集中力アップに「消しゴム飛ばし」が効く!【今週の1ポーズ #18】
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連載【今週の1ポーズ】
首&肩コリや腰痛、目の疲れ……、勉強に勤しむ“まなびビト”だからこその辛い症状。ビジネスパーソン向けのウェルネス講座を数々の企業で行う、ヨガ&ストレッチ講師の山下 耀菜さんに、症状を和らげる簡単1ポーズを教えてもらう。
「身体が持つ潜在能力は素晴らしい! 心身一如、身体が変わると自然といろんなことが変わっていきます。難しいポーズは不要。日常に取り入れられる簡単なポーズを継続すれば、身体はよろこんで変化していきます。勉強で、ここぞというときに集中して取り組むために、身体もととのえてみてください」(山下 耀菜さん)。
教えてくれたのは……
ヨガ&ストレッチ講師
山下 耀菜さん
ヨガ歴20年。趣味が高じて講師となり約10年。ビジネスパーソン向けにウェルビーイングのアドバイスを行う。その他、女性の悩みに寄り添うヨガ&ストレッチ講師としても活躍。YouTube:@kanayoga823
脳トレにも最適!
今回は、集中力アップに役立つ意外な方法「消しゴム飛ばし」をご紹介。
消しゴムを「飛ばす&キャッチする」という一連の動作と、消しゴムを追う目の動きは、通常の勉強や仕事時にはない仕草。このようないつもと違う動作を、集中したいタイミングの前に行うことがポイントです。
その後の、集中スイッチがスムーズにオンしやすくなります。
やり方は、真っすぐ立ち、消しゴムや小さなボールなどを片手で投げて、反対側の手でキャッチするだけ。どちらの手で投げてもOK。アレンジは自由です。
30回投げてキャッチする、と決めたら、30、29、28……と逆さまに数えたり、3の倍数の回数のところだけ声に出して数えるなど、ちょっとした工夫をすると、脳トレにもなります。
【ARRANGE!!】
消しゴムやボールを自在に操れるようになってきたら、難易度を上げていきましょう。
写真のように手を後ろにし、頭の上から片手で消しゴムをとして、逆の手でキャッチ。どこに消しゴムが落ちてくるのかを予測してしっかりキャッチします。
普段はやらないような動作を行うと、勉強やデスクワークに戻った際に、スッと静かに集中できる自分に気付くはず。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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撮影=新澤 遥
文=山下 耀菜