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骨格診断アドバイザー受験体験談!難易度や勉強方法は?自己診断ブームで人気が急上昇中!

体験レポート

骨格診断アドバイザー受験体験談!難易度や勉強方法は?自己診断ブームで人気が急上昇中!

SNSやファッション雑誌、さらにファッション通販サイトなどでも「骨格診断」という言葉を目にするようになりました。

その骨格診断を学べる検定として人気が高まっているのが「骨格診断アドバイザー」!人気上昇中の資格を表彰した「日本の資格・検定AWARDS2022」の「注目の資格・検定ランキング部門」でも3位にランクインしています。

そこで、今回は3人の大学生が今注目の「骨格診断アドバイザー」の試験にチャレンジ!受験の感想や骨格診断の魅力について、試験を主催する一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会のみなさんと座談会を行いました。

座談会に参加した大学生メンバーのみなさん

畠山さん(3年生) 
「もっとオシャレになりたい!」と思って骨格診断アドバイザーにチャレンジ。

塚本さん(1年生) 
ファッションが好きで、「服選びをもっと楽しみたい」という強い意気込みで骨格診断アドバイザーを受験。

星さん(1年生)
ファッション初心者で、骨格診断アドバイザー受験の目的は「服選びの時短&効率化」。

お話を伺った骨格診断アナリスト協会のみなさん

代表理事 二神弓子さん
イメージコンサルタントとして多くのビジネスパーソンの印象改善を行うほか、企業研修やセミナーも開催。
また、イメージコンサルタント育成スクールを経営する傍ら、多数の大手アパレル・美容ブランドで商品やECサイトコンテンツなどの監修を行う。世界三大ミスコンテストの全てでトレーニング実績あり。

理事 寺尾智子さん
骨格診断の専門家として講習を行うほか、イメージコンサルタントやパーソナルカラーアナリスト、メイクアップアーティストとしても活動。

人気急上昇中の検定「骨格診断アドバイザー」で自分の個性と向き合う

――骨格診断アドバイザーの受験、お疲れ様でした! そもそもみなさんは「骨格診断」をご存知でしたか??


InstagramやTwitter、TikTokなどで話題になっていたので知っていました。


私も雑誌などで骨格診断の特集を読んだり、友人同士での会話でも「私は骨格ナチュラルだからこの服が欲しい」など骨格タイプの話題になったりすることがあったため、基本的な知識は身に付いていたと思います。


私は骨格診断についてあまり知りませんでした。祖母に骨格診断アドバイザーを受験することを話したら、祖母はすでにデパートで診断をしてもらったことがあったそうで、驚きました(笑)

COLUMN:骨格診断では何が分かる?パーソナルカラー診断との違いは? 

骨格診断とは、個人の体形を「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つのタイプに分類する診断です。

診断の基準となるのは筋肉・脂肪の付き方など、それぞれが持って生まれた身体の質感やラインの特徴で、太っているか・痩せているか・年齢・体重などは関係ありません。骨格診断をすることで、体形をきれいに見せる服のデザインや素材を知ることができます。

これに対し、パーソナルカラー診断とは個人が似合う色のタイプを春・夏・秋・冬の4つのタイプに分ける診断です。

こちらはコスメや服、ヘアカラーを選ぶ際の参考にできると女性を中心に人気を集めています。


――骨格診断アドバイザーはどんな目的で作られた検定なのでしょうか?


私たちはもともと、骨格診断を行う専門家の育成を目的に講座や試験を実施している協会です。しかし、骨格診断が世の中に広がっていくとともに、「自分の骨格タイプは分かっているけれど、どんな服を選べばいいか分からない」という方が多くなっていることに気づきました。

そこで、正確な骨格診断はできなくても骨格タイプごとの特徴を捉えて簡易的な診断をしたり、骨格ごとにどんな服・ヘアスタイルを選べばいいかアドバイスをしたりできる人材を育成するべく、スタートしたのが骨格診断アドバイザー検定です。

