湯島天満宮(東京・文京区)「学問のみち」で開運散歩はいかが?【まなびビトに聞いたおススメ神社 #03】
勉強効率を上げる方法 #合格エピソード #おススメ神社 この記事をあとで読む

平成7年に造営された総檜造りの社殿。
合格運や勉強運を高めるのにおススメな神社は? 「日本の資格・検定」読者やメルマガ会員へアンケートを行った。そのなかから、ご利益期待大な神社をピックアップ! 合格エピソードなども参考に。
江戸の学者や文人も訪れた天神様で勉学の成就を願う
東京都の文京区に位置する「湯島天満宮」は、文学・詩歌・書道・芸能の神様として親しまれる菅原 道真公を祀り、関東を代表する学業成就のスポットとして知られている。
その起源は、古墳時代458年(雄略天皇の治世)にまで遡り、菅原 道真公を御祭神に奉祀した1355(文和4、正平10)年からは学問の神として知られるように。江戸時代には林 道春や松永 尺五といった江戸を代表する学者・文人などからも厚い信仰を集めたという。
江戸の頃の隆盛を伝える奇縁氷人石。現在は本殿前右手の絵馬掛けに移動。
境内にある奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)は江戸時代から伝わるもので、迷子の子どもを知らせる紙を貼る“迷子しらせ石標”の名残だそう。このことからも、江戸の頃からこの場所が多くの人で賑わっていたことが伺える。
参拝者からは、都内ならではのアクセスの良さに言及する声も多数挙がった。
豆知識~東京都指定有形文化財の表鳥居~
横木が二重になっている神明鳥居という様式で、地面からの高さは約4m。
表鳥居は寛文7(1667)年に建てられた銅製で、鋳造の鳥居としては歴史が古く、建造物しての出来も良いことから、昭和45(1970)年に東京都指定有形文化財に指定された。
梅を描いた切り絵の御朱印でご利益アップ
細やかな意匠が美しい特別御朱印。
湯島天満宮では通常の御朱印とは別に、初穂料1,000円で特別御朱印を授与してもらえる。
切り絵でできたコチラは、優しいピンク色の紙に社殿や梅を描いた華やかなデザインで、一般的な御朱印よりも大きい、見開きのA5サイズが特徴。
◆「初めてお守りを買った年に仕事で昇進して以来、お守りは毎年ここで、と決めています」(40代女性)
◆「特別御朱印は持っているだけで心強い気分に」(30代男性)
と、実際にお守りや御朱印からパワーをもらうと感じる人も多いよう。
梅にゆかりのある天神様の参拝記念として1つ持っておけば、資格試験や受験など人生の勝負どきにパワーを発揮してくれるかもしれない。
絵馬堂と満開の梅園。
また、梅園では毎年2月上旬~3月上旬に梅まつりを開催。寒紅梅、思いのまま、白加賀、月影など多彩な種類の約300本が咲き誇り、境内はいっそう賑わいをみせる。
参拝にはぜひご利益の上がる“学問のみち”を通って
湯島天満宮から仲御徒町駅方面を眺めた「学問のみち」。
東京メトロ・仲御徒町駅から湯島天満宮を結ぶ約700メートルの通りを「学問のみち」といい、ここを通って参拝に訪れるとさらにご利益が上がるとか。
通り沿いを含めた周辺エリアには有名な和菓子店や洋食店、喫茶店などさまざまな店が立ち並び、思わず参拝ついでにふらりと立ち寄りたくなること間違いなし。
JR御徒町駅前の「おかちまちパンダ広場」には、「学問のみち」オリジナルマスコットキャラクターである「開運パンダ」の鉄像が! 「合格できますように」という願いを込めて、パンダの額をなでると合格祈願のご利益があるとされ、人気スポットとなっている。
受験シーズンには、「学問のみち」でさまざまなイベントが開催されるので、要チェック!
DATA
湯島天満宮
東京都文京区湯島3-30-1
参拝時間:6:00~20:00
https://www.yushimatenjin.or.jp/
●調査概要
調査期間:2024年2月1日~2月29日
回答数:611
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