首&肩コリには「首から指先までを使ったストレッチ」が効果的!【今週の1ポーズ #03】
勉強効率を上げる方法 #今週の1ポーズ この記事をあとで読む
連載【今週の1ポーズ】
首&肩コリや腰痛、目の疲れ……、勉強に勤しむ“まなびビト”だからこその辛い症状。ビジネスパーソン向けのウェルネス講座を数々の企業で行う、ヨガ&ストレッチ講師の山下 耀菜さんに、症状を和らげる簡単1ポーズを教えてもらう。
「身体が持つ潜在能力は素晴らしい! 心身一如、身体が変わると自然といろんなことが変わっていきます。難しいポーズは不要。日常に取り入れられる簡単なポーズを継続すれば、身体はよろこんで変化していきます。勉強で、ここぞというときに集中して取り組むために、身体もととのえてみてください」(山下 耀菜さん)。
教えてくれたのは……
ヨガ&ストレッチ講師
山下 耀菜さん
ヨガ歴20年。趣味が高じて講師となり約10年。ビジネスパーソン向けにウェルビーイングのアドバイスを行う。その他、女性の悩みに寄り添うヨガ&ストレッチ講師としても活躍。YouTube:@kanayoga823
ポイントは指先を遠くに伸ばすこと!
「首が痛い……肩が凝って頭痛が……」、そんなとき、首や肩を揉むだけで終わらせていませんか?
実は、揉むよりも、コリ固まった筋肉をストレッチで伸ばすことが大切です。
首&肩と腕&肘の筋肉を連動させて大きく伸ばすことで、ストレッチ効果を高めていきましょう。
まずは写真のように、左手で右のこめかみに触れ、右手を肩の高さまで上げます。そのまま頭を左に倒していくと首の側面が伸びていることを感じられるはず。
慣れてきたら、右手をより遠くに伸ばすことをイメージしてみて。その際に、親指側を遠くにしてみたり、小指側を遠くにしてみたりするなど、伸ばす部位をアレンジしながらストレッチしてみるのもGOOD。
【ARRANGE!!】
次ステップのストレッチをご紹介しましょう。
左手を右側頭部に置き、右手は肩と同じ高さに。そこから、右手を写真の↓のように下ろしながら、目線も左下に移動。
このポーズでは、首のつけ根の筋肉を効果的に伸ばすことができ、血行がスムーズになります。
最後にもうひとつ、前かがみな勉強姿勢で縮こまりがちな首の前側を伸ばすストレッチを。
先述の首の付け根を伸ばすポーズから目線を左斜め上に移動させます。左手は後頭部に当て、頭の重さを支えるように。
このポーズは首に負担が掛かりやすいので、無理をしない範囲で動かしてください。
パソコンやスマホ、ペンなどを使っての勉強で、長時間同じ動きを強いられてしまう首&肩~腕&手。
今回紹介した3ポーズを左右セットで行えば、首の前後左右を気持ち良く伸ばすことができます。気持ち良く呼吸しながらストレッチしてみてくださいね。
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撮影=新澤 遥
文=山下 耀菜