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「ビール大好き!」で果たしてビア検に受かるのか!?DJ Nobbyとれーみが挑んでみた

体験レポート

「ビール大好き!」で果たしてビア検に受かるのか!?DJ Nobbyとれーみが挑んでみた

毎年秋に試験が行われるビールの検定が「日本ビール検定」、通称「ビア検」。

今秋の「ビア検2級」試験に、ビール愛好家のおふたり、ラジオパーソナリティのDJ・Nobbyさんとアーティスト・れーみさんが初挑戦するという噂を聞きつけた。

おふたりに話を伺うと、試験に向けて勉強をすすめているとのこと。果たして、“ビール好き”は試験に活かされるのか? 受験までの道のりをレポ―ト!

お話を伺ったのは……

Nobbyさん(左)
日本音響広告社代表。ラジオのパーソナリティとして2011年よりラジオ番組『DJ Nobby's Tokyo LIVE!!』を担当。経済・金融の知見を活かしてVoicyでも金融コメンテーターとして活躍中。Voicyフォロワーは10万人。ビール大好きのラジオDJ。

れーみさん(右)
シンガーソングライター・キーボード奏者・作曲家。3ピースバンドThree for Flavinにてピアノボーカルを担当。自身の曲を中心に活動する傍ら、日本各地さまざまなアーティストのサポートを含め、 年間150本以上のライブをこなす。


勉強のすすみ具合は?

ーービア検を受験するなら通読必須とされる公式テキスト『知って広がる ビールの世界 日本ビール検定公式テキスト』を手にしたおふたり。勉強は捗っているのでしょうか? 

僕は、7月中旬から週に3回程、ビールを飲みながら公式テキストを読んでますね。「『ビア検』の勉強とは?」って意味でいえば、飲むことも勉強のひとつだと思うので。

ある意味、20歳の頃からずっと実践で勉強してますね。ですが、試験内容はまだ頭に定着してません(笑)。

「足を肩幅に開き腰に手を当て、食道をまっすぐにして飲み込む」という重富流のビールの飲み方を採用。※重富流については後述!

やはり、ビール好きたるもの、「ビア検」に一発合格すべきだろうけれど、同時に、ビールを飲まないと「ビア検」を受ける資格もないだろうと思うワケです。相反することが起きているんですけれど、そのあたり、れーみさんどうですか?

私は、地方公演が多い時期があり、移動中の新幹線で集中して公式テキストを読みました。その後も、週に1回程、数時間読んで通読完了!

ビールの曲を作る程のビール好きで、毎日生ビールを5、6杯は飲むけど、勉強しているときは飲まないですね(笑)

なんと! ちゃんと勉強してるじゃないですか! 

僕も勉強と称して、チェコやベルギー産のものだったり、フルーツフレーバーの味わいなどにも幅を広げてトライしました。

あとは、日本の3大ブランドの代表銘柄を比べて、味の違いが分かるかな?など試して。まあ、分からないんですけどね。

私は、 5つの代表銘柄+発泡酒で飲み比べして、全部当てましたよ(笑)! 


知らなかった! 目から鱗のビールの世界

ーーこれまでのお話から、根っからのビール好きなおふたり、ということが十分伝わってきました(笑)。改めて勉強して感じた、ビールの面白さや意外な点は?

私、ビールは大好きだけど、知識的には超初心者でして……。実は、ヱビスビールがサッポロから出ているのを知らなかったんです(苦笑)。

ですので、公式テキストで、ビールの基本がしっかりと学べて、勉強になりました。

ビールの定義や酒税法について、また昔と今のビールの違いなんかも、面白かったです!

僕は、ビールの種類分けや分類分けに関して、知っているようで全然理解できてなかったんだな、と。例えば、エールとラガーの違いは知っていたけど、エールにもラガーの中にも種類があって、「へーーっ!!」と声が出ちゃうくらいでした。

今年4月に恵比寿ガーデンプレイスにオープンした「YEBISU BREWERY TOKYO」にて、積極的に学習するNobbyさん。飲んでるだけではなく、テーブルには公式テキストが広げてあった、とのこと。

ーー逆に、難しいと感じた点は?

 8割くらいは知らない内容でしたけど、理解できないという点はなかったです。

テキストが分かりやすくて、「それで、どうなの?」と思ったところは後から解説されているので!

