チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(4)
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皆さんこんにちは。通販エキスパート協会事務局です。
今回は前回投稿記事「チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(3)」の続編です。
前回は、通販はいわゆる「古くて新しい=手段は進化したが本質は変わらない」ものの典型という指摘をしましたが、今回は「通販スキルを体系的に身につける」方法と関連付けて少し話を掘り下げて行きたいと思います。
以下は通販ビジネスの特徴と最近良く聞くキーワードを紐付けてみました。
<通販ビジネスの特徴>
○特徴1
実際に商品が手に取れる店舗も、接客してくれる店舗販売員もいないので、文章と写真で購買意欲を喚起するストーリーを展開して売る。
○特徴2
受注した商品をお届けする関係上、必ず顧客が特定できる。そしてその後の購買も全てデータベースに顧客データと紐づけられて蓄積され、そのデータを元にその後のマーケティング施策を展開する
○特徴3
自社顧客リストの中を、収益性や購買特性などが共通するいくつかの固まりに分け(セグメンテーション)、それぞれに最適なコミュニケーションを設計し、実行する
通販では特徴1はカタログやDM、チラシの制作に見られる特徴で、特徴2は古くからデータベースマーケティングと表現されて来た特徴、特徴3はRFMを活用した通販CRMによく見られる特徴です。これら特徴と最近良く聞くキーワードを紐付けてみると、
<近年のキーワードとの関係>
特徴1:物語マーケティング、ファンマーケティング
特徴2:D2C、データドリブンマーケティング
特徴3:One to Oneマーケティング、デジタルマーケティング
といった感じでしょうか。
繰り返しになりますが、通販企業でのキャリアは他の業界で例えば「デジタルマーケティング」や「D2C」の部門への転職でも役立つ普遍性があるということです。
(参照「チャンスに満ちた成長産業「通販業界」でキャリアを築こう!(2)」)
一般社団法人通販エキスパート協会です。
通販エキスパート検定を春~夏と秋~冬の年2回、実施しております。
最近は、通販会社に限らず、多くの企業が「デジタル通販」とも言うべきオンラインでの販売、サービス提供(EC、サブスクリプション、D2Cなど)を行っています。
今後、通販の手法はますます一般化して行きます。すでに通販会社で働く方はもちろん、どのような会社で働こうか考え中の方にもオススメの資格です。
職業:
事務、経理、人事