都内屈指のパワースポット、小網神社(東京都・中央区)。強運厄除けエピソードに仰天【まなびビトに聞いたおススメ神社 #06】

【まなびビトに聞いたおススメ神社】
合格運や勉強運を高めるのにおススメな神社は? 「日本の資格・検定」読者やメルマガ会員へアンケートを行った。そのなかから、ご利益期待大な神社をピックアップ! 合格エピソードなども参考に。
奇跡的なエピソードに裏付けされる強運神社
東京都中央区にある小網神社は、1466年(文正元年)に稲荷神社として創建。当時流行していた疫病を鎮めたことから信仰を集めるようになり、現在も全国から数多くの参拝者が訪れる人気の神社だ。
日本橋界隈では唯一現存する戦前の木造建築神社で、社殿と神楽殿は中央区有形文化財に指定されている。
・「仕事で立て続け不運に見舞われたときに参拝したら、事態がみるみる好転しました」(50代男性)
・「都内の強運厄除け神社といえばここ。大きな試験や人生の節目には参拝しており、大事な日に失敗したことがありません」(40代女性)
その強運や厄除けにあやかる声も多数届いたが、都内屈指のパワースポットといわれる所以は、むしろ大正時代からのエピソードにあるよう。
例えば、「関東大震災時、ご神体を抱えた宮司が隅田川に架かる新大橋に避難。橋の上で人々の無事を祈願すると、多くの人が詰め寄ったにもかかわらず、隅田川に架かる橋の中で唯一焼け落ちず、たくさんの命が救われた」「第二次世界大戦中に、小網神社のお守りを持った兵士が全員無事に帰還した」「東京大空襲でも奇跡的に戦火を免れた」と語り継がれており、強運厄除けの神社として信仰を集める背景となっている。
ちなみに、新大橋は前述の出来事をきっかけに、通称「人助け橋(お助け橋)」ともよばれているのだとか。
神様と参拝者を繋ぐ「強運の昇り龍・降り龍」
小網神社について、もう1つ特筆したいのが、社殿に施された多数の精巧な彫刻。
なかでも特に有名なのが、“強運厄除けの龍”として崇められている「昇り龍と降り龍」だ。
神様に願いを届けるとされる「昇り龍」。
利益を降ろすとされる「降り龍」。
拝殿の右側の梁には、天に昇る「昇り龍」の彫刻(写真上)が、左側の梁には天から降りる「降り龍」の彫刻(写真した)が対になっているのが確認できる。
「昇り龍」は参拝者の願いを神様に伝え、「降り龍」が神様からのご加護や徳を参拝者に授ける役割を担う。
・「歴史的価値が高い神社で、訪れると背筋が伸び、ヤル気が出てきます」(30代男性)
・「社殿彫刻が精巧で見事。『昇り龍』と『降り龍』を通してパワーをもらってます」(40代女性)
参拝者からもその貴重さや彫刻の見応えに触れるコメントが集まった。
学業や芸術運アップのご利益も期待大!
境内には、七福神の像が2つ鎮座。
満福寿寺の名と舟に乗った姿から「萬福舟乗弁財天」と崇められている弁財天像。
学業・芸術を司る弁財天像は、小網神社創建の前からこの地で祀られていたそう。銭洗い弁天でもあるので、銭を清めれば金運アップも期待できるかも。
・「足掛け5年取り組んでいた難関資格試験に、小網神社へ参拝後1年で合格しました」(20代男性)
・「こちらで願掛けしたところ、資格試験にギリギリの点数で合格しました」(50代男性)
・「上京して参拝したところ、美大に無事合格。交友関係にも恵まれ、ツキが良くなりました」(20代女性)
ほがらかに笑みを浮かべる福禄寿像。
もう1つの七福神である福禄寿像は、幸福や健康を司る日本橋七福神の一柱。
小網神社も含まれる「日本橋七福神めぐり」は、7つの神社を巡ることで7つの災難が消滅し、7つの福を授かるとされている。巡礼の距離が短く、比較的短時間で参拝できるため、特に年始には多くの人々で賑わう。
強運を呼び込み、学業成就、さらには金運アップまで、さまざまなご利益が期待できる小網神社。何か上手くいかないなと感じたり、気分を変えたいと思ったときに、足を運んでみては?
※記事内の写真は改修工事前のものになります。
DATA
小網神社
東京都中央区日本橋小網町16-23
参拝時間:9:00~17:00
https://koamijinja.or.jp/
●調査概要
調査期間:2024年2月1日~2月29日
回答数:611
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