勉強デスクが常に散らかっている人必携!イケア収納アイテム5選
お役立ち情報 #イケアに聞いたインテリアコーディネート術 この記事をあとで読む
デスク周りにモノが散乱していると、すぐ勉強に取り掛かれないばかりか、必要なモノが見つからない……という事態になりかねません。
そこで、勉強に集中できる環境作りのコツをイケアに教えてもらう今企画の第2回では、片付けが苦手な人でもデスク周りを簡単に整理できる収納グッズにフィーチャー。
全店舗のディスプレイブースを総括する、カントリーインテリアデザインマネージャーの安住佐知子さんがレクチャーしてくれました。
第2回【デスクが常に散らかっている人必携!イケア収納アイテム5選】……今回はこちら!
第3回【イケアが伝授。狭くても自分空間がなくとも、快適勉強空間を作る術】……公開中!
①壁面収納できる穴の開いたボードがゴチャついたデスクを救う!
「片付かない理由のひとつに、モノの収納場所が決まっていないことが挙げられます。
筆記用具ならペン立て、書類や雑誌はマガジンファイルと、それぞれの収納場所を決めておけば、使ったら元に戻すだけで簡単にデスク周りが片付きます」と安住さん。
とはいえ、スマホやタブレット、ケーブルなど、さっと使えるように手元に出しておきたいモノもあるし、細々としたクリップなどの小物はなぜかどんどん増えていってしまいます……。
「そういうときに役立つのが、全面に穴が開いたこちらのボードです。このボードにはさまざまなアクセサリが用意されていて、それらを穴にかけるだけで色々なアイテムを収納できるようになっています」(安住さん。以下同)。
書類やメモを留めておくことができるクリップや、ペン立てに適したホルダー、タブレットも入れられるマガジンホルダーなどのアクセサリがラインアップ。
「収納するモノが多い方は、何枚か並べて壁に貼ると収納力がさらにアップしますし、壁に穴を開けたくない方は、デスクにネジで取り付けられるコネクターもご用意しています」。
壁やデスク横などのデッドスペースを有効活用して、自分にぴったりの収納スペースを構築してみましょう。
②食卓で勉強派は、可動式ワゴンでレスキュー!
自宅での勉強は食卓やリビングテーブルで、という人も多いでしょう。
そんなとき、食事のたびに勉強道具を片付けるのは面倒だからと、テーブルの端っこに積み上げていませんか?
「そういう方は勉強道具専用のワゴンを作るといいでしょう。
食事をするときは、ワゴンに勉強道具をごそっと移動。逆に勉強するときはテーブルにワゴンを持ってくれば、すぐ作業に取りかかれます。
こうすればこまめに整理整頓しなくても、テーブルの上はいつでもきれいな状態を保つことが可能に」。
イケアでは子どもが使える小さなサイズや工具も収納できるような大きなサイズ、豊富なカラーバリエーションがあり、用途やインテリアに合わせて幅広く選べます。
また、こちらのワゴン専用に作られた竹製の天板を組み合わせれば、ちょっとしたモノを置くのに便利です。
「ゴチャついたワゴンを見せたくないという人や、ワゴンを置くスペースがない人は、テーブルの下に収納できる高さのものを選ぶといいですよ」。
③散らかりがちなものは、デスク下を有効活用
スマホ、タブレット、PC、スマートウォッチ……勉強に欠かせない便利なツールですが、同時に増えていく充電ケーブルにイライラしたことはありませんか?
「絡まったケーブルや存在感のある延長コードは勉強の邪魔になるだけでなく、足を引っ掛けてしまう可能性もあり、危険。
収納スペースがないと思っていても、意外とデッドスペースはあるものです。そのひとつがデスクの天板周り。
中でも、ケーブル収納に最適なのはデスク下です」。
こちらはデスク下に取り付けられる延長コードとUSB充電器を組み合わせたもの。延長コードを床やデスク上に置くより、断然スッキリします。
また、デスクに置いたドリンクがこぼれ、大切なPCが水浸しに……なんて経験がある方には、厚さ4.2mmまでの天板にネジで簡単にホールドできるマグホルダーがおススメ。
ドリンクを倒しやすいお子さんのデスクでも活躍するはずです。
④収納力と作業効率をモニタースタンドで爆上げ
安住さんいわく、デスク周りのもうひとつのデッドスペースが、パソコン下だそう。
「最近注目を集めているのが、モニタースタンドです。シンプルな台から引き出しがついたものまでさまざまなバリエーションがありますが、どれもパソコンの下を有効活用できると人気を集めています」。
例えば上の写真のようなモニタースタンドなら、テキストや辞書の該当ページを開いて、下のスペースに差し込んでおけば、調べものをしながら、パソコン作業を進めることができます。
また、ダイニングテーブルで作業をするときに、パソコンの高さが合わずに猫背になりがちという人にもおススメ。
「勉強が終わったら、ノートやタブレットを下の段に。“隠す収納”で、デスクが楽に片付きますよ」。
⑤行き場のないモノたちは、一時避難棚に!
メモやプリント、資料など、使うか使わないか分からないけれど、一定期間だけ取っておきたい……、こういったモノこそ実は、一番収納に困る存在といえます。
「こちらのデスク下に入る引き出しは私も実際に使っているのですが、相当な優れモノです。
私は花粉症で、デスクワーク中もティッシュペーパーが手放せないのですが、この引き出しならボックスティッシュがすっぽりと納まります。A4サイズの紙がピタリと入るサイズ感も◎。
そして一番下の段を“なんでもボックス”にして、それこそなんでも入れてしまいます(笑)」。
後で見ようと思ったダイレクトメールやお知らせのプリントは、とりあえずこの“なんでもボックス”に入れておけば、「どこに置いたかな?」と探す手間までも省けそうですね。
「そして何カ月かに1度は“なんでもボックス”を見直してみる。賞味期限が切れたものは捨てて、まだ使いそうなものは残しておけばいいんです」。
迷ったものは一番下の段に。これで名もなきペーパーがあちこちに散らばることもありません。
収納場所がないと思っていても、まだまだデスク周りにはデッドスペースがあることが分かりました。
今回紹介した便利グッズを上手に活用すれば、片付けのストレスから解放されること間違いなしです。
次回は、限られた空間でもプライベートスペースを確保できるアイデアをお届けします。
【問い合わせ先】
イケア・ジャパン カスタマーサポートセンター
0570-01-3900
https://www.IKEA.jp
取材・文=林田順子
撮影=佐藤ゆたか