに加えて、テキストを読み込みながら勉強しました。
るりなさん:勉強時間の総計は1週間くらいです。
さえさん:テキストは1週間前から、問題集は3~4日前から使用して勉強しました。
司会:みなさん1~2週間で勉強されたんですね。ところで、世の中いろいろな検定がある中でN検を受検しようと思った理由は何ですか?
たかひろさん:僕は、普段ニュースはあまり見てなくて、友達と時事問題の話をするときは「何それ?」と分からないことが多かったのですが、やはりニュースの知識は社会人として必要だと感じたのでN検の受検を機に、ニュースを読み解く能力が欲しいなと思いました。
司会:N検を受検してみて実際どうでしたか?全く知らない状態からの勉強だったと思いますが、受検してみて何か変わりましたか?
たかひろさん:そうですね、やはり知識があるほうがニュースに関心を持つことができました。ニュースは内容が分からないと積極的に見ようと思わなかったので…。
りゅうじろうさん:僕は、今まで趣味系のユニークな検定を受けることが多かったのですが、もっと就活に向けて活用できる検定も取得しておきたいと思い受検しました。今回、その1つ目が取得できました!
ゆうりさん:私は3年生なので、就職活動にあたって社会でどんなことが起きているか目を向けることが大事だと思っており、業界や企業研究など自分がやりたいことを探すうえで新聞を読む機会やニュースを見る機会が増えてきました。自分の中にインプットした知識がどれくらい定着しているかを試す機会として、N検を受検しました。
るりなさん:私は準2級を持っているのですが、中学3年の妹が3級に合格してすごく自慢され「もう追いついちゃうよ!」と言われ…妹の声に押されて2級を受検しました。
さえさん:私は、N検が大学に入って初めて取得した検定で、やはり個人での受検だと手を出しづらかったのですが、サークルのメンバーと一緒だと頑張れるかなと思ってN検に挑戦しました。
司会:実際に受検してみて、自分にとって役に立ったなと思いましたか?
さえさん:私もニュースはあまり見なく、経済や政治の分野は難しかったのですが、世の中ってこんな風な仕組みや流れになっているんだなっていうのを初めて知り、役に立ったなと思いました。
るりなさん:そうですね…東日本大震災の話題とか、忘れているニュースもあって、毎日見ていても意外に記憶に残ってないんだなと思いました。これからは見るだけではなく覚えることも大事だなと感じました。
ゆうりさん:分かったつもりになっていたことが、実は分かっていなかったということに気付くことができ良かったなと思いました。例えば、大学の授業などでニュースの話題について聞いていたり、テレビの報道も見てはいてもテキストや問題集を順序立てて読んでいくと「それでこうなってたんだ!」と正しく理解していないことに、気付きました。
りゅうじろうさん:今まではニュースを見ても情報を受け取るだけだったのですが、背景の知識を身に付けることで、ニュースを見て自分なりの考えを持つようになりました。
たかひろさん:世間知らずって友達から思われていたかもしれないのですが、N検を受検してニュースの知識が付いたのでよかったなと思います。
司会:みなさん、ニュースに関心を持つようになったり、ニュースへの関わり方がより深くなっていったようですが、勉強した中で一番気になったニュースはありますか?
たかひろさん:僕は、待機児童の問題に関心を持ちました。問題になっているのは知っていましたが、保育士の待遇が悪いこと等についてよく分かっていなかったので、問題の核心や少子化への影響が見えるようになりました。
りゅうじろうさん:僕は、天皇の生前退位の問題が気になりました。テキストでは特例法をつくるか常に法律を作るか、どちらかという記載があったのでその後の動きにも目を向けていました。
ゆうりさん:大学の授業等でも関心をもって聞いていたこともあり、憲法問題に注目していました。また、東日本大震災における震災関連問題の現状について、テキストに載っていることだけではなく、さらに深く知りたくなったので自分で詳しく調べたりしました。
るりなさん:私はデザイナーベビー等のいのちに関わる話題に注目しました。これからクローン人間といった映画の中の架空のことだと思っていたことが現実になる予兆があるというのを見て、とても印象的でした。
さえさん:ハンセン病の患者の方が、最近まで隔離された環境で生活していたということをテキストのコラムで知り、関心を持ちました。グローバルなニュースに世間の目が向いている中で、日本国内にもまだこのような問題が残っているということを改めて知る良いきっかけになったと思います。
司会:みなさん、さまざまなニュースを挙げてくれましたね。N検事務局の方に質問ですが、試験問題となるニュースの選び方の特徴はあるのですか?
浅田さん:試験問題では、短期的なニュースはあまり取り上げないようにしています。5年後10年後という中長期的なスパンで、未来にも繋がっていくであろうという話題を中心に出題しています。
淺葉さん:私から質問で、みなさんニュースへの意識が変わったということですが、N検を受けてみて、これから社会人になるにあたって進路を考えるきっかけになったり、何か考えが変わったことはありますか?
