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秋は乾燥の季節!感染症対策は長芋で【まなびのキッチンから #06】

勉強効率を上げる方法 #まなびのキッチンから

秋は乾燥の季節!感染症対策は長芋で【まなびのキッチンから #06】

連載【まなびのキッチンから】
勉強に励むために、何よりも欠かせないのが健康な心と身体。体調に関する悩みを解消する食材や、脳に効くレシピを国際中医薬膳師で料理家のさとう あいさんのキッチンからお届け。

季節の変わり目。身体のだるさがある場合は夏の疲れを引きずり、「秋バテ」の状態になっている可能性があります。

そんなときこそ注意したいのが風邪などの感染症。

免疫力低下や乾燥はウイルスの入り込みやすい状態を作ってしまいます。

今回は身体のバリアや潤い機能を補う「長芋」をチョイス! 食材の効能と併せて、秋の行楽のお供にもぴったりなレシピをご紹介します。

お話を伺ったのは……

さとう あいさん
宮城県仙台市在住の料理家。
フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、フードコンサルティング事業を行う傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。2024年秋頃、書籍出版予定。公式HP:https://motto-cooking.com

 

夏疲れ後の乾燥が感染症の引き金に

残暑厳しい9月ですが、暦の上ではすでに秋。だんだんと空気が乾燥し始める季節です。

そもそもこの時期は、夏の暑さによる疲れで、免疫力や治癒力が低下している状態。

加えて、乾いた空気が鼻や喉の粘膜を乾燥させることで、さらに感染症にかかりやすく……。

そこでおススメしたいのが、漢方の原料としても使われ、疲労回復や免疫力をアップさせる効能がある長芋です。

さらに長芋は、身体に潤いを与えて、乾燥から身体を守ってくれます。

 

【すぐできレシピ】長芋と鮭の混ぜご飯

長芋は加熱すると、身体のバリア機能を補う効果が高まります。

今回は、長芋を一緒に炊き込み、ホクホクした食感で美味しくいただけるご飯レシピをご紹介。

また、鮭にも身体の疲労回復を促す効果があり、相乗効果で感染症を予防する力がアップします。鮭フレークなら、より手軽に取り入れられますよ!

材料(3-4人前)

・米 2合
・長芋 100g
・鮭フレーク 50g
・大葉 5枚
・塩 小さじ1/2

作り方

1 長芋はヒゲを取り、皮ごと1cm角に切ります。画像1/4⇒2 炊飯器にといだ米を入れ、2合の目盛りに合わせて水を入れます。長芋、塩を入れ炊飯します。画像2/4⇒3 炊きあがったご飯に、鮭フレーク、千切りの大葉を混ぜ合わせたら……画像3/4⇒4 完成です! おむすびにしても◎! 画像4/4

長芋で夏の疲れから身体を回復させて、感染症に対抗するバリア機能をアップさせましょう。

感染症が流行するこれからの季節を元気な身体で乗り越え、勉強のペースを維持してみませんか。

文・写真=さとう あい

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