骨格診断アドバイザーで学ぶ知識は似合う服などのアイテムを選ぶときに活用でき、自分自身にとって有益になることは間違いありません。

その他にもアパレルの接客、美容院でのヘアスタイル提案、スポーツジムでのトレーニングサポートといったさまざまなお仕事で活かしていただけます。

――みなさんが骨格診断アドバイザーの受験を決めたきっかけを教えてください。


自分がおしゃれに見える服が知りたいと思って受験を決めました。自分の骨格タイプなどは以前から調べていたものの、他の骨格タイプについてはあまり知識が無かったため、この機会に勉強してみたいと思ったのもきっかけの1つです。


高校生の頃からファッションに興味があったので、骨格タイプについての知識があれば毎日の服選びがもっと楽しくなるのではないかと思い受験しました。


これまでファッションにはあまり興味がなかったため、服選びを効率化して悩む時間を減らしたいと思い、受験を決めました。

また、私は長い間シンガポールで暮らしていたのですが、そちらは1年中温かくて秋冬向けの服をまだあまり持っていないんです。新しく服を増やしていくときに骨格タイプの知識があったらいいなとも考えていました。

――そういえば、大学では今年から対面授業が増えたのでしょうか?


講義にもよりますが、今年からほぼ対面授業になりました。オンライン授業のときと違って、私服を着る機会も増えています。

――私服を着る機会が増えたことで、骨格タイプの知識はよりニーズが高まりそうですね!徐々にコロナの影響が薄くなっていることも骨格診断の人気を後押ししているのでしょうか?


コロナ禍の影響が薄まって徐々に外出の機会が増えていることも、もちろん骨格診断の人気を後押ししていると思います。しかし、実は「コロナ禍」という状況そのものも骨格診断やパーソナルカラー診断などの自己診断の流行をさらに後押ししたように思います。

これには2つの要因があって、まず1つにオンラインショッピングで服を買う機会が増えたことが挙げられます。

2020年以降は自由に外出することが難しく、実際に服の試着やコスメのタッチアップができない状況も長らく続きましたよね。そういった時期でも、本当に自分に合った服やコスメを「失敗せずに」購入したいというニーズが自己診断ブームを加速させたようです。


もう1つは、コロナ禍で自分を見つめなおす機会が増えたことでしょうか。

ひと昔前までは「オシャレ」というと世の中の女性がこぞって芸能人のファッションを真似たり、流行しているアイテムを着た方が街中に溢れたりと、個性よりも「何を着るか」が重視されていました。

それがだんだんと多様性の時代へと変化し、加えてコロナ禍で自宅に籠る時間が増えたことで「自分の個性とは何か」「自分らしさを保ったまま魅力的に見せるにはどうしたらいいか」を考える方が増えたようです。

骨格診断やパーソナルカラー診断はその方の個性や魅力を引き出すための診断なので、多様性の時代に合った「オシャレ」を叶えるツールとして受け入れられたのだと思います。

骨格診断アドバイザーは楽しみながら学べる!学生が実践した勉強方法も

――みなさんは骨格診断アドバイザーの試験に向けてどんな勉強をしましたか?勉強時間も併せて教えてください!


2週間程の期間で、夜寝る前に1時間テキストを読みました。

普段は寝る前に勉強をするとすぐに眠くなってしまうのですが、骨格診断アドバイザーのテキストは楽しく読み進められました。


私もまずはテキストを読むことから始めました。その後、実際にお店で服の素材や形を見たり、試験直前に全体的な内容をもう一度復習したりと、合計で10時間以上は勉強したと思います。 


テキストを2日間くらい読み込みながら、これまでに骨格診断アドバイザーを受験した方のブログを読んで出題されそうな部分を重点的に対策しました。

また、テキストに知らない素材や柄の名前が出てきたときはインターネットなどで調べながら、スクラップブックにまとめていきました。

――みなさんテキストを中心に勉強を進めたんですね! 


初めて手に取ったときは、検定のテキストというよりもファッションのハウツー本のようでとても驚きました。特に「骨格別OK・NGアイテムリスト」のページは普段の服選びでもとても役立っています。

例えばトップスの襟周りの形でも、骨格タイプごとに◎・○・△・✕の4段階で「似合い度」が示されていて、一目でどんなアイテムが自分に似合うのかが分かるんです!


