試験前の緊張対策に「お腹のパンプアップ&ダウン」が効く!【今週の1ポーズ #11】
勉強効率を上げる方法 #今週の1ポーズ この記事をあとで読む
連載【今週の1ポーズ】
首&肩コリや腰痛、目の疲れ……、勉強に勤しむ“まなびビト”だからこその辛い症状。ビジネスパーソン向けのウェルネス講座を数々の企業で行う、ヨガ&ストレッチ講師の山下 耀菜さんに、症状を和らげる簡単1ポーズを教えてもらう。
「身体が持つ潜在能力は素晴らしい! 心身一如、身体が変わると自然といろんなことが変わっていきます。難しいポーズは不要。日常に取り入れられる簡単なポーズを継続すれば、身体はよろこんで変化していきます。勉強で、ここぞというときに集中して取り組むために、身体もととのえてみてください」(山下 耀菜さん)。
教えてくれたのは……
ヨガ&ストレッチ講師
山下 耀菜さん
ヨガ歴20年。趣味が高じて講師となり約10年。ビジネスパーソン向けにウェルビーイングのアドバイスを行う。その他、女性の悩みに寄り添うヨガ&ストレッチ講師としても活躍。YouTube:@kanayoga823
緊張が和らぐ神ポーズ
試験やテストを目前にすると緊張感や不安感に苛まれる方も少なくないはず。
ドキドキして平常心が保てない……なんて状況にならないために、日頃から勉強とセットで行ってほしいポーズがあります。
寝っ転がり、膝を曲げ、足を肩幅に開いたら、深く息を吸いお腹を大きく膨らませ、吐く息でしっかりお腹を凹ませるだけ。
慣れないうちは、胸ばかりが動いてしまうので、お腹が上下しているか、手を当てながら確認してみましょう。
このポーズはとても簡単ですが、腸を意識的に動かすことができるのです。
"第2の脳”ともいわれる腸は、リラックスしているときに働きます。この性質を逆手にとり、腸を意識的に動かすことで、リラックス状態を生み出すというワケ。
試験会場で緊張が押し寄せてきたら、座った状態で行っても◎。ただ、お腹の動かし方のコツはすぐには掴めないので、日頃から行っておくのが良いでしょう。
「緊張感を和らげたいときは、お腹を動かす」、このことを頭の片隅に置いて、上手に緊張感のコントロールを。
夜寝る前に行うと、スムーズに入眠できるのでおススメです。
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撮影=新澤 遥
文=山下 耀菜