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子どもにおススメの資格・検定12選を目的別にピックアップ!

資格・検定まとめ

子どもにおススメの資格・検定12選を目的別にピックアップ!

ここ10年ほどで、英語、国語、数学、理科、社会に関するものを中心に小学生以下の子どもたちの資格・検定受験が目立つようになってきました。

特に、昨今ではコロナ禍で休校が続いたことを受け、学習進度の把握や自主学習の目安として、資格・検定の受験を活用している家庭も多いようです。
今回は「日本の資格・検定」編集部が小学生以下の子どもたちにおススメの資格・検定をピックアップ!目的に合わせてご紹介しています。

INDEX
定番の資格・検定を受けるなら
コラム:子ども向け試験にも広がるCBT・IBT
大注目!子ども向けのプログラミングを学ぶなら!
子どもの力を伸ばすなら!
家族で楽しく資格・検定にチャレンジするなら

 

定番の資格・検定を受けるなら

1. 実用英語技能検定(英検)

検定の定番である英検は、英語を学ぶ大人からも大人気。2020年に小学校でも英語が必修となったことで、小学生やさらに小さな子どもを持つ保護者の方から注目が集まっています。

2021年の調査では、小学生の4人に1人が英検3級以上を取得しているとのデータ※もあり、小学生以下での英検受験は年々浸透してきているといえるでしょう。
【小学英語も二極化! 】英検なしは6割に対し約1/4は英検3級以上取得済み!(首都圏調べ)/株式会社児童英語研究所

また、「英検はまだ難しすぎるかも」などの不安がある場合には、英検Jr.の受験も選択肢の1つとなり得ます。

英検Jr.は小学生の英語レベルを想定した試験で、子どもたちが受験しやすいように問題や試験の方法について工夫が凝らされており、初めて検定を受ける場合におススメです。

【受験料】
英検:3,900円~11,800円 
英検Jr.:2,300円~2,700円 ※各個人受験

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2. 日本漢字能力検定 (漢検)

入試はもちろん、テレビのクイズ番組などでもお馴染みの漢検。

クイズ番組で取り上げられる際には難易度の高い問題が多く出題されていますが、漢検の中でも5~10級は小学生向けのレベル設定となっています。

家族受検も人気があり、家族でゲームをするような感覚で得点を競ったり、合格を目指したりすることが可能です。

家族受検の申請を行えば、合格証書のほかに「家族合格表彰状」を受け取ることができます。

【受検料】2,500円~6,000円 ※個人受検

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3. 実用数学技能検定(数学検定〈数検〉・算数検定)

子どもたちの数字・算数の力を伸ばしたいならば数検がおススメです。

数検の11級から6級は、小学生向けの「算数検定(9~11級は団体受験のみ実施)」となっているほか、幼児向けに「かず・かたち検定」も実施しているなど、子ども向けの試験がバリエーション豊富で、レベルや年齢に合わせて受検することができます。

子どもの理数系離れが深刻化する中、合格で数字や算数への苦手意識を克服できるという点でも効果的な検定の1つでしょう。

【受検料】
数学検定・算数検定:3,200円~8,500円
かず・かたち検定:2,700円 ※各個人受検

コラム:子ども向け試験にも広がるCBT・IBT

英検や漢検をはじめとして、近年資格・検定の世界ではCBT・IBTの試験方式が広がりを見せています。

CBT(コンピュータ・ベースド・テスト)とは、各地域にあるテストセンターに足を運び、コンピュータを使って受ける試験のこと、IBT(インターネット・ベースド・テスト)とはインターネット上で受ける試験のことを指します。

これらの試験方式はコロナ禍の試験における感染対策としても有効なため、子どもたちが資格・検定を受験する際にもおススメです。

CBT・IBTについてさらに詳しい情報はこちら

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子ども向けのプログラミングを学ぶなら!

4. ジュニア・プログラミング検定

ジュニア・プログラミング検定は、ビジネスパーソン向けの資格・検定事業を展開するサーティファイによって、2020年度のプログラミング教育必修化に先立ち創設された小・中学生向けの試験です。

試験では単にプログラミングの知識を問うのではなく、実際にScratch※を使用してゲームやアニメーションなどの作品を完成させます。
※Scratchは、米・マサチューセッツ工科大学で開発された初心者向けのプログラミング言語。画面に表示される「ブロック」をつなげるだけでプログラミングをすることができます。

また完成後には、課題作品に自身のアレンジを加えた上で、その内容を説明する「アレンジ問題」が出題され、発想力や自身のアイデアを言語化するスキルも評価の対象となります。

【受験料】2,400円~3,000円

5. 日商プログラミング検定

日商プログラミング検定は日本商工会議所主催の検定で、小学生から実際にプログラミング業務を行っている大人まで幅広い層が受験対象となっています。

その中でも、初学者向けの内容が問われているのが「ENTRY」級。小学生以下の合格者も輩出しており、主にScratchでのプログラミングについて基礎知識や学び方が身に付いているかを択一式の試験で確認します。

【受験料】3,300円~6,600円

子どもの力を伸ばすなら!

