勉強の息抜きにマーダーミステリーはいかが? 圧倒的没入感にハマる人が続出!
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いま人気沸騰中の、マーダーミステリーをご存じだろうか。
2019年頃に中国で大ブームとなり、「まるでミステリー映画の登場人物になったかのような没入感を味わえる」と、日本でも話題になっている対話型シュミレーションゲームのこと。
今回は、「これからミステリー」という企業が運営するマーダーミステリーを例に、ゲームの魅力をお伝えしよう。
マーダーミステリーの基本のキとは?
そもそも、「マーダーミステリーとはなんぞや?」という人のために、遊び方の基本から紹介していきたい。
このゲームは前述の通り、実際に集まった複数のプレイヤーが、作品(シナリオ)の登場人物になりきって行う対話型推理ゲーム。プレイ人数は主に4〜9人、ゲームの所要時間はおよそ2.5〜6時間と作品によって異なる。
プレイヤー全員で協力し、事件の解明や目的の達成を目指すのだが、その中には、“犯人”が潜んでおり、それをプレイヤー同士で推理をしながら探し出すというワケ。
プレイヤーはそれぞれ、その作品の登場人物の中から担当するキャラクターを選択。物語が終わるまで、その人物になりきって楽しむ。
それぞれのキャラクターには決められた設定があり、年齢や性別、性格、背景などの基本情報の他、「実はあの人とは恋人関係」といった相関関係が作り込まれていることも多い。
ここで「演じる」ことにハードルを感じる人も多いだろうが、そこはあまり気にする必要はない。キャラクターの立ち位置を理解し、世界観に没入することが重要だ。
“捜査フェーズ”も楽しみの1つ
では、いかに事件の真相に近づいていけばいいのか。ゲーム内に散らばる“証拠”の探し方にはいくつかのパターンがある。
もっとも一般的なマーダーミステリーの捜査方法ではまず、真相に近づくための情報が書かれたカードをそれぞれ引いて集めていく。その情報をもとに、全体議論をしたり、個別で密談をしたりして、ぼやけた犯人の輪郭を徐々に明確にしていくのがセオリーだ。
必要であれば“嘘”をつくこともできるが、設定に矛盾が生じるようなものには要注意。作品の世界観を壊さないように考えて行動することが、ゲームを楽しむポイントとなる。
情報をひと通り集めたら、それぞれが推理発表を行い、怪しい人物へ投票。票の行方によって物語の結末が変わるのも、マーダーミステリーの魅力だ。
「無事に犯人を特定できたか、それとも上手に逃げ切れたのか」が、明らかになったらゲーム終了となる。終わった後で、「本当はこんな秘密があったんですよ」「あの時のプレイ、上手でしたね」などと、プレイヤー同士で語り合うのも面白いだろう。
ちなみにマーダーミステリーでは、一度プレイしたシナリオを2度と遊ぶことができない。プレイヤー全員が初見の状態でゲームに挑めるのも、マーダーミステリーの面白さに繋がっている。
「別人になりきる面白さを知ってしまった!」との体験者の声
弊サイト「日本の資格・検定」を運営する(株)CBTソリューションズの代表・野口 功司も、これミス中野店にてマーダーミステリーを初体験。
プレイする前は、作品の世界観になじめるのか不安だったとのことだが、一旦ゲームが始まると、割り当てられた役にのめり込み、非日常体験を味わえたよう。
「あれこれ推理したり、駆け引きしたりと脳トレにもなりそう。また機会があればぜひ足を運びたいです」(野口)。
「これからミステリー」が展開するマーダーミステリーは、中野店の他、今年8月にオープンしたばかりの渋谷本店でも楽しめる。
渋谷本店では、270度プロジェクションマッピングを採用し、通常ではなかなか体験できない臨場感を味わえると評判だ。
実店舗までに行くのはちょっと……という人は、オンラインでプレイすることも可能。さらに現在、スマートフォンでも楽しめるアプリも開発中とのこと。コチラの動向にも注目してほしい。
ミステリーの登場人物になりきりながら、事件の真相に頭を巡らせることで、思考回路に刺激を入れる、といった活用法も良さそうだ。
勉強や仕事で疲れた頭のリフレッシュに、ぜひ!
DATA
これミス渋谷本店
東京都渋谷区神山町16-4 ヴィラメトロポリス 4C
営業時間:10:00~翌5:00 ※予約必須
公式予約フォーム:https://fno-mystery.hacomono.jp/reserve/schedule/2/3
公式サイト:https://fno-mystery.co.jp/
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文=外山 壮一