公式テキスト『知って広がる ビールの世界 日本ビール検定公式テキスト』(翔泳社/1,848円)。おもしろ豆知識や過去問題が盛り込まれ、読みものとしても充実の内容だ。

ーー勉強を始めて、ビアライフは変わりましたか?

ビール飲むときにラベル見て、勉強した内容と照らし合わせ、「あ、これがそうなんや!」と、納得しながら飲んでますね。

ライブでビールの曲を歌うことが多いので、私は、パフォーマンス中にビールを飲むことが許されている数少ないアーティストのひとり(笑)。

ビールの曲を作るほどビール好きなれーみさん。ライブ中も乾杯!

「ビア検」を受験することも告知してるんで、ファンの方も一丸となって応援してくれてます!

【SPECIAL COLUMN!!】

やはり勉強中はビールが欠かせないよう。⇒ビールの色や泡立ちは必ずチェック!
500以上の資格を取得し、連載「はやしかく」でもお馴染みの林 雄次さんも「ビア検」に挑戦するとのこと。すでに3級は取得しているので、今秋は2級を受験予定! 「ビア検2級」に向けて、勉強した感触を聞いてみた。


「これまでのようにただビールをグビグビ飲むだけでなく、味わいを楽しめるようになったり、気分に合わせてビールを選べるようになりましたね。

ビールの世界は奥深くて、味の違いやルーツの知識があると、あれこれ試したくなる。今、最高潮にビアライフが楽しいです!

クラフトビアバーなど、種類がたくさんあるお店に行く機会がめっきり増えましたね」(林 雄次さん)。


抜き打ちテストで試験前の実力チェック!

さて不意打ちながら、「ビア検2級」の過去問に答えられるか、おふたりを試してみよう!

1問目の問題はコチラ。

「えーーっ!」と言いながら悩むおふたり。正解は指で番号を示してもらおう、せーのっ!

Nobbyさんは②の「強い」を選択。れーみさんは④の「暗い」。

正解は、②の「強い」。Nobbyさん、おめでとう!

そして他にも2問を実施したところ、結果は……

3問中2問正解!

3問とも不正解。がっくり!どうしよう……(泣)。

れーみさん、落ちるんちゃう? 僕はなんとなく覚えてる。れーみ、ファイティン!

Nobbyさんの余裕な態度が気に障ります(笑)。

テキストの両端にある過去問、読んでなかった。やり直さなきゃ!

ビール好きNobbyさんはこんなイベントも主催!

ここまで読みすすめてくださった皆さんには、Nobbyさんの深いビール愛は伝わっているかと思う。そんなNobbyさん、ビール好きが高じて、愉快なビアイベントも手掛けているのだ。

ビアイベントの名は「重富さんと乾杯!ビールと音楽の週末」。“ビールの伝道師”として美味しいビールの注ぎ方を飲食店向けにレクチャーしている“注ぎの名人”重富 寛(ゆたか)さん(中央)とNobbyさん(左)、れーみさん(右)。⇒ビール界のレジェンドの異名を持つ重富さんが注ぐビールの美味さに驚かない人はいないらしい。⇒れーみさんによるピアノ演奏も。会場は大盛り上がり!⇒ステージ上でも、前述した「足を肩幅に開き腰に手を当て、食道をまっすぐにして飲み込む」という重富流のスタイルを取り入れるれーみさん。
ビールと音楽を思う存分愉しめるイベントは、来年も開催予定なので、興味があれば、ぜひチェックを!

ビールの〇〇をスコアで格付け!

「ビア検」受験に向けて、さらに絆が強くなった様子のおふたりに、「ビア検」の勉強して深まったであろう、「ビールへのラブ度♡・知識度・沼った度」にスコアをつけてもらった。

ふたりの仲は特に変わってないんですけどね。

もともと深いですよね(笑)。でもNobbyさんと仲良くなったのもビールがきっかけですもんね。私のビール知識はゼロに近いことが分かったので「知識度」は星1つです……。

ビールを愛してるからこそ、いろいろな方々と繋がってイベントが開催できたりと、楽しい場が増えているので、「ラブ度♡」と「沼った度」はもちろん☆5つで!

ーー最後に、試験に向けての意気込みは?

とにかく、受験日前日は丸1日スケジュールを空けてるので、最後の追い込みをしたいと思います!

受験日前日、れーみを誘い出すことを頑張ろうと思います! どこ行く? 寿司でも行く?

 やめてー!


さて、おふたりの試験は9月中旬。結果はいかに!? 合否の速報レポートをお楽しみに!

文=池田 裕美

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