6. 珠算能力検定試験

日本珠算連盟と日本商工会議所が共同で主催している珠算能力検定試験は歴史が古く、長年幅広い層から人気の検定です。

特に昨今は、大人の脳トレとしてそろばん人気が高まっているほか、子どもたちにとっても集中力、観察力、ひらめき力、記憶力、情報処理力などが育つとして人気の習い事に返り咲いています。

珠算能力検定試験は全国各地で試験が実施される上、受験料も手ごろでチャレンジしやすい点も魅力です。

【受験料】910円~2,340円

7. 日本語検定(語検)

語検では、漢字、表記、敬語、言葉の意味、語彙、文法の6つの視点から日本語力を身に付けることができます。

毎日使う日本語でも、子どものころから正しい使い方を身に付ければ、他の教科を学ぶ基礎力となるほか、コミュニケーション力や自己表現力の向上も期待できるでしょう。

5級~7級は小学生向けの試験となっており、漢字の画数や日常生活で使う言い回しなどが中心に出題されます。

【受検料】1,800円~6,300円

8. ニュース時事能力検定 (N検)

N検はニュースや新聞を読み解くために必要な「時事力」を測る検定です。

問題は検定日の約1カ月前までのニュースが政治、経済、暮らし、社会・環境、国際の5つの分野に分けられて出題されます。

4級・5級は小学生向けの試験となっており、社会科の学習の一環のほか、子どもたちが社会への関心を持つきっかけとしても活用できるでしょう。また、中学入試の時事問題対策としても有効です。

【受検料】2,700円~6,900円

N検の情報はこちらもチェック!

9. 実用理科技能検定(理科検定)

日常生活に役立つ科学的な知識やものの見方を高めるための検定です。

理科検定には「STEP」と「SCORE」の2種類があり、前者は学年ごとに級が割り振られ、合格によって知識を認定する試験です。8級から6級が小学4年生レベルから6年生レベルに対応しています。

一方、後者は小中高で学ぶ内容が一度の試験で出題され、その点数に応じてSTEPで認定している級と同レベルの合格を認定し、獲得した得点によって学力を評価する試験です。中でも「SCORE30」はSTEP8級の下位級とされています。

【受検料】4,000円~7,000円

10. ことわざ検定(こと検)

こと検は、日本の伝統的なことわざや、慣用句、四字熟語について、知識を測るための検定試験で、6級から10級は小学生向けのレベルです。

ことわざを学んで国語や文化についての知識を得られるのはもちろん、欠点や失敗、生活の知恵を分かりやすく喩えたことわざは、子どもたちの内面の教育にも効果的とされています。

7級から10級、4級から6級など、指定された複数の級に合格することで段位を取得することができるほか、他の言語系資格(漢検、英検など)と併せて合格すれば「言語文化マスター」「言語文化スペシャリスト」「言語文化ジュニア・スペシャリスト」として認定されます。

【受験料】2,530円~9,020円

家族で楽しく資格・検定にチャレンジするなら

11. 家庭料理技能検定 (料検)

料検は家庭料理の調理知識と技術を評価する検定です。家で料理を作る方を中心に、飲食関連サービスに就く方や学生など、幅広い層が受験しています。

5級は小学生向けの試験となっており、調理の基礎知識や、食文化、食事のマナー、栄養の知識が問われます。食育の一環としての受験はもちろん、料検で知識を得れば、子どもたちにとって日ごろのお手伝いへのモチベーションアップにもつながるでしょう。

【受験料】2,000円~7,800円 ※個人受験・1次試験

12. 星空宇宙天文検定(星検)

星検は主に宇宙や星空に興味がある方向けの検定です。出題は科学分野のみならず、星座や暦などの生活文化に根ざした内容も含まれます。

中でも4級・5級は星空に興味を持ちはじめた方や基本知識を持つ方向けとなっており、初心者でも無理なくチャレンジすることができるでしょう。

また、小学生以下での合格も十分可能なため、家族で受験をすればキャンプや天体観測がさらに楽しくなるはずです。

【受験料】3,400円~5,900円 ※個人受験


いかがでしたか?

資格・検定の受験は単に知識を得られるだけでなく、子どもの頃に養っておきたい集中力や考える力、学習の習慣なども身に付けることができます。

また、多くの資格・検定は、試験内容を体系的にまとめた公式テキストや問題集を発刊しているため、保護者の方でも子どもたちに教えやすく、コミュニケーションのツールとしても有効です。

ぜひ、子どもたちの学びに資格・検定を活用してみませんか?
※「受験」・「受検」の表記は資格・検定の公式サイトに準じています。

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