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寝苦しい夏の味方!ひじきで睡眠の質UP【まなびのキッチンから #03】

勉強効率を上げる方法

寝苦しい夏の味方!ひじきで睡眠の質UP【まなびのキッチンから #03】

連載【まなびのキッチンから】
勉強に励むために、何よりも欠かせないのが健康な心と身体。体調に関する悩みを解消する食材や、脳に効くレシピを国際中医薬膳師で料理家のさとう あいさんのキッチンからお届け。

夏の初めは、湿気と暑さで眠りの質が下がりやすい時期。今回はそんなときにおススメの「ひじき」をピックアップ! 効能やレシピをご紹介します。

お話を伺ったのは……

さとう あいさん
宮城県仙台市在住の料理家。
フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、フードコンサルティング事業を行う傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。2024年秋頃、書籍出版予定。公式HP:https://motto-cooking.com

 

いよいよ夏到来!気温上昇で寝苦しい毎日……。

夏の初めは、湿気と暑さによる不調が起こりやすい季節。

寝るときに、足を布団から出したくなったり、冷たい壁に触れたいと感じるときは、身体に熱がこもっているサインです。

湿度が高い季節は、身体に熱がこもりやすく、まだ夏の暑さに慣れないときには不眠の症状が出てしまうことも。

寝付きが悪く、眠りの質が下がっているときにおススメの薬膳の食材は「ひじき」です。

身体にこもった熱を冷ますことで、体内のほてりを改善し、眠りやすくなる効果があります。

 

【すぐできレシピ】ひじきと人参の白和え

白和えの具材をひじきと人参にすることで、手軽に眠りの質を高めるおかずができます。

ひじきは身体の熱を冷ますのと同時に、気持ちを落ち着かせる作用も。

人参や豆腐などの食材を合わせることで、身体を潤し、熱を冷ます効果をアップさせてくれます。

材料(2人前)

・ひじき 5g
・豆腐 150g
・人参 50g
・白味噌 小さじ1
・醤油 小さじ1/2
・白ごま 大さじ1

作り方

1 豆腐は30分ほど水切りします。⇒2 ひじきは水で戻し、人参は千切りにします。⇒3 人参は3分ほど、柔らかめに茹でてざるに取ります。⇒4 材料を全てボウルに入れて混ぜ合わせれば……⇒5 完成です。

身体がほてって眠れないときには、冷たい飲み物よりも熱を冷ます食材を使うのがポイントです。

質の良い睡眠は、学習の定着や日中の集中力を高めてくれます。ひじきを食べて、眠りの質を維持することで、勉強への意欲もUPさせましょう。

文・写真=さとう あい

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