漢検1級合格への第一歩
こんにちは!R2-3の試験にて漢検1級に177点で合格し、以降受験を続けている漢検1級リピーターのあびです!
これから漢検1級の合格を目指す方へ向けて、必ず知っていてほしい予備知識を1つお教えしたいと思います!
今まで通りの勉強では受からない
もし準1級に合格したばかりで1級も同じような勉強方法で合格を目指そうとしている方がいたら、それは少し危険かもしれません。というのも漢検1級は市販のテキスト&過去問をこなしたところで合格点である160点(8割)には届かないのです。取れて140点(7割)くらいだと思われます。
さらに現在漢検1級は難化傾向にあり、10年前の1級に比べ今の試験はかなり難しいものとなっています。
漢検1級の基本原則
さて、そんな漢検1級に挑戦する前に知っておいて欲しい基本原則があります。それは…
““『漢検漢字辞典』の「大見出し語」が最も重要である”” ということです。
『漢検漢字辞典』は漢検協会が発行している漢字辞書で、「大見出し語」というのはその辞書に大きく載っていて意味までついている見出しの言葉のことです。
確かに現在の漢検1級には大きい国語辞典にしか載っていない言葉や馴染みのない仏教用語などが書き取りに出ることもあります。しかし、それらは「難問」であり「難問」に正解することができなくても合格は可能です!難問対策をする前に「大見出し語」中心の学習を進めることが最優先です。
初学者の方が陥りやすいパターンとして「基礎問題(大見出し語など)」と「難問」の重要度の差がわからず十把一絡げに覚えようとしてしまうことが挙げられます(僕も最初はそうでした)。重要度の差がわからないということは検定に出題されないような難しい言葉も覚えようと頑張るわけですからこの時間は非常にムダであるといえます。
このような事態を防ぐためにもまず覚えようとしている言葉が「大見出し語」かどうかを確認するクセをつけてください。もしその言葉が「大見出し語」でなければ重要度は低いので出題される可能性は低いと考えてOKです。
まず言葉の重要度を知ることが合格への第一歩です!
※ちなみに『漢検漢字辞典』はアプリになっていて持っているととても捗ります!回し者ではないですが書籍と合わせて持っていても便利かな〜と思います。
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職業:
学生
保持資格:
日本漢字能力検定1級
日本語検定1級
漢字文化理解力検定弐段
漢字教育士
取りたい資格:
漢字文化理解力検定三段
カラーコーディネーター