私は「お悩み&疑問を解決!」のページが気に入っています。

服選びで悩みがちなポイントの解決法や、「着たいけど骨格タイプ的に苦手」というアイテムをどのように克服すればいいかが分かりやすくまとめてあって参考になりました。


テキストが読みやすくて、ファッションの知識があまりない状態でも納得しながら読み進められました。骨格タイプごとのおすすめアイテムや着回し方法が具体的に載っているので、服を買うときやコーディネートをするときに真似できました!

――では反対に、勉強していて特に難しかった点は?


私はパーソナルカラーを覚えたり、見分けたりするのが一番難しかったように思います。

ブルーベース(ブルー系の色)同士の夏タイプと冬タイプ、明るい色同士の春タイプと夏タイプなど、微妙な違いで分類が変わってしまうので、何度も見て覚えるようにしました。

――ちなみに、骨格診断アドバイザーの試験でパーソナルカラーについても問われるのはなぜですか?


テキストで骨格タイプとパーソナルカラーの両方を解説しているのは、似合うファッション・ヘアスタイル・メイクを一括して学んでいただきたいという想いがあるためです。

服や髪型を決める際に最も似合うスタイルを選ぶには、服の形・素材やヘアカット・パーマの方法といった「フォルム」を決める骨格タイプの知識と、似合う服の色やヘアカラーといったパーソナルカラーの知識の両方が求められます。もちろんメイクでも、似合う色を理解していればスタイルの完成度がより高まるはずです。

――その人の魅力を引き出すために、骨格診断とパーソナルカラー診断は切っても切れない関係性なんですね!塚本さんと星さんはどんなところが難しかったですか?


私は自分以外の骨格について、特徴や似合う素材を覚えるのに苦戦しました。自分の骨格タイプは「自分ごと」として理解しやすかったのですが、他の骨格タイプは自分と骨格タイプが違いそうな友人を見て想像してみたり、一緒に服選びをしたりして理解を深めました。


もともとファッションの知識があまり多くなかったこともあり、生地の素材の名前を覚えるのに苦労しました。また、今までなんとなく見ていた柄にも名前が付いていると知って興味深かったです!

骨格診断アドバイザーは毎日の生活や特別なイベントでも活用度抜群!

――骨格診断アドバイザーで学んだ知識が早速役立ったエピソードはありますか?


新しくトップスを購入する際に、自分の骨格タイプに合わせて首回りが開いているものを探したり、パーソナルカラーに合った色を選ぶことができました。

友達の服選びにもアドバイスできたり、毎日のコーディネートを組みやすくなったりと、ファッションがさらに楽しくなりました!


これまでは、「ふんわりとしたかわいいテイストの服を着たい」と思っても、薄い生地の服が似合わずにがっかりすることが多かったんです。

今回の勉強を通して自分が骨格ナチュラルだと分かり、かわいいテイストのデザインでも比較的ゆったりとした天然素材のアイテムを選ぶことで、違和感なく着れることに気づけました。

また、骨格タイプに合わせてドルマンスリーブの綿の長袖Tシャツを購入したので実際に着るのが楽しみです!


柔らかい素材の白いワイシャツを持っているのですが、着るとなんだか馴染まなくて「自分に白は似合わないんだ」と決めつけてしまっていました。

今回骨格診断アドバイザーの勉強をしたことで、似合わない原因が柔らかい素材のせいだと分かり、服選びの視点が大きく変わったような気がします!

また、同じ白でもパーソナルカラーによって似合う白・似合わない白があることを学べたので、これからは白いアイテムにもチャレンジしてみたくなりました。

――骨格診断アドバイザーの受験者には、やはり女性が多いのでしょうか?