たかひろさん:日本の財政状況が危なく、社会保障費の工面や増税問題について、今までは増税反対等の個人的な視点から選挙で投票していたのですが、N検でニュースの知識を付けることで日本全体の利益を考えて投票しようと思うようになりました。
りゅうじろうさん:日本の少子高齢化の課題等のデータをみて、今後就職する上で、慎重に業界を選ばなければいけないと感じました。
司会:確かに、しっかりデータを勉強することで今後衰退していく業界もわかりますよね。
ゆうりさん:私は就職活動をしており金融業界を目指しているのですが、例えば東日本大震災時のお金事情について気になって深堀しました。
るりなさん:私は3級を受けた妹に高校生の間に準2級を受検してみることや、もちろん年度によって出題される問題が違うので、年数が経ったらもう一度挑戦してみたらと薦めました。
さえさん:勉強する楽しさが味わえたかなと思います。これまでは学校の定期試験や大学入試など、やらなければいけないからやる勉強が多かったのですが、今回のN検は自主的に勉強してかつ努力に見合った結果が返ってくるという点にすごく達成感がありました。
司会:みなさん、N検を受けてそれぞれの変化がありましたね!事務局のお2人は、2級を受けてみてどうでしたか?
浅田さん:4年位前に受検したのですが、社会人になって時事問題に精通していないと会話についていけなく、新聞等で日ごろから勉強しており2級に合格することができました。
淺葉さん:大学4年の時に受検したのですが、N検の受検で勉強したことの中でその後の将来に結びつかないことは1つもないと思います。学校で学んだことが実際の社会でどのように役に立つのか疑問に感じている中高生もいるかと思いますが、N検を受検することで、学校で学んだ知識が世の中でどう生かすことができるのかということを知ることができます。
司会:お2人にとってもN検は社会人になっても十分に生かされているのですね。さて、学生のみなさんはどういう人にN検をおススメしたいですか?
たかひろさん:僕は、普段ニュースを見ない人におススメしたいです!自分がそうだったというのもあるのですが、やっぱりN検を受検してニュースに関心を持つようなると思います。
りゅうじろうさん:僕は、ぜひ中高生に受けてもらいたいです!学校で勉強する政治・経済は硬い内容だと思うのですが、N検のテキストは読みやすく、初めて学習する人にもわかりやすく説明してあります。
ゆうりさん:私は、就活生になってから受検するのでは遅いかなと思います。試験では幅広い分野の知識が問われるので、将来の選択肢を探すような段階で受検した方が、より就活においての進路選択に役に立つのかなと思います。
るりなさん:面接がある大学入試では、ニュースのことについて聞かれる場合があるので、入試で面接が必要な高校生におススメです。
さえさん:選挙権も18歳に下げられて、若い人もより政治・経済に興味を持つことが今後の日本にとって必要なことだと思います。中・高・大学生といったニュースとの接点が少なく、どう選挙に向き合えばいいのか分からない人に受検してもらいたいです。
司会:これからN検を受検しようと思っている人のために、勉強のポイントを教えてください!
さえさん:私は最初にテキストを読んで、軽く知識を頭に入れた状態で問題集を解き、できない問題は解説と照らし合わせて3回ぐらい反復して全部解けるようにしました。
るりなさん:似たような単語や難しい語句が多かったので、ノートやメモに違いを書きながら覚えるようにしました。
ゆうりさん:私の場合は、新聞を読むときに自分の興味のある記事を1日1つスクラップして要約していました。そうすることで要約力や要点を抑える力が付きました。N検の勉強という点では少し遠回りですが、要約したニュースは頭の中にしっかり定着すると感じました。
りゅうじろうさん:僕も、テキストをザーッと読んで覚えてから問題集を解くことで、自分で気が付かなかった大事な箇所を発見して、そこを覚え直して勉強しました。あとは、毎日ニュースを見ることを心掛けたり、ニュースアプリをスマートフォンにインストールしました(笑)
たかひろさん:僕もテキストをじっくり読んで、テキストのセクションごとに目標を決めて計画的に勉強しました。僕は計画性があるタイプなので!(笑)
司会:では最後に、N検についてこれだけは伝えたいとこを一言お願いします!
たかひろさん:繰り返しですが、N検を受検するとニュースが分かるようになります!
りゅうじろうさん:テキストを読むだけで楽しいので、ニュースに少しでも興味がある人はテキストを買ってみて読んでください!
ゆうりさん:まず、勉強方法としては問題集→テキスト→新聞がいいと思います。おススメポイントとしては、N検を受検することでニュースが点ではなく線として捉えられるようになります!N検でニュースの基礎の知識を土台として身に付けることで、問題を点として見るだけでなく、身に付けた知識の中で関連付けながら線として捉えられるようになると思います。
るりなさん:テキストがフルカラーでとっても見やすいです!(笑) 大事なところも太字になっていて、ニュースと聞くと距離を置いてしまう人もいるかもしれませんが、気軽に開いて面白いと思えるテキストになっています!
さえさん:私は、以前に比べてより身近なことに興味を持つようになって、世の中を知ることが受検する前より楽しくなりました。やっぱり、分かるって楽しいことなんだなと感じてもらえると思います!
司会:N検について、学生のみなさんからの生の声をたくさん聞くことができました!みなさん、本日はありがとうございました!
いかがでしたか?
これまであまりニュースに関心がなかった学生はもちろんのこと就活中の学生まで、N検を受検することでニュースを通じて世の中が分かることの楽しさを味わえたり、将来について考える材料の一つを見つけたりすることができたようですね。
ニュースに対して苦手意識を持っている人や、将来何をしたいか決まっていない人、就活中の人、ぜひN検で世の中を読み解く時事力を身に付けてみてください!
ニュース時事能力検定(N検)についてもっと詳しく知りたい!
ニュース時事能力検定(N検)を受けてみる!
〜N検受検までの道のり〜
資格ゲッターズのメンバーが、TwitterでN検の勉強報告を行いました。詳しくは、資格ゲッターズTwitter(@License_Getters)でご覧ください。