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「グラフィックデザイン認定資格」はどんな資格?級ごとの出題内容や難易度もチェック!

資格・検定特集 #気になるシカク通信

「グラフィックデザイン認定資格」はどんな資格?級ごとの出題内容や難易度もチェック!

連載【気になるシカク通信】
編集部が今気になる資格をピックアップ。記事としてご紹介する連載です。「日本の資格・検定」サイト上で人気の資格から、ちょっとニッチだけど面白い検定まで、幅広くお届けします。

副業としてグラフィックデザイナーをしている人が増えたり、広報や商品開発の面でもグラフィックデザインの知識が求められたりと、注目が集まる「グラフィックデザイン認定資格」。

今回は気になる試験内容から合格率などをまとめてご紹介します!

「グラフィックデザイン認定資格」とは? 

「グラフィックデザイン認定資格」は、グラフィックデザインの技術や知識を証明するための資格です。

資格はグラフィックデザイナーの登竜門となる3級から、世界での活躍を目指すレベルの1級まで用意されており、それぞれのレベルに応じた知識や技能が求められます。

国家資格ではありませんが、就職・転職やフリーランスで仕事をする際などに有利になるでしょう。

そもそもグラフィックデザインはどんなことをする?

グラフィックデザインとは、画像や文字、色を組み合わせることで、情報を分かりやすく伝えるデザインのこと。

もともとはポスターや雑誌広告など、紙媒体の視覚的デザインを指していました。

時代に伴うメディアの変化とともに、WEBやアプリ上のデザインがその領域に含まれることもあります。

資格を主催する「FITIグラフィック研究所」とは?

ファッション産業技術を後世へ伝えることを目的とした「FITI(一般社団法人ファッション産業技術継承協会)」の内部組織です。

「FITI」は、「繊維テキスタイル認定資格」や「衣類品販売認定資格」など、ファッション専門職の技能向上をサポートする資格を多数運営しており、人材育成活動に定評のある組織といえるでしょう。

級ごとの出題内容と合格率は?

「グラフィックデザイン認定資格」は3級からチャレンジする必要があります。

2級の受験には3級の合格が、1級の受験には2級の合格が必須条件です。

3級の出題内容・合格率

3級はデザインの歴史など、知識習得に関することが中心

具体的には、「デザイン思考」「文様史」「デザイン史」「グラフィックデザインにおける用語」など公式テキストの内容をもとに出題されていますが、中でも「文様史」、「デザイン史」が中心の問題構成になっているようです。

試験は60分間のオンライン形式で、50問中、45問以上正解で合格となります。

合格率は70%と比較的合格しやすいため、さまざまな分野のデザイナーにとって、キャリアの基礎構築に役立つ他、企業の広報担当者がデザインの視点から広報戦略を立案する際にも活用できるレベルです。

2級の出題内容・合格率

グラフィックデザインの具体的なテクニックが試験範囲に含まれるのは2級から。

具体的には、「レイアウト」「文字」「配色」「写真とイラスト」「グラフィックデザインとWebデザイン」「グラフィックデザインと動画制作」の分野から出題されます。

2級も60分間のオンライン試験で、50問中45問以上正解で合格に。

合格率は65%と、3級よりも難易度は高めでしょう。

1級の受験方法

1級からは受験の方法ががらりと変わり、自分で制作したグラフィックデザインによる作品を10点提出する形に。

作品は、ポスター、フライヤー、ロゴマーク、書籍カヴァー……など自由ですが、5種類以上の媒体にする必要が。また、それぞれの作品に200〜400文字程度のコンセプト説明を添えて提出します。

「グラフィックデザイン認定資格」の受験料は?

受験料は3級・2級が3,850円、1級が6,490円。

他のデザイン・グラフィック系資格と比べて安価な価格設定も、チャレンジしやすいポイントの1つです。


「グラフィックデザインの知識を効率的に学びたい」、「グラフィックデザイナーを目指したい」という人はぜひ受験してみてはいかがでしょうか?

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