そうですね。骨格診断アドバイザーの試験は基本的に女性向けの内容となっていますので、女性の受験者さんが多いです。男性で受験されている方は美容師やコスメ業界で働く方、ジムのトレーナーをされている方が多数を占めています。

男性の骨格タイプも女性と同様、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分けられて、近年ではスーツを購入する際に骨格診断を受けたり、服選びにパーソナルカラーを活かす方も増えているようです。

協会では男性向けに骨格診断とパーソナルカラーのノウハウをまとめた書籍も発行していて、簡易的な診断方法や骨格別のスーツスタイル・カジュアルスタイルの着こなし方、さらに「お店で服を買うのが苦手」という方向けに店員さんとの接し方なども解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

――協会のみなさまが特に骨格診断アドバイザーをおススメするとしたらどんな方でしょうか?


骨格診断アドバイザーはあらゆる年齢層の方にとって活用度の高い検定だと思います。

その中で特におススメするとしたら、成人式や結婚式などを控えた若い世代の方でしょうか。着物やドレスといった衣装の出費を伴うイベントは比較的若い頃に集中しているので、勉強を始めるのが早ければ早いほどその後に知識を活かすシーンが多いはずです。


私も成人式の着物選びでパーソナルカラーの知識を活かすことができました!

――すごく良いタイミングで骨格診断アドバイザーの勉強ができたんですね!


私は「ファッションの幅を広げたい」と考える方にぜひ骨格診断アドバイザーを受験していただきたいです。

SNSなどでは、骨格タイプに似合うテイストやアイテムの情報だけが独り歩きしてしまっている場合があり、「ふんわりしたトップスを着たいけど骨格ナチュラルだから似合わない」と嫌厭してしまう方も少なくありません。

しかし塚本さんが話してくれたように、骨格ナチュラルに似合う素材でふんわりと可愛らしいアイテムを選ぶことは可能ですし、テキスト内では苦手なアイテムをどのように上手く着こなすかを紹介している項目もあります。

また、「骨格タイプやパーソナルカラーを知ってしまうと、診断結果に縛られて服やコスメを選ぶ楽しみがなくなってしまいそう」という印象を持つ方もいらっしゃるようですが、実際はその真逆です。
ポイントさえ押さえれば「着てみたい服」を「似合う服」にできる点、思いもよらなかったアイテムが自分に似合うと気付ける点が骨格診断の魅力だと思います。

――骨格診断の知識を活かせば、その人の新しい魅力を発見できるんですね!では最後に、学生のみなさまから骨格診断アドバイザーに興味を持っている方に向けて一言お願いします!


私は骨格診断アドバイザーの勉強でファッションをもっと楽しめるようになりました。その日の服選びが上手くいくと、なんだか1日を気分よく過ごせる気がします(笑)

また、身だしなみはどんな場面においてもその人の印象を左右するので、自分を魅力的に見せる服を選ぶことができれば周囲の人から好印象を得られるようになると思います。楽しく勉強できて、なおかつ実用的な検定なのでぜひチャレンジしてみてください!


骨格診断アドバイザーの勉強をしていると友人に話したら、「私の骨格タイプも見て!」「今度一緒に服を買いに行こう!」とかなり盛り上がりました(笑)私としても、友人の骨格タイプが何なのか考えたり、似合う服を一緒に探したりすることで試験に向けて理解を深められたと思います。

骨格診断アドバイザーに興味を持った方にも、ぜひ楽しみながら勉強していただきたいです!


はじめは「服選びに迷いたくない」という気持ちで勉強を始めたのですが、自分の骨格タイプが分かったり、ファッションの知識が身に付いたことで少しずつ服選びへの自信が付いてきました。

ファッションに興味がある方はもちろんですが、まだファッションの知識がない方やコーディネートを上達させたい方にもぜひ受験してみてもらいたいです!

座談会開催日:2022年11月17日(木)


いかがでしたか?

骨格診断アドバイザーで学んだ知識は毎日のコーディネートに役立つばかりでなく、人生を楽しくアップデートしてくれる「取得して損なし!」な検定といえそうです。

ファッションをもっと楽しみたい方はもちろん、ファッション初心者の方もぜひ骨格診断アドバイザーの勉強にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

取材協力
・一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会
・早稲田大学公認サークル 資格ゲッターズ
※学生の所属・学年は受験時